日曜日。

13:00から、演劇の公演があり、18:00から矢野絢子のライブがある。

そして次の日が月曜日の為、展示が休みである。

今日、展示を見なくてはいけない。

観たいと思っているのは国立科学博物館の「空と宇宙展」。

しかし、新設された渋谷のプラネも観たい。

移動時間を考えて、フリーの時間は10:30~12:00と、15:30~17:00。

こうなると演劇の時間は実に中途半端な事が分かる。

用事を済ませるには短く、かと言ってぼーっとしているにも長すぎる。

とりあえず、行くしかない。


では、どちらに行くか。

ルート的には東京~上野(博物館)~中野(演劇)~(渋谷)~代官山(ライブ)が好ましいと思われたので、まずは博物館から行く事にした。


高速バスは日曜だったので渋滞に捕まることもなく、定刻通りに東京駅に着いてくれた。


ここで、SUICAを購入。

これは今回非常に役立ってくれた。まあ、昔使っていたから便利さは知っていたのだが。

振り返って今回の旅を全てキップ購入していたらと考えると・・・空恐ろしい手間だ。

いや、買っていて良かった。


そうこうしているうちに上野に到着。

上野駅から出てまず、目にしたのは・・・成長著しいスカイツリーだった。

全く意識に無かったが確かに成長していた。

600mという高さはやはり別格なのだなと撮影しつつ思った。


CLOUDNOTE-雲の旋律-



実は上野公園に科学館があるとは、認識していなかった。

美術館ばかりだし、そんな近代的な建物は無いはずと思っていたからだ。


しかし、歩いて行くと、古びた建物の上に古びた天体観測ドームらしき物を茂みの間より発見。こういう所は目ざといのだ。

カラーリングも青緑でいかにもレトロ感満載だったのが目を引いた。

ここは天文台にもなっているのか。それとも御隠居か。



CLOUDNOTE-雲の旋律-


とにかく、進んでいくと「国立科学博物館」入口が見えてきた。
(しかしここは、関係者入口だった)


CLOUDNOTE-雲の旋律-

ああ


東京に行く時は、出来れば最低一か所は新しいスポットを訪れたいと思っているのだが、時間的な制約とか、情報の少なさとかで行けない事があったりする。

そういうスポットが溜まってくると、ある時、一泊してまとめて見て来るのだが、今回も時が満ち、探検の日がやってきたのである。


今回のお目当てスポットは、

・国立科学博物館

・演劇(テアトルBONBON)

・ライブ(晴れたら空に豆まいて)

・秋葉原(カメラ、望遠鏡関連)

・コスモプラネタリウム渋谷

・スカイプラネタリウム(六本木ヒルズ)

以上である。


これは、なかなか大変かもしれない。最初、そう思った。

そしてその予想は全く裏切られる事もなく、その通りになったのである。

迷子、遅刻、ルート変更・・・。

ちょっとばかし残念なエピソード満載ではあるが、せっかくなので、その顛末を。



CLOUDNOTE-雲の旋律-

地球と兄弟星の水星と金星が今観測時期である。
というのは「最大離角」と言って、地球から見て内惑星が太陽から一番離れた角度で見える位置関係の時があり、今回は水星と金星が同じ日に最大離角となるのだ。

元々地球より内側にある二つの星は太陽の方を向かないと見れない為、観測出来る時期が限られている。そして太陽は明るすぎる為、なるべく太陽から離れた方が良く見えるという訳である。金星は地球に近いから明るく良く見えるが水星は太陽により近いのでこういう時でないと見る事が難しいのだ。

もちろん水星と金星、地球の公転周期は違うので最大離角の時期はそれぞれ不定期なのだし、それが同時期に見ごろになるというのは結構珍しい事だと思う。


冬場の星の綺麗な時期である。せっかくなので朝焼けの撮影も兼ねて二つの兄弟星が並んでいる所も収めてやろうと思った。


水星は最大離角と言えどもちょっと目を凝らしてやらないとキラリと光ってくれない。

でも水星と金星の直線上が太陽系のレコード盤と想像すると、地球の丸さとか宇宙の壮大さが気持ち良く感じられた。


ちょうど、さそり座も見えた。

金星の明るい光に獲物と勘違いしたのか、あまりに美しくて追っかけてきてしまったか分からないが、ほぼ真上に頭を向けて地面から上って来ていた。さそり座の心臓で光るアンタレスも嬉々と瞬いていた。


写真でも水星、金星、アンタレス、そしてよく見ると上るさそり座の星達も写っているのが分かる。










CLOUDNOTE-雲の旋律-

夕方は夕方で、西の空の細い月がロマンチックな物語の続きを描き始めていた。

CLOUDNOTE-雲の旋律-