
静岡県東部にある唯一の天文台『月光天文台』。
いきなり言うのも何ですが、あまり訪れる人がいない、寂しい天文台です。
1枚目左側はプラネタリウム館。

プラネタリウム館の左側に本館があります。
古くて、小さいですね。昭和の香りが漂っています。
館内もやはり小さい。2階は望遠鏡ドームの部屋を含めて3部屋しかありません。今の展示テーマは素粒子について、でした。しかし凝った作りのものはあまり無く、多分何もなければ10分くらいで帰っていたかも知れません。
けれど、館内には館長さん?と思われる人がいて、展示を説明してくれたり、話を聞いてくれたりしてあっという間に1時間経過。
その後、プラネタリウムを鑑賞して次は1階にある地学資料室の展示を、やはり解説付きで。なにせお客はひとりなのでじっくり話を聞けます。
なるほど~へえ~といった言葉が何度となく出ます。昼過ぎに来て、帰るのは夕方頃になっていました。でも、それより天文台を出た時に感じた清々しさ。
展示の仕方を凝るのもいい、だけど、1対1でちゃんと話してくれるコミュニケーターがいるという事が展示の隙間をしっかり繋げてくれるので良い時間を過ごせたと思える、それはいい思い出になるんですね。それは科学館の使命を全うしていると思います。
新しい、凝りに凝った綺麗な科学館も大好きですが、失礼ですけど、ある意味ではお客さんが少ないこの天文台のあり方はとても貴重な気がします。比較的近所にある小さな天文台・・たまにはこんな天文台に行ってみるのも良いのでは。

期間は既に終わっていたけど、世界のカレンダーをまとめて展示してありました。見ていると当然ながらその国の雰囲気がよく反映されているんだなと思います。その土地の生活感も感じられるので、海外旅行のお土産に買うのも面白いかも知れません。

「大人の超合金」のはやぶさ。
やはりこういう所はちゃんと取り入れているんですね。プラモデルでなく大人の超合金という所がステキです。
・・見てると欲しくなっちゃうなあ。