ポリウレタン繊維って何? | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

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皆さんこんばんは。今日も頑張りました。明日も頑張ります!

さて、本題へ。

今日は、ポリウレタン繊維について。 
 
とっても便利であまりに身近なポリウレタン繊維って?なんだろうって気になっていたので調べました。

さかのぼること1937年。ドイツで初めて実用化されたこのポリウレタンは、「ウレタンゴム」「ウレタン樹脂」といって、工業用に広く使われるようになったのは1950年頃でした。今では工業用のみならず、いろんな場面で使われています。

例えば
合成皮革でできたコートやジャケット、ポリウレタン繊維が入っているレギンスや下着、スポーツウェアなどからバッグや靴のソールシート素材等に使われています。
 
特に衣類の場合、特徴を大きく4つに分けるとこのようになります。
 
①伸縮性をもたせる…ストレッチ加工糸

②布と布を貼り合わせる…接着用樹脂

③生地にコーティングする…コーティング加工布

④革製品に似た生地を作る・・・合成皮革や人工皮革
 
こうして見ると、とっても便利な繊維のように思えてきます。最近結構ウレタン入りの衣類が増えています。

でも、実は大きな弱点があるんです。
 
 
寿命がたったの2~3年位なんですね。知ってましたか?

ポリウレタンを使った製品の弱点は、製造されてから2~3年の寿命だということです。(このことを「経時劣化」といいます。)

もちろん、状況によって多少は違ってきます。

日本のような多湿なお土地柄ではやはり長くは持ちません。

湿気でやられてしまいます。

ここで注意しなくてはいけないのが、買ってからではなく《製造されてから》という点です。
 
例えば、バーゲン品やアウトレット品だったり、フリーマーケットで買った服…のように、製造されてから何年か経っていたらすでに劣化(傷み)がはじまっている、ということなんです。



 
不入流の師範が施す魔法のしみぬき・復元加工が出きるお店。10年以上前のシミも落とせる技術をもっています。染色補正も出きるお店。

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