昨日、お知らせしたように静岡市内のマンションで大量の本の下敷きになって亡くなった女性が、本日、「駿河湾地震(静岡地震)による死者」と判断されました。また「災害死亡者」として認定する見込みです。


亡くなった女性のご冥福をお祈りします。


中日新聞によれば、女性は就寝中に被災したとみられており、女性の体の上には本が高さ1メートルほども覆いかぶさり、顔も見えない状態だったといいます。


女性の部屋は6畳のワンルームで、室内には1000冊以上の本があり、本は平積みにされたり、段ボールやプラスチックケースに入っているものもあったということです。


僕は今回のケースが書籍に埋もれて亡くなった初めてのケースだと思っていましたが、同じく中日新聞によれば、昨年の「岩手宮城内陸地震」で亡くなった仙台市青葉区の男性(当時37歳)も、本の下敷きになって窒息死したケースであったといいます。それでも件数は少ない珍しい事故なのですね。


この男性宅も、部屋の壁際には天井まで本が積み重なっていたといいます。


震災対策として重量のあるものの下に寝ないのは基本ですが、よほど本が好きだったのでしょう。僕も人のことは言えません。なんとなく彼らの気持ちがわからないでもありません。


会社だけでなく自宅においても普段からの危機管理意識が重要なのですね。僕も気をつけます。

時事ドットコムさんの記事を見ていたら、今回の駿河湾地震に関連した記事を見つけました。


11日の午前9時50分ごろ、静岡市駿河区南町のマンションで43歳の女性会社員が大量の本に埋もれた状態で死亡しているのが発見されたそうです。解剖の結果、死因は胸腹部圧迫による窒息死で、死亡推定時間は同日の早朝とわかりました。部屋には大量の本が積み重ねられており、管轄の静岡南署は、駿河湾地震によって本が崩れ落ちたのが原因ではないかと調査中であると書いてあります。


12日に開かれる予定の「災害対策本部会員会議」で、女性が地震によって死亡したのか検討するそうです。


この記事を読んで、評論家であり小説家でもある紀田順一郎さんが書いた探偵小説「古本屋探偵の事件簿」(創元推理文庫 ISBN4-488-40601-7)の中の1偏を思い出しました。古本の山が崩落して人が死んでいく「書鬼」という作品で、とても印象深い作品です。僕の自宅も人のことは言えません。本はもちろん、普通の人にはまるで役に立たないような玩具や楽器などで埋まっているからです(笑)。


ふざけてはいけませんね。人が亡くなっているのです。お亡くなりになった女性のご冥福をお祈りします。

気象庁は、今回の「駿河湾地震」によって地盤が弱くなったと思われる地域に、降雨による土砂災害を注意するように呼びかけています。

気象庁の発表によれば、今回の「駿河湾地震」によって震度6および5強を観測した伊豆市、焼津市、牧之原市、御前崎市、東伊豆町、松崎町、西伊豆町、伊豆の国市、富士宮市、静岡市、袋井市、菊川市では「地震によって地盤が弱くなっている」可能性が高いそうです。

これからの降雨による土砂災害の危険性が通常より高くなることが想定されるので当面は土壌雨量指数基準を通常基準より引き下げた暫定基準を設けて運用するそうです。

言葉だけではよくわかりませんが、冒頭のように地震によって地盤が弱くなっており、特に震度が高かった地域では、降雨があれば土砂災害が起こりやすくなるために、ここでは通常の注意報基準を変更して監視するということですね。




今回の駿河湾沖を震源地とする地震は、将来、発生するであろうと想定されている「東海地震(*)」との関連性が気になるところです。気象庁は今回の駿河湾沖地震の関連性について調査を進めています。

気象庁では「今回の地震が、想定震源域で発生した地震であることから、地震・地殻の観測データの推移を注意深く監視し、想定される東海地震との関連性を調査しています」と述べ、今回、その調査資料第1号を発表しました。といっても資料は専門の方々でないとわからないものです。

今回の発表で震源地の深さが訂正されています。前回は23キロでしたが、今回では「駿河湾の深さ20キロ」となっています。ところが12日午前1時30分時点の気象庁さんの資料では23キロとなっています。どちらが正しいのでしょうか?

気象庁は今回の地震が将来発生が想定されている「東海地震」ではないとしています。その理由として、地震発の構造が、想定される東海地震が「逆断層型」であるのに対し、今回の地震は「横ずれ型」の可能性が高いためだと述べています。

「東海地震」wikipedia参照

東海地震とは駿河湾内に位置する駿河トラフで周期的に発生する海溝型地震のことで、マグニチュードは8クラスと想定されています。関東地震(南関東~静岡県)、東南海地震(中京~南紀)、南海地震(南紀~四国)と連動する(同時期または2~3年後に発生する)こともあります。本来では地震名は発生後に命名されるものなのですが、発生の周期性が確認できる事から、発生前から「東海地震」の名で呼ばれています。

本日の早朝に強い揺れを感じました。駿河湾を震源地とする地震で震源地に近い静岡県の中部や西部、伊豆地方などでは震度6弱を観測しました。気象庁によれば震源の深さは23キロで、マグニチュードは6.5だそうです。

