ORANGEの備忘記録 -17ページ目

MRI PART2

脂肪腫の深部の大きさなどをみるため検査専門の病院へMRIを撮りに行った。


簡単な問診の後、撮影の用意。正直MRIはあまり好きではなかった。スキーの転倒で腰椎を圧迫骨折したときに撮ったことがあったがあの閉塞感は苦手だった。なんとも言えない不安感が増幅する。

前回同様に音楽の流れるヘッドホンをつけられたが、いざ撮影に入るとほとんど音楽は聞こえず、機械音が大きく沁みわたる。

閉塞感を感じないよう、今回はなるべく目も開けず狭いところにいることに意識が行かないよう眠るよう努力した。まぁ、結果眠れなんかしないんだけどね。


思っていたより長く感じたが、無事終了。

撮影した映像をDVDに入れて先に受信した形成外科に送ってくれるとのこと。

形成外科に到着次第、診察となった。


行ったり来たりなかなか診察が進まない。

形成外科に行ってみた

近所の比較的口コミの良い形成外科を予約。


コロナ禍で病院から遠ざかっているうちに、WEB予約が主流になっているらしい。飛び込みでくるのは急患だけのようだ。その病院のホームページには手術までやってくれる気配があったのだが実際行ってみると当の手術室は外来診察室になっていた。狭い院内は患者で溢れかえっており手術するより診察を捌く方を優先したのだろう。


簡単な問診をし、検査はMRIを撮ることに。すると、MRIは別の検査専門の病院に行くよう指示される。

そんな病院があることに驚いたのと、その場ですぐできないとなるとこれは日にちがかかるぞと、少々の覚悟をした。


帰宅後、指示された検査専門の病院に連絡すると予想を反しすぐ予約ができるとのこと。

さっそく翌日の予約を入れてもらった。


コロナが落ち着いて

長年背中にあるコブ。


恐らく脂肪腫だと診察を受け、満足した。それ以上のアクションを続ける覚悟はなかった。そして世の中はコロナ禍に突入し、いつしか脂肪腫の事も意識から薄れていた。


2021年の初冬。

仕事が暇になり始める。計画的に休みを多く入れ始めた。と同じ頃コロナが収束し始めた。さて、時間ができた。コロナ禍にできなかったことができるんじゃないかと。真っ先に脂肪腫切除に気持ちが向いた。


世の中がコロナで不要不急の自粛生活や病院の業務逼迫など報道されていた約2年間、放置していた脂肪腫はすくすく育ち背中の一部分だったものが気がつくと肩へ上がり首に広がりなおも育っている。


2021年11月下旬、切除を目標とし近所の口コミの良い形成外科を予約した。