この度は緊急入院のためしばらく連絡が取りづらくなり、ご迷惑をおかけいたしました。
これまでの流れを簡単に説明しますと、昨年11月下旬からときどき下腹部に痛みを覚えており、趣味であるランニングの度にその痛みで走れないことが続いていたため、仕事が落ちついた4月2日に大腸内視鏡検査を受けました。
その結果、腸閉塞を伴う下行結腸癌の疑いがある腫瘍が認められると診断を受けたため、即日緊急入院することとなりました。
ここでの緊急入院は腸閉塞の症状に対する対応だったようで、その治療と今後の手術のための検査で8日間欠食&点滴生活でした。
4月7日に腸閉塞の治療(ステント留置術)、4月9日にすべての検査を終え、改めて医師より説明を受けました。
大腸癌(下行結腸癌/ステージⅢ)です。
本日(4月12日)一時退院しましたが、5月9日以降に手術の準備ができたところで再入院をすることとなります。
たびたびブログにも書いておりましたが、父は私が高校卒業して数日後の45歳の誕生日直前に大腸癌で亡くなっておりますので、私は45歳が寿命と思ってこれまで真剣に「死」と向き合って生きてきました。
だからこそ二十歳から毎年「初めての経験をする」を実践して、やり残したことは子宝に恵まれることがなかったので育児をしたかったくらい。
それ以外は思い出してみてもありません。
なので、全く落ち込んでおりません。
まあまあ元気ですし、体力的にはほとんど変わらないので・・・明日走ってみようかな?
何をするにしても覚悟を決めて全力でやってきたので、これからの「がんサバイバー」としての人生も「初めての経験」として精一杯楽しみたいと思います。
ただこれまで一馬力でお仕事をしてきたこともあり、ご迷惑をおかけする部分もあるかと思います。
仕事をしないでいけるほど蓄えがあるわけでもないので、入院費用を捻出するためにもしばらくはお仕事は続けさせていただきます。
そうそう、手術後の退院祝いは絶賛受付中ですので、密にならない程度の人数でお祝いしてください。