ダウン製品のトラブル事例について② | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

東京杉並区・世田谷区で創業60年以上のクリーニングかんだ・クリーニングメルモを営む3代目の経営や技術(しみぬき・洗い)等についてのお話。ご相談も承ります。

皆さんこんばんわ。今日は昨日の続きを
ご紹介。

昨日の記事はこちら

http://s.ameblo.jp/clkanda-clmerumo/entry-12165111168.html

製品の問題 ~タンブラー乾燥禁止は正しいのか?~

際つきのトラブルが起きるダウン製品のほとんどが、ケアラベルに「タンブラー乾燥禁止」という表示がされているそうです。
結論から言うと、適切なタンブラー乾燥を行うことで溶剤を揮発させ「際つき」の発生リスクを抑えることが出来るようです。
何故かというと、自然乾燥を行えば「際つき」の起きるメカニズムに合致してしまうからです。具体的には、表地と裏地が乾いても中綿部分はジワリジワリと乾いていくことで、溶剤は縫い目に集まっていき揮発しない成分が溜っていきます。そして、「際つき」を起こします。

メーカーもプロとしての見極めが必要に

本来洗うことを前提にしたモノ作りをしていればむしろ「タンブラー乾燥を行うこと」という表示が付いてもおかしくないのかもしれません。しかし、タンブラー乾燥による付属品の破損などをメーカー側は恐れ【タンブラー乾燥はお避けください】という表示を付けるメーカーが意外に多いようです。しかし中には、明らかにタンブラー乾燥を行っても問題が無い品物もあり、メーカー側のトラブル防衛手段としての表示になってしまっているケースもあるようです。メーカーには、何でもかんでも「タンブラー乾燥を禁止」するのではなく、プロとしての適切な表示の見極め求められます。

クリーニングの問題 ~洗い方を理解しているお店を選ぼう~

ダウンジャケットの「際つき」トラブルは、業界内では有名なトラブルです。そして、有名なだけに既に述べたような要因やその他の防止策も様々な場面で語られています。

製品の特徴に合わせた洗い方が出来るクリーニング店を選ぶ

例えばダウンジャケットでも、ナイロンのダウンジャケットとウールのダウンジャケットとでは、素材が異なることから洗い方も異なるはずです。また、異素材の組合せによるものや、付属品がデリケートなものなど、注意すべき点は衣服によって様々です。このように、各々の衣服に合った最適な洗い方の出来る技術や知識を持ったお店を利用することが重要です。そのようなお店を見つけるコツとしては、そのお店の人が、洗い方をどれだけしっかり説明出来るかを試しに聞いてみることです。

不入流の師範が施す魔法のしみぬき・復元加工が出きるお店。10年以上前のシミも落とせる技術をもっています。染色補正も出きるお店。

当店では、郵送・宅配便でのクリーニングやしみぬき等を受付けております。一味違うクリーニング・しみぬきをお試し下さい。

また、下記のアドレスでしみぬき相談を行っております。

Clkanda_merumo@yahoo.co.jp

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