明ける前の空
絵に描いた月
高台に強く風
見下ろす冬
ゆっくり話すには
少し寒い
どうかよく見ていて
間違いでも
正解でも
まだ
いきたいから


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大きく太い腕で
躊躇いもなく救い上げ
離さない
寝返りの度に
目を覚まし
腕の中の孤独感も
1人目覚める哀しさも
丸めて捨ててくれた
知らなければ
知ってしまった
まだ。
もっと知りたい。
変わらぬ
リズムとスピードが
いつまでも
許してくれる
ずっと
許し続けてくれる


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脚を浸して
腕に掴まって
うちあける
身を委ねる
唯一の指切り


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