真実をすべて
君の端から僕の端まで
揃いの腕輪に
ささやかな誓いを。
強く優しい腕に
委ねる安堵を
一度はもう無くした
あの夢をまた
あんまりにも幸福で
すこし泣きそうになる
今夜の月は
とても高くて
とても遠くて
そんなことも嬉しくて
ただ訳もなく何かに
感謝したくなるんだ
匂いと手が
残っているうちに
眠ろう。


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人心地ついて
向かい合ってみる
深く強く目をみる
遠くに落ちている憂いを
僕はもう
拾いにゆくことはないだろう
そう願う。


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すこしだけ
来た道を戻る
ひとつ
道を渡る
遠くから近くから
角度を変え眺める。
振り返るのもいい
足元も左右も
たまにはゆきたい方へ
らしくないのも
らしいのも
つまるところは僕
駄目でも間違いでも


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