先週末のことです。
自宅を建てて10年目・・・にもかかわらず、引越し後一切開けていない荷物を筆頭に、収納スペースの体積の多くを、使っていない持ち物で占めてられてしまいました。
新たに買い込んだ必需品を収納するスペースがとうとうなくなったのです。
数分考え、思い切って、そんな肥やしたちを捨てることにしました。
分別して収集日に出せばいいのですが、燃えないゴミの回収日は木曜日。
仕事の都合で、木曜の朝に家にいるシチュエーションは、ほとんどありません。
しかし、燃えるゴミも含め、電池類、古新聞やペットボトルなどもたくさんあるので、ゴミ処理場に直接持って行くことにしました。有料ですが、最近は土曜日でも、どんなゴミも受け付けてくれるのです。
以前なら、曜日に関係なくどんなゴミでも持って行ってくれて、古新聞は回収に来てくれて、燃えるゴミは野焼きで対応できたたのに、温暖化対策は庶民には不便なものですな。
他人さまの結婚式の引出物で貰った調理器具。→ 必要な器具は揃ってるし、手に馴染みがないとねぇ。
後で直そうと微妙に壊れた家電品。→ 時間無くて直せないんですよね。
色褪せたジャンバーや、ほつれかけたセーター。→ 着ないな、もう。
そんな理由から、大量のゴミが出ました。
これらを車に乗せていると、隣に住む両親が声をかけてきました。
ゴミ処理場に行く旨を話すと、ついでにと、一抱えほどの袋に詰められたおもちゃを渡されました。
昔、甥っ子が時折遊びに来るたびに、マクドに連れて行きおもちゃ付きのハッピーセットを買い与えていたのだそうで、そのときに持って帰らなかったおもちゃが溜まっていたようなのです。
それにしても、そんなにたくさん・・・(汗)
ついでに捨ててきてくれ、そういうことだったのです。
受け取り、車に乗せると、なにやら音楽がなり始めました。
詳しくは知りませんが、マクドのおもちゃには、電池内蔵で光ったり音が出たりするものがあるようです。
乱雑に袋に入れられた状態だったおもちゃの中に、積んだ衝撃でスイッチが入ったものがあったのでしょう。
しかし、どのおもちゃが鳴っているのか分かりませんので、服のゴミをその上に載せて消音しました。
どうせ、捨てに行くまでの間なので、いいか。そう思っていたら、消えました。電池切れか、そういう設定か、わかりませんが。。。
そんなこんなで、ゴミ処理場に着きました。
入口で、車両重量を測られました。出口でも測定し、その差分が捨てたゴミの重さとして、計量課金されることになります。
道案内に従ってゴミ捨て場に向かい、まずは燃えるゴミの廃棄場所に停車しました。
そこには、5メートル四方に深さ50センチ程度のゴミ捨て場がありました。
ハッチバックを空けると、係員が寄ってきて、適当に投げ入れていいよ、と指示をしてくれました。
と、私の車内のゴミを見ていたその係員、発泡スチロールをみて言いました。
「発泡スチロールは、燃えるゴミとして捨ててください」
「あれ?以前は燃えないゴミではありませんでしたか?」
「ええ、実は変わりましてね、燃えるゴミの中には含まれる生ゴミの水分で焼却炉の温度が下がるため、発泡スチロールを混在させて火力をつけるのですよ」
丁寧に教えてくれましたが、その事実に驚愕です。
で、ちょっとバカなふり(いや、バカですがw)して聞き返しました。
「そうなのっ!?黒煙はっ?CO2はっ?あれだけ騒いでいたダイオキシンはっ!?」
「黒煙は高温で完全燃焼させちゃえば出ないし、CO2は環境に悪いかもしれないけど、埋めたほうがもっと悪いよ。ダイオキシンだって出ない。ありゃウソだ」
仰るとおりです・・・。作業員のおっちゃんは良くわかっていらっしゃる。
発泡スチロールは、石油が材料で、気泡がありますから、火にくべれば勢いよく燃えてくれます。
湿った生ゴミを完全燃焼させるために商用燃料を追加するより、石油由来のゴミを混ぜたほうが、効率的でいいにきまっています。
ここで疑問が湧いてきます。
他のプラスチックゴミは?
プラスチックの原料は石油ですが、塊です。材料的には燃えますが、物が燃える三要因のあと二つ、熱と酸素が行き渡りづらく、不完全燃焼しやすいのです。
また、おもちゃなど、金属と組み合わされいる場合が多く、燃えカスが出来てしまうので、燃料としては適しません。
じゃ、ペットボトルは?
ペットボトルは、国を挙げてのリサイクル運動が行われています。
自治体がペットボトルをリサイクルしていると申請すれば国から補助金がでます。
お金を貰っている以上、燃やしてしまうわけにはいかないのです。
さて、燃えるゴミを捨て終えた私は、次に、燃えないゴミを捨てる場所に向かいました。
「ここに直接捨てていいよ」
そういう係員の指示に従い、捨てる場所を覗いてみて、ちょっとびびりました。
そこには、10メートル位掘り下げた穴が開いており、底に燃えないゴミがびっしりと敷き詰められていました。
高所恐怖症なのでかなり恐かったのですが、意を決してそこに、ゴミを投げ入れ始めました。
そして、音の鳴るマクドのおもちゃ袋を投げ入れようとしたときです。
何かの弾みで、別のおもちゃのスイッチが入ったのでしょう。
投げ入れて、奥底に消えゆくゴミ袋が、こう叫んでいたのです。
「きたろーぅーーー・・・」
スイッチを押すと「キタロー」としゃべる、目玉のオヤジのおもちゃだったようです。。。
その、消えゆく印象に、なにか、そこはかとない虚しさを禁じえませんでした。
そうこうして、ペットボトルや電池を捨て、最後の軽量に入りました。
請求された金額は、3500円!
10キロ当たり250円ですから、なんと140kg!
スバラシー(謎)
けど、ゴミを捨てるのに、3500円・・・。自治体のゴミ収集所に捨てればタダなのに。
木曜日に限らず、火曜日から金曜日の毎朝、自宅にいることが少ない私にとって、月曜収集のビン・カンのゴミ以外は、タダで捨てることが出来ません。
そして、ゴミ処理場で働く現場の方には、本来必要ないと思しき発言をされる分別のために、なぜ苦労するのでしょうか。
捨てに行くのに、往復だけで一時間の場所にあるゴミ処理所に、ガソリンを使い、CO2を発生させて、金も取られるのです。
分別の当初の目的は、環境汚染の歯止めではなかったのでしょうか。
効果があるのでしょうか。
なぜこんなことになっているのでしょう。
誰が笑っているのでしょうか。
地球?まさか(笑)
だったら温暖化対策って、一体なに?
今日はここまで。