静岡県内では午前8時15分までに静岡、愛知の両県で23名の負傷者が出ています。以下に本日、気象庁が報道に向けて発表した「2009年8月11日午前05時07分ころの駿河湾の地震について」を転載します。


報道発表日
平成21年8月11日

地震の概要と津波注意報の発表状況

発生日時:8月11日05時07分ころ

マグニチュード:6.5(暫定値)

場所および深さ:駿河湾(御前崎の北東約35km付近)、深さ23km(暫定値)

発震機構等:北北東-南南西方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型(暫定)

震度:静岡県伊豆市(いずし)、焼津市(やいずし)、牧之原市(まきのはらし)、御前崎市(おまえざきし)で震度6弱、静岡県東伊豆町(ひがしいずちょう)、松崎町(まつざきちょう)、西伊豆町(にしいずちょう)、伊豆の国市(いずのくにし)など10の市区町村で震度5強を観測したほか、中部地方を中心に、東北地方から四国地方にかけて震度5弱~1を観測しました。

津波注意報:伊豆諸島、静岡県(11日05時10分現在)


津波の観測状況(05時55分現在)
・焼津(第一波:05時13分に引き波0.6m、最大波:05時26分に0.3m)
・御前崎(第一波:05時22分引き波0.3m、最大波:05時46分0.4m)

余震活動の状況
 11日06時30分現在、震度1以上の余震は13回観測されています。(最大震度3)

防災上の留意事項
 津波注意報を発表している沿岸では、十分注意してください。揺れの強かった地域では、降雨や余震活動により、土砂崩れや家屋の倒壊などの危険性が高まっているおそれがありますので、十分注意してください。

緊急地震速報の発表
この地震に対し、地震検知から3.8秒後の05時07分14.9秒に緊急地震速報(警報)を発表しました。
本日の午後8時近く、強い地震がありました。大きな揺れが長く続き、どこかに大きな地震が発生したのだろう? と思いながらテレビに映し出される地震速報の文字を見たら北茨城方面の震度がほぼ4だったので、「一大事だ」と、福島のいわき市に住む親戚に連絡すると「大きな揺れだったが、別になんともない」と言いいます。変だな? と思ってニュースをよく聞いたら東海道南方沖でした(笑)。全く逆の方向が震源地でした。

東京都や僕の住む千葉北部では震度4を観測しました。震源は東海道南方沖で深さは340キロ地震規模はマグニチュード6.9と推定されるそうです。地震の影響でしばらくの間、東北新幹線などが運転を見合わせましたが現在は平常に戻っているようです。

そういえば本日の夕方、北総台地の不気味な空を撮影しながら、神奈川方面の空を見たら(うちは約360度視界があります)北総台地と同じような暗い雲が漂っていて不気味でしたね。

僕は気象にも地震についても素人ですが、大気の不安定さは地震の影響にもよるものではないかと考えています。地震雲というのがありますが、僕は結構信じているので、毎日空を観察しているのです。
クラウド・バスターの安全対策
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今日もいきなり凄い風が吹いた。雷雨が近いのかと思って北総台地を見ましたが暗雲が漂っているだけで落雷の様子がありません。恐怖のあまり鴉が一羽飛び立っただけでした。

クラウド・バスターの安全対策
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そこで葛飾松戸方面の空を見ると、いきなり地上に向かって雷が落ちました。落雷はなかなか撮影できないのですが、偶然1枚だけ写っていました。そのはるか上を1機の飛行機がゆっくりと飛んでいきます。

この後、凄い雨が降りました。

まだまだ天気は不安定なのです。


夕方・・・仕事部屋で窓を開けて机に向かっていると、突然、突風というか一陣の風が吹いた。物凄い勢いの風が窓から吹き込んできた。机の上に広がっていた資料が風でバラバラに吹き飛んだ。

次の瞬間、物凄い勢いの雨が風に運ばれて部屋の中に吹き込んできた。慌てて窓を閉めようとすると「ピカッ」と光るやドッカーン!!!という轟音が鳴り響いた。雷だった。


大きな窓がある居間まで移動して外を見ると、真っ暗な闇の海のあちこちが落雷によってピカピカと光っている。


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暗い街が・・・。

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落雷でピカッと光る。周囲は瞬間的に昼間のように明るくなる。夕方の街は何本もの稲妻で串刺しにされては不気味に光る。いずれもが自宅付近のようだ。すると、最も近くに雷が落ちたようで物凄い稲光とほぼ同時に大きな建物が地震のように揺れる。しかし、落雷はあっという間に遠くへ去っていく。


そういえば何年か前に毎日のように夕方に物凄い雷雨になったことがあった。今年もそうなのだろうか?


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本日の夜明けです。まだ太陽は顔を出しません。鴉が3羽飛んで行きました。北総台地には不気味な雲が幾層にもなって北へ轟々と流れて行きます。今日の関東地方は曇りのようです。気象異常だけでなく地震も多発しており、この先が心配です。

そうそう、地震情報をいち早く知るには「ちず丸ガジェット」 が便利ですよ。デスクトップに置いておくだけで素早く地震情報を知ることができます。