天井クレーンの保全記録 -19ページ目

走行ストッパー

お疲れさまです!

天井クレーン修理点検の中野です。

前のブログの続きですが、走行ストッパーのサイズはクレーン等構造規で定められています。


サドル用バッファーと走行ストッパー

構造規格では走行車輪径の1/2以上の高さが必要です。参考までに横行用ストッパーは横行車輪径の1/4以上です。




ただ、この場合はバッファーがかなり高い位置に取り付いている為に走行ストッパー自体高さが高くなっており、バッファーが高い位置に当たるせいか、以前走行ストッパー取り付けボルトが切断した事があります。

サドルの構造上走行車輪の真ん中あたりの高さには取り付けられなかったようで、バッファーを取り付けすベースも少し曲がっていますね。

長い目でみたら、走行ストッパーの高さは走行車輪径の半分以上ぐらいが丁度いい気がします。








走行サドル用バッファー

お疲れさまです!

天井クレーン修理点検の中野です。

先日の月例点検で走行サドルの両端に付いている緩衝材、通称バッファー部分が変形、ゴムは亀裂してます。




走行サドル用バッファー

走行はインバーター制御で1段速、押しボタンを離してもすぐには止まらないため、走行ストッパーにクレーンをぶつけてしまってるみたいです。



ただし、反対側は正常です。何かの拍子っていうか使い方が荒かったかで片側だけが変形したようです。

あまり続くようでしたらせっかくインバーターが付いているので走行ストッパーにあたる3mぐらい前から低速になるように改造したらいいかもしれませんね。

一応、走行サドルの緩衝材取り付けはクレーン等構造規格で定められています。


つづく・・・・・


巻上下の制動量

お疲れ様です!

天井クレーン修理点検の中野です。

年次点検項目の確認をしていたら

制動量のことが書いてありました。

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制動量、つまり、ブレーキの滑り、巻上下速度の1%の距離だったのですね!

初めて知りました。


iPhoneからの投稿

チェーンの点検

お疲れ様です!

天井クレーン修理点検の中野です。

モートルブロックのチェーンの点検基準は、

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と言う事で摩耗率がきまっています。

そこで、こんなゲージあるのはご存知でさか?

日立製のモートルブロックにかぎりますが、お客様に対してかなり説得力ありましすよ。

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iPhoneからの投稿

3日で60台の年次終了?

お疲れさまです!

天井クレーン修理点検の中野です。

前記事でも書きましたが、3日で約60台の天井クレーンの年次点検をやってきました。

荷重試験部隊で3人、点検部隊で3人。

全て、点検台なし、はしご、脚立で点検です。目安は1日20台。

さて、こんな感じで本当に年次点検が済んだといえるのでしょうか?

確かに荷重を吊ってブレーキや動作試験はやってます。

絶縁測定、マグネット接点等確認

チェーンの測定、摩耗状態確認。


この点検の仕方だと、今は動いているが、この先どうなるかの予測がたたない気がします。

予算の都合があるとは思いますが、古い型式のものから順番に、巻上ブレーキのライニングの厚さを確認する必要があると思います。

点検基準ではライニングの摩耗率は10%が目安です。

今のままだと、ある日突然ブレーキが効かなくなります。

そのとき必ず必ず、

点検の時はどうなってたのか?

なんて聞かれますが、その時誰が

そんなのいちいち見てませんよ。時間も予算も無いですから!

なんて言えますかね~!