点滅信号に感情移入 -22ページ目

点滅信号に感情移入

甘ずっぱい独身生活 音楽 猥雑 その他愛しいもの なんしか日々。



Sonic Youth - Kool Thing

SPLASHって書いたダサいTシャツを着てギターをかき鳴らす大男は、僕の永遠のアイドルのサーストン・ムーアで、横で年甲斐もなくまっピンクのワンピースを着て踊り狂うおねいさんがキム・ゴードンで、サーストンの嫁。X-girlのデザイナー(今も?)。あ~、そういや、ライヴでX-girlのワンピースなんかをテロッて着腐ってフワフワ踊り狂ってるような女の子を見つけるとズキューンてなってた。
この二人にリー・ラナルドとスティーヴ・シェリーを加えて「SONIC YOUTH」ってバンドで、いまでも大好きです。酔っ払って久々に聞いてたら窓ガラスをカチ割りたい気分になりました。カチ割ると寒いので、フラストレーションを音楽で解消しようと思ってこれまた久々にNIRVANAを聞いてみたら、恒例の「青春 is カムバック」。余計にカチ割りたくなりました。



Nirvana - Son of a gun

「Son of a gun」を直訳すると「チャカ息子」。育ちは悪そうです。

ポップなのに陰鬱。
だみ声なのに瑞々しい。

悩ましい青春時代、この矛盾にとりつかれてたんやろなー。

ある友人から、「色気がありすぎて悩んでいる」旨の相談を受けました。

なんとも贅沢な悩みです。

当の本人は、とても落ち込んでいるらしく、酒を飲んでは暴れています。


なんでも、「デートに誘ってくるオトコは皆、カラダが目的で誘ってくるから、『出逢って2回目で、そんな展開はナシよ』って断ると、引き潮のように去っていくねん!」だそうです。


彼女が落ち込む理由としては、「『もう少し慎重に、でも真剣に食いついてきてよ!』っていうニュアンスを残しながら、やさしく断ってるのに、それっきり連絡なし。アタシってそんなに、軽く見えるんかなぁ↓」


ふむ。


極めつけのエピソードで、悲惨だけどおもしろかったのは、その彼女が、親戚の結婚式に振袖で出席した際、いとこのおばちゃんに、「アンタはセクシーすぎる。」と、注意されたそうです。

「顔しか肌を露出してない服着てやで、それでセクシーすぎるって、どないやねん!」と、言われた当の本人は憤慨していました。


僕は、その女性とは友人で、気兼ねなく二人で飲んだりする関係なのですが、外見だけで言うと、たしかに、なんていうか「グラマー」なカンジじゃなくて「なまめかしい」方面の色気を持つ女性です。

そして、自他共に認めているのが、ボディタッチの多さです。


「そうやって気軽に触るから、オトコが勘違いするねんて!」と注意しても、「そんなん言われてもさあ、無意識で触れた後に、『しまった。』って気づくねんもん!あかんよな~↓」と、自分では収拾がつかないそうです。


たぶん、僕たちのような友人の男子と同じような感覚で外の世界のオスに接するから、「必殺ボディタッチ」で、いたるところでボヤ騒ぎを起こして戻ってくるのだと思います。


そんな「色気」という強力な武器を持ちながらも、さっぱり彼氏ができない友人。

30歳の大人の女性なのに、全くその武器を使いこなせていないのが、かえって可愛らしいです。


でも、申し訳ないんですけど、そのボヤ騒動からの生還がいつもおもしろいので、もうしばらく放っておこうと思います。笑。


彼女も、だんだん学習してきているようなので、ヤケドしないように見守り続けたいと思います。





Jose Gonzalez - Heartbeats


変な時間にうたた寝をしてました。
それで、アンコールワットの夢を見ました。

5、6年前にアンコールワットに行ったことがあります。
少し離れた宿からバイクに乗って、でこぼこの道を走り、遺跡群を抜け、目の前にアンコールワットがバーン!!と登場したときの感動ったら、いまだに忘れられません。

最初の印象は・・・、なんていうか、「血と汗」を感じました。
大昔の人間達が、めちゃくちゃ働いて、これを作ってしまったんだなーっていう。
「労働」を真っ先に連想したんです、変ですけど。

なんせカンボジアは、むちゃくちゃ暑かったです。
頭からペットボトルの水を浴びながらバイクに乗っていたように思います。
ちなみに、麺類や焼き飯のようなものが、一食数十円のカンボジアの物価状況下で、「オニイサーン、コーラ1ドルヨ!」と売りにやってくる売り子の女の子から、値切るのも面倒臭くて30分おきに買いまくっていたように記憶しています。

さらにちなみに・・・、カンボジアはクメール人が人口の90%を占めるそうですが、子供達の「瞳」が印象的でした。あんなにキラキラした瞳の子供達に、残念ながら日本で出遭ったことがありません。

浅野忠信主演の「地雷を踏んだらサヨウナラ」って映画がありましたが、戦争カメラマンの一ノ瀬泰造の一生を描いた作品でした。アンコールワットは一ノ瀬泰造さんが内戦を撮影している最中に命を落とした場所でもあります。
その泰造さんのお墓がある村にもバイクで行きましたが、その村は、直径1メートルくらいの穴ぼこが其処彼処にある酷い道の、ずっと先にありました。
後で話を聞いたところによると、地雷が爆発してできた穴だったそうです。

そういえば・・・、そんな危険な道を日常的に通ってしか生活できない村の子供達に顔を差されて、「タイゾー、タイゾー!ニホン、ニホン!」と人懐っこく笑いかけられたことを思い出しました。
その子供たちに「次に来る日本人には「ミナミの帝王!」って言ってあげたら喜ぶよ~」とか変なことを教えながら遊んでいたら、その子供たちのお姉さんがスイカをご馳走してくれました。全然甘くなくておいしくなかったのですが、そのビビアン・スー似のお姉さんの瞳もキラキラで、しっかり恋に落ちたことは言うまでもありません。
そして、そのスイカが原因で帰りの飛行機で腹を下し始め、日本に帰ってきてからかつて無い吐き気と高熱に襲われたことも、言うまでもありません。

アンコールワット。
その容赦ない日差しに射抜かれた木々の緑色と、黒灰色の遺跡のコントラストが脳裏に焼き付いています。

陽炎のように、その緑色と黒灰色が今でもユラユラと揺れています。