最近、学校週6日制復活のニュースが盛んに流れている
以下紹介
学校週6日制「完全実施には高いハードル」 教職員の勤務時間ネック 産経新聞 1月16日(水)10時49分配信
文部科学省が学校週6日制の導入検討を始めた背景には、自民党が政権公約に掲げた「世界トップレベルの学力」を実現させる狙いがある。ただ導入には教職員の増員や社会の理解が必要不可欠。省内からも「完全実施にはハードルが高い」との声が出ている。 【フォト】 デジタル教育廃止で広がる韓国との“IT格差” 現行の学校週5日制は、昭和61~62年の臨時教育審議会の答申に盛り込まれ、平成4年9月から月1回の土曜休業で始まった。導入趣旨は「ゆとりある中で、子供たちの自ら学び考える力を育むこと」とされたが、一方で一般社会が週休2日制に移行する流れの中で「教職員の勤務時間を改善する目的があった」(文科省幹部)のも事実だ。 このため、週6日制に戻すためには、まず、教職員の勤務時間の問題をクリアしなければならない。教職員の勤務時間は、法律で週40時間と定められており、土曜授業を実施するには、教職員の増員が不可欠となる。しかし、文科省幹部は「少人数学級実現のための教職員増員でさえ財務省が難色を示す中、これまでやり繰りできた態勢からの増員は容易ではない」と話す。 また週5日制は長年、社会に定着してきたため、土曜授業の復活には、地域や関連産業にも大きな影響を与える。学校行事や地域でのスポーツ活動、体験学習のほか、学習塾なども土曜日の使い方として一般的になっているからだ。 ただ、土曜授業復活を求める声は保護者の間で強い。東京都小学校PTA協議会が22年に実施した調査では、保護者の86%が土曜授業を「必要」と答えた。 文科省によると、23年度には公立小の5・7%、公立中の6・4%が土曜日などに保護者や地域住民向けの公開授業を実施。東京都は22年度から、月2回を上限に土曜授業を実施しており、国語や数学など通常の授業をしている学校もあるという。 ゆとり教育を見直し、授業時数を増やした学習指導要領が導入されたことにより、週5日制では平日のほとんどが6時間授業となり、学校現場では「教員が放課後、多忙になっている」との声が少なくない。 元公立中学校長で東京学芸大教職大学院の今井文男特任教授は「平日の放課後に、いじめや不登校、保護者対応などに使う時間がなくなっており、土曜授業を月2回程度復活させて平日の負担を軽減させることが望ましい」と話している。
ってなことなんだけど、土曜日を復活させて、負担が軽減することはないですね。
少なくとも現場の人は望んでないでしょう。
要するに、もっと仕事しろってことなんだから。
授業時数を増やせば、学力が上がるって考えが単純だし、的外れなんだよな~・・・
政治家の考えることがいろいろ的外れだって感じる。
これに賛成している教育学者とかがいるのも何だかと思う。
授業時数を増やせば、勉強ができるようになるように見えるが、そうでもない
ちょっと前に学力で話題になったフィンランドは
調査国の中で授業時数が最も少ない部類だったのを考えても、時間を増やせばいいってものではないことがわかる。
学力を上げるために一番大事な要素は
「人」です。
施設より、時間数より、学習内容より
教育を直接行っている、保護者だったり、保育士だったり、教員だったり、講師だったり・・・
そう言って、出てきた政策が「教員免許更新制度」・・・
本当に的が外れている・・・
お金をかけて全国学力調査をやっているのだから、教員免許更新講習の前後で学力が上がっているかを調査してほしい・・・更新制・・・本当に意味がないですよ・・
上に挙げた「人」の要素ですが、単純に「人数」です。
教員を例に挙げれば、手前味噌なんですが
日本の教員はかなり頑張っている方だと思います。
少なくとも私が出会った先生方はほとんどそうでした。
朝7から学校に来て、部活の指導をし、昼の授業をこなし、夕方からの会議、保護者や生徒への対応などをして、帰るのは20時って感じです。
一日12~13時間働いています。
こんな苦労話をしても仕方ないと思っているので、話題を戻しましょう。
学力の話でした。
上の12時間の労働時間の中に、授業の準備はほとんど入っていません。あって1時間くらいです。
一日1時間の授業準備ができたら大したものだと思います。
それも、帰宅後に準備をしている人も多いです。
小学校でも中学校でも、一日4~5時間くらい授業をします。
その準備に1時間もかけていないのです。
学校で本当に学力を上げようとするならば、教員が授業準備にかけられる時間の確保が必要です。
準備が滞れば、行き当たりばったりの授業になります。
これでは授業の効率だって上がりません。
その時間がないのです。
土曜日復活についての世論調査は80パーセント近くが賛成です。
教育の重要性は誰もが感じている結果だと思います。
でも、それが本当に最善の方法でしょうか?
土曜日を復活させることの意味を、本当に考えてほしいです。
世間に週5日制度が定着している今、土曜日に家庭から離して学校に向かわせることにどれだけの意味があるのでしょうか。
教育の根幹は家庭です。
私は、休日を作って自分の子どもに接し、自分の手で育てたいです。
疲弊した学校に向かう時間を増やすことが、教育の向上につながるとは考えにくいです。
もっと、人の力を信用してほしい。

