CLOUDNOTE-雲の旋律-

ミーティング当日は予報通り雨。
それでもこれだけのロードスターが集まったのだから、凄いと思う。
これは第一駐車場の俯瞰だ。他に第二、第三もあり、トータルでは1000台にあとわずか及ばない位だった。ちなみに第一だけで600台位停まっている。

雨さえ降っていなければ、色々なロードスターを見て回る楽しみがあったが、流石に今回は見て回る余裕がない。普通に傘を差していてもズボンの膝辺りまで濡れてしまうのだ。それでも何とかカメラを持ち続けた。
こういう時に防滴仕様のカメラだと心強い。若干無理して買った分応えてくれる。

圧倒的に少ない鑑賞台数の中で、一際目立っていたのがこのロードスター。

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ロードスターの後ろにトランクだけのロードスターが牽引されていた。
この牽引トランクは前後が対照のデザインになっていて、前から見ても”後ろ(トランク)”というややこしさ。もちろん前後両方から開ける事が出来る。
最大積載量が少なく、小さくて丸っこいロードスターらしい機転の利いたアイデアだ。
しかもメーカーオプションと言っても過言ではない程の出来栄え。
こんな事をしちゃうプライベーターがいるのだから、頭が下がる。

そしてこんな突拍子もないクルマに会えるのも、karuizawaならでは。

雨は時間が経つにつれ、勢いを増し、気温も13℃まで下がった。
ミーティング終了後、早めに帰路に就いた。
山梨、南部の52号に差しかかると、あと30分程で通行止めとの電光表示が出ていた。
いつもならカフェタイムを取るところをそのまま帰って来たのが幸いした。
降っても前が見えなくなるほどではなく、レインコンディションでもそこそこ楽しめた。
前車の雨に濡れて光るテールライトもなかなか綺麗だった。
終わってみれば、やはり楽しい”お祭り”だった。

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前日からの雨で、路面は完全に濡れていた。
そもそも梅雨前線と台風2号の接近という、史上最悪な組み合わせの天気で
予報は日を追うごとに悪くなっていた。今年の軽井沢ミーティングは(も?)そんな感じで始まった。

軽井沢ミーティングとは何か。
1989年、マツダの特別チャンネルであるユーノスから一台のスポーツカーがリリースされた。それがユーノスロードスターである。
ユーノスロードスターは人馬一体の乗り味と老若男女を問わないスタイリングで爆発的な人気を博し、現在でもマツダロードスターとしてオープンカー単一車種の販売数ではギネス登録されている。

そんなロードスターのオーナーが年に一度軽井沢プリンスホテルスキー場駐車場に集まり、専門ショップやディーラーの開発者などと一緒に楽しむお祭りの様な物が『軽井沢ミーティング』なのである。
しかしなんと全国各地から集まるそのロードスターの数は1000台。
いかに自動車大国の日本と言えど、単一車種でこれだけ集まるのは他にはあるまい。ロードスターオーナーとしてこんな面白いイベントに参加しない手はないのである。

というわけで、俺も静岡のロードスターオーナーと毎年参加しているのである。
しかしココ3回くらいは毎年天候が悪く、そろそろ天気の良い軽井沢になってほしかったのだが・・・。

前日は静岡のオーナーと編隊を組んでドライブがてら軽井沢へ向かう。
しかし、それでも雨と予報された前日は、ほとんど降られずに済んだ。
途中、清里でとんかつ屋『二葉』にて美味なるとんかつを食し、清泉寮でソフトクリームを食すと、次第に霧が立ち込め始めたがさらに北の佐久の方へ走りだすと段々空は明るくなって来て、晴れ間さえ見え始めた。

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さすがに今年はオープンに出来ないか・・・と思っていたが、そこからしばらくの間はオープン走行出来た。
”ピンポイント晴れ男”の面目躍如である。せっかくオープンカーのミーティングに行くのだから一度でもオープンに出来るかどうかというのは気持ち的に大分違うのである。

軽井沢に入るとさすがに天候が悪くなり、ぽつぽつと降り始めた。
今回は『旧三笠ホテル』を観光してから宿へ。旧軽銀座を走るロードスターの隊列に振り向く人々の視線なんかも感じつつ。

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ホテルバーモラル軽井沢に到着。
新緑の色が雨に濡れて一層艶やかに感じる。旧三笠ホテルの森林もそうだったが、雨が降っても軽井沢の雰囲気はやはり素敵であることに変わりはない。

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そして、ここでの夕食はコース料理。
ワインと共に美味なる一品一品に舌鼓を打つ。

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そして、恒例になった部屋で軽く飲みつつ、翌日へ備える・・・。


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ESQUERITA68にやって来た。
浜松の旅のメインディッシュである、ベーグルカフェのライブ会場である。
今回はここで矢野絢子がライブを行う。

チケット受付時、40名限定だった意味が良く分かった。
実に狭い。
最初は通常の営業をしながらだから限定なのかと思っていたけど、
そもそも40名がハコとして限界だったのだ。

実に雑然としたカフェで、オーナーの趣味全開である。
カウンター上にも何やらおいてあり、本来のカウンターとしてのスペースすら浸食されている。そして天井を見れば全て違うライト。
そしてキーボード。

・・・キーボード?
楽器博物館で散々、ピアノについてテンションを上げてきたとの言うのに、キーボード?
何というオチ・・と若干落ち込んだが、気を取り直しおいしいベーグルを食しながらしばらく待つ。

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ムーンライトキャバレー。
今回の矢野絢子は他に二名の女史と一緒にライブツアーを行っていた。
その名がムーンライトキャバレーである。

始まると、まずはキャラクターの様にかわいらしいふくよかなダンサーが現れ、バーレスクダンサー:チェリータイフーンによりいきなり怒涛の渦の中に連れ去られた。キャバレーってこんななんだろうかという軽いショックと共に。

お次は我らがピアノ弾き語り:矢野絢子、声は絶好調である。
ゼンマイ仕掛け、ガールズスピリット、笑顔、出来たての新曲等自由奔放な(女史)魂?を歌い上げる。まっすぐブルースでは会場が一つになる。これはこれからのワンマンでも定番になりそうな感じがした。

最後はオルガン弾き語り:中ムラサトコの登場である。
今回は彼女のファンが結構多い様で、隣の方もそうだったのだが話を聞いてみると、声楽の様であるとか雰囲気にハマるとか果ては言語として聞き取れないとか、実に楽しそうな感想を持たれていて期待していたが、結果は期待通りだった。
まず声自体がすごく綺麗で、それなのに途中で動物の鳴き声っぽいのとか、ボイパっぽい要素が入って来てすごくギャップを感じるのだが、不思議と楽しく、感性の世界に引き込まれる。何より歌っている時の本人の表情がとても楽しげで、見ているとこっちも楽しくなって来るのだ。

アンコールでは3人が協演し、ムーンライトキャバレーの渦は嵐の様に一つとなって会場を大いに沸かせた。定員が少ないからと言って盛り上がらないライブなんて無いと気付いて、むしろ普段とは違った楽しさで元気をもらったのだった。