ナミ キ紅葉が里まで降りてきて駅前のエゴの木はもう枯れてしまった暖かい陽の寒い秋にけや木並木を大きくて温かな手と父娘のように繋いで歩く足元には軽蔑や抗いが落ち葉に交ざってまとわりつく頭上には眩しい夢が木漏れ日と一緒に降ってくる。-
メイ雨上がりの朝濡れた地面は光を吸い込み星も月もなくすべてが漆黒濃く水を含んでまとわりつく空気を胸に溜めて、湿った肺から出るのは今日の為の祈り。投げやりではなく必死でもなくだからといってなんとなくでもない。大切に大事に今日も朝を想うただ真っ直ぐに迷いもなく-
ラストチャンス映るのはいま見えるのはきのう見たいのはあしたいつのまにか目を離せなくなっていた視界の端に認めるとすいよせられる日毎合う視線が触れる身体がずっと僕が鏡に映すのは君だった。君の分も君の代わりをできているのか確かめるために酷く歪んだ鏡だった粉々に蹴り壊して血だらけの脚を身体ごと抱きしめてくれるどうかもう心を離さないで。-