Part 5の攻略法はやや複雑なので後日ご紹介することにしまして、今回はPart 6の攻略法についてお話しします。

 

Part 6ですが、メールやビジネスレター、あるいはプレスレリースなどの一部に空欄があり、そこを埋めていくよう指示されます。

 

ここで質問です。まさか全部を読んではいませんよね?

 

そう、空欄のある一文だけを読むのです。それで答えられなければ、初めて前後の文に手を出す。

リーディングの問題すべてに共通するのですが、一つの質問に多くの時間をかけてはいけません。

これは時間がかかりそうだなと思ったら、いさぎよく次の問題に。

 

リーディングではすべてをもう一度見直すだけの時間を稼ぎ出したいところです。

ですから、手早く進めていきましょう。

 

なにか英文で読書していますか?

 

別にウェブでもいいのです。じっくり時間をかけて読むのではなく、素早く目を走らせ、書かれている内容をおおよそ理解できるようになってください。Wikipediaなどで調べものをするときは英語版もチェック! 必要な情報だけを素早くいただきましょう。

さぁ、TOEIC受験テクニックも面白くなってきました