終日、部活に明け暮れてました
本日は、講師の先生をお呼びしての練習でした。
講師のJ先生は、かつて県代表を七年連続でだしたという、わが県の吹奏楽では知らぬものはいないといっていいくらいの伝説の方です。今は現役を引退されていますが、その指導力は健在という感じでした。
私もかつて吹奏楽小僧だった時代、J先生が課題曲講習会を行っているところをはるか遠くから眺めていた覚えがあります。
そんな雲の上の方ですから、お越しいただく上ではかなりの緊張感をもっておりました。
粗相があってはいけないので、打ち合わせの電話の時点で、お迎えの仕方や、休憩をしていただく場所などを、それとなく聞こうとして探りを入れました・・
私「あの~、昨年は直接音楽室のほうにお越しいただいたのでしょうか?(ストレートに聞いちゃった・・)」
J先生「あぁ、大丈夫大丈夫。みんなそちらの部長さんたちがやってくれたから。」
・・・
・・・どういうことだ?
うちの部長は確かによく考えている生徒だと思っていたが・・・
よくわからなかったものの、そういわれてはそれ以上のことを聞くわけにもいかず、今朝は謝礼だけでも用意して学校に向かいました。
外部の方をお迎えするときや、外に出るときには、部活としての組織力が問われます。
その辺はきっちり、指導しておかなければいけません。礼儀をや心遣いを重んじない部活は成果も出ないのです。
そこらへんは厳しく!部員がいい加減なことをやっていようものなら。ビシッと言ってやろう!
私もかなり意気込んで今日の練習を迎えています。
J先生が来る前に、基礎とチューニングくらいはあわせないとと思い、音楽室に向かいました。
私だって、抜かりはありません。講師の先生用に、飲み物だって買ってきました。
でも・・・あれ?
指揮台の横に、すでにお茶のペットボトルが置いてあります。
私「これ・・・どうしたの?」
部長「はい、J先生用です。」
先をこされた~・・・
って、思いながら、何かをふんずけた・・・何だ?
私「このシートみたいなのは何?」
部長「はい、J先生は楽器を持ってきて指導してくださるので、水抜き用のシートを用意しました。」
すげぇ・・水抜きって雑巾だけじゃないんだ。こんなシートがあるんだ・・・
そろそろ先生が到着される時間なので、お迎えに行きましょう。ってな感じで、私・部長・副部長の三名は駐車場に向かいました。
「あ、そうだ、外来者用のスリッパをとってこなきゃなぁ・・」
と私があわてて玄関に走ろうとすると・・・
あれ・・・もう置いてある。
私「このスリッパは・・」
部長「はい、用意しました。」
私「ありがとう・・・」
今日は口出すところないかもしれんなぁ・・・
滞りなく、J先生をお迎えして、練習を開始。
さすがです。
同じバンドでも、指導者が変わるだけで、段違いにいいサウンドが出来上がってきます。
自分が今まで行ってきた指導はなんだったんだ・・・
もう、悲しくなってきます。
指導を見せていただくだけで、私の勉強になります。
吹奏楽の音って、こうやって作り上げていくものなんだ・・
「はい。10分休憩。」
指導が一段落しました。
私はすぐにJ先生のところに向かいましたが、先生はさっさとベランダに出て行ってしまいました。
??なんだ??
と思っていると・・・なるほど。
紫煙をくゆらせておられました。
愛煙家の先生だったのですね。
それでは私も遠慮なく・・・と出ようとすると、部長に呼び止められました。
部長「先生、これをもっていってください。」
私「何これ?・・・あぁ・・」
はい・・・灰皿代わりのガラス瓶を渡されました。
そこまで用意してくれるのか・・・
・・・もう、いつ嫁に出してもいい感じだ・・・
本日の指導は大変勉強になるものでした。
しかし、それ以上にびっくりしたのは、部長の気の配り方です。
どうしたらこんな生徒が生まれてくるのか・・
昨年までの先生の指導が行き届いていたのか!?
いろいろな意味で挫折感を味わった一日でした。
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