はたっ
と目を覚ますと、いっそう蒼く濃い海、オレンジ色の日差し、オリーブの葉で覆われた山々、
マルキン醤油の看板
が、目に飛び込んで来ました。
どうやら甲板で死んでいたうちに小豆島に到着したようです。
小豆島 坂手港に到着した「さんふらわあ あいぼり号」
腹痛に「淡麗」はいかがなものであったかと不安になりましたが、
存外、小豆島に上陸してからは調子が良く、
「あすこに見える大衆食堂で、大衆が押しかける前に讃岐饂飩を食すなど、如何なものか」
と母リエコに端的明確に告げ、
「大衆食堂大阪屋」(小豆島に到着したのにいきなり「大阪屋」)に、
11時40分に入店しました。
大阪屋
(壁一面のアサヒスーパードライの歴代販促ポスターと、天井一面のカラフルな謎の提灯がハイセンス。)
若干お値段が資本主義価格ではありましたが、
ショキングパープルのスゥエットパンツを穿いた、
恐そうな彼氏に寵愛されていそうなかわいい店員さんと、
水槽からパワフル&ダイレクトに掴み挙げるおばちゃんの腕に必死に絡み付くが
敢え無く鉄板に叩きつけられて悶え苦しむ蛸をおいしく頂く、
その名も「たこの残酷焼」、その他海産物がマイウーだったので、満足して店を出ました。
腹が満たされたのと、甲板で惰眠を貪ったおかげですこぶる体調のいい僕と家族一行、
さっそく観光です。
長崎県佐世保市で生まれ育ち、高校生当時スチュワーデスを目指していた母ですが、
腎臓の病気のためスチュワーデス採用試験で不合格となり、
その後、採用試験のため勉強していた英語が生かせるということで、
地元の佐世保米軍基地に就職して数年間勤めたのち退職、
大阪の旅行代理店に就職し、
そこで父親に捕獲された母リエコ当時25歳、
ですが、
今回の旅行は、「父親に捕獲される前の華やかりし頃の母リエコ」が
ツアーをプランニングしたとのことで、
今日は「バスツアー」に参加するとのことです。
「バスツアー」なるものに参加するのは大人になってからは初めてで、
バスガイドの「小豆 キン子さん(仮称)」が、
「ようこそ小豆島へ~♪」とマイクで言い放った瞬間に一気に楽しくなりました。
小豆島についての予備知識が、「小説『二十四の瞳』の舞台になった」ということと、「醤油とオリーブの名産地」
ということぐらいしか知らなかったので、
地形、人口、風土、歴史などを小豆 キン子さん(仮称)がバスの中で説明してくれたのが勉強になりました。
でも、
一番前の席に座る僕の目をじっと見つめながら、
縦横無尽にカットインしてくる、
おばちゃん独特のダジャレに「またまた~」「うまいこというわ~」「よっ、日本一」等の、
合いの手を、一人ですかさず入れ続ける4時間半はタフでした。
勉強になりました。
以下、立ち寄った観光地の画像です。
海底が隆起して出来上がった渓谷。
あいちゃん(メス)
猿まわしの猿を生業とする8歳(人間の20歳にあたる)のギャル猿。
気だるい仕草、適度の「やらされてる感」がアンニュイでセボン。
20何年ぶりに今年2月(?)に誕生した双子のベイビー猿。
うち1匹は僕と同じ、尻フェチ。
ホテルの裏の海岸
干潮時に砂浜が道のようになる「エンゼルロード」
満潮時に歩くともれなく本当の天使になるので注意だぞ!
(小豆島旅行 3 に続く)






