少し気の早い話ですが、メガスターの大平貴之さん率いる大平技研がまたスペシャルなプラネタリウムを見せてくれます。ご存知の方も多いかと思いますが、以下、少し引用させて下さい。


--以下、引用--
「SPACE BALL」 概要
【 期 間】 2012年12 月15 日(土)~2013 年1 月27 日(日)
【 会 場】 東京国際フォーラム ガラス棟
 地下1 階 ロビーギャラリー
【 定 員】 最大 30 名程度 10 分プログラム完全入替制
【 入場料 】 未定
※イベント開催時には宇宙にまつわる様々なディスプレイ等を
 展開し、会場の雰囲気を盛り上げます。
※他大阪・名古屋・福岡ほか地方会場も順次開催予定
【 主 催】 テレビ東京
【 開 発 ・プロデュース】 大平貴之(大平技研)
【アドバイザー 】 毛利衛(宇宙飛行士)
【協 力】 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、日本経済新聞社
【 特別協力 】 株式会社東京国際フォーラム
【 特別協賛 】 アットホーム株式会社

最先端技術を駆使した
世界初の全球体シアター
直径約10 メートルの球形スクリーン内部に、
ガラスでできたフローティングステージ。

前後左右、上下……
全身が果てなき星空と映像、立体音響に包まれる。

世界でたったひとつ、意識が変化するような
新しい体験が出来るシアターがこの冬(2012年12月)始動する。

開発プロデュースは、ギネス記録も持つ、
プラネタリウムクリエーター大平貴之氏。
世界に誇るMEGASTAR の最新機能と
超高解像度映像がおりなす
圧倒的な宇宙空間へお連れします 。


クリエイターが集結!!
「SPACE BALL」で体験するプログラムは、これまでで最もリアルな世界を突き詰める。
世界最高峰の宇宙データベースを積んだスペースエンジン
「Uniview」開発者の高幣俊之氏、「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH」監督の上坂浩光氏と
大平貴之氏がタッグを組んで、かつてない高クオリティ宇宙作品を制作。
作品には宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力により、
最新の衛星画像、宇宙からの映像を使用。
また、アドバイザーに宇宙飛行士の毛利衛氏を迎え
実際の宇宙体験者ならではのリアルな宇宙の旅を形作ります。
--引用、以上--

全球シアター、つまり、今までは地平線から上の空間しか無かったのが、その下の空間も映し出したということで、見上げるだけでなく宇宙を見下ろす体験も出来るという、画期的なプラネタリウムです。実は大平技研ではエストニアのタルトゥという都市に既に設置されており(ドーム直径9.3m)、いつか是非見てみたいと密かに思っておりました。

全球体型のシアターですと、国立科学博物館にシアター360という球体型のシアターがあります。これは球体の真ん中に橋架かっていて、そこで立ったまま見るというタイプで時間は5分位だったと思います。直径は12.8mなので結構大きいのですが、プラネタリウムではなくシアターなので全てCGです。その時の感想としては全球型の割には迫力に欠けた気がしました。CGの精細感が今ひとつ・・・という感じだったと思います。時間や予算の都合や諸々難しいのでしょう。ただお椀が2つになったというわけにはいかないということだと思います。SPACE BALLではクオリティはそれよりは上がると思うので期待しています。

話を戻して、脇を固める方々がまた素晴らしいですね。特に上坂さんはHAYABUSAを映画として一番最初に作り、プラネタリウムで上映していましたが、後に公開された映画館のはやぶさ映画達なんて比較にならない位の作品でした。まだご覧になっていない方は絶対泣かされるので是非どうぞ。そして毛利さんの声が久しぶりに聞けるというのも嬉しいですね。

最後にちょっと苦言。このプログラム実は10分しかないということで・・・しかも10分の割には、という料金で少し残念ですね(前売りで大人1500円)。短期イベントであり、混雑を見込んでのことでしょうが、プラネタリウムとしてはこんなの有り得ません。救いは移動式ということ。せっかくなので主要都市だけでなく、もっと色んな地方を回って欲しいですね。もう少し良心的な料金で。

とは言え、全球型プラネタリウム、宇宙空間にいる雰囲気が楽しめるといいですね!
なんだかんだ言って楽しみにしています。

CLOUDNAUT-雲の旅人-

ご覧の通り、富士山はだいぶ雪が積もりました。
今年は初冠雪から一度すっぴんに戻りましたが、最近徐々に雪化粧されています。
富士山に雲のメイクさんが何度も押し寄せ、その度に綺麗になっていかれます。

すっかり秋ですね。

CLOUDNAUT-雲の旅人-

静岡県東部にある唯一の天文台『月光天文台』。
いきなり言うのも何ですが、あまり訪れる人がいない、寂しい天文台で
1枚目左側はプラネタリウム館。


CLOUDNAUT-雲の旅人-

プラネタリウム館の左側に本館があります。
古くて、小さいですね。昭和の香りが漂っています。

館内もやはり小さい。2階は望遠鏡ドームの部屋を含めて3部屋しかありません。今の展示テーマは素粒子について、でした。しかし凝った作りのものはあまり無く、多分何もなければ10分くらいで帰っていたかも知れません。
けれど、館内には館長さん?と思われる人がいて、展示を説明してくれたり、話を聞いてくれたりしてあっという間に1時間経過。
その後、プラネタリウムを鑑賞して次は1階にある地学資料室の展示を、やはり解説付きで。なにせお客はひとりなのでじっくり話を聞けます。

なるほど~へえ~といった言葉が何度となく出ます。昼過ぎに来て、帰るのは夕方頃になっていました。でも、それより天文台を出た時に感じた清々しさ。
展示の仕方を凝るのもいい、だけど、1対1でちゃんと話してくれるコミュニケーターがいるという事が展示の隙間をしっかり繋げてくれるので良い時間を過ごせたと思える、それはいい思い出になるんですね。それは科学館の使命を全うしていると思います。

新しい、凝りに凝った綺麗な科学館も大好きですが、失礼ですけど、ある意味ではお客さんが少ないこの天文台のあり方はとても貴重な気がしま。比較的近所にある小さな天文台・・たまにはこんな天文台に行ってみるのも良いのでは





CLOUDNAUT-雲の旅人-

期間は既に終わっていたけど、世界のカレンダーをまとめて展示してありました。見ていると当然ながらその国の雰囲気がよく反映されているんだなと思います。その土地の生活感も感じられるので、海外旅行のお土産に買うのも面白いかも知れません。


CLOUDNAUT-雲の旅人-

「大人の超合金」のはやぶさ。
やはりこういう所はちゃんと取り入れているんですね。プラモデルでなく大人の超合金という所がステキです。
・・見てると欲しくなっちゃうなあ。