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ダウン製品に使用される素材は、ナイロンなどの薄手の生地でしかも繊細な織物が使われているケースが多いようです。着用はもちろんお手入れするうえでも繊維のメリットやデメリットがあります。
ナイロン
軽くて丈夫。水分や摩擦に強いが吸水性が低く、日光【紫外線】やガス【窒素酸化物】などで黄変します。白や淡色の衣類では年数が経つと変化が目立ちます。熱に弱い特性を持ち、色が染まり易いが、色落ちに対する強さはやや劣ります。
※.窒素酸化物(NOx)は、燃焼時に発生する酸化性のガスであり、このNOxガスによりナイロン繊維が酸化され黄変する。表地だけでなく裏地まで、ガスが入り込める箇所で発生する。
※日光(紫外線)を長時間浴びると、ナイロン繊維が酸化され黄変する。光が当たる箇所で発生する。
※NOxガスや紫外線による黄変現象において、湿度の高い環境で保管されると更に黄変が助長されることがある。
ポリエステル
シワや型崩れに強く、乾きやすく、洗濯での伸縮も少ない為、衣料品で数多く利用されている人気のある繊維です。欠点は、吸水性が低く、静電気が生じやすいことです。また、毛玉も出来やすく、汚れも吸着しやすく、ナイロンより色落ちもしやすいのが特徴です。
キルティング加工
キルティング加工とは、表地と裏地を一定の範囲で縫い合わせ、生地上に空間を複数作り、中わたの目寄れを防ぐだけでなく保温効果を高めています。
特性と機能
保温性
タンポポの種子のような形状をしたダウンの長い羽枝と多数の小羽枝には、お互いに絡み合わず反発しあう性質がある為、無数の小さな空間が出来ます。そしてその小さな空間に皮膚と衣類の間で出来た温まった動かない空気をたっぷりと含むことができ、冷たい外気を遮断して、熱を逃さない特徴があります。


間違った家庭洗たくや、お手入れをしないことなどで、ダウンがつぶれてしまうと、保温効果は弱まるので注意が必要です!
圧縮回復性
羽毛の羽枝、小羽枝が相互に絡み合わず反発しあう性質は、羽毛のよじれや型崩れを防止すると同時に、何回折り畳んでもすぐに元の形に戻ることも可能にしています。しかも、その反発が瞬間的なため、かさ高性もただちに回復し、羽枝の間にふたたび多量の空気を含んで保温性も保たれます。
ポイント
ダウンジャケットは例えば風船の原理に似ています。生地の目の細かいナイロンやポリエステルの素材を用いて、熱をもった空気をとじこめます。そして、キルティング加工によって羽毛の動きを抑え、そのとじこめた温かい空気の分散を防ぎ、保温性を保ちます。
逆に、キルティング加工が施されていなければ、中わたは一斉に一方向に寄ってしまうばかりか、動き過ぎてしまい保温効果も本来の力を発揮しません。
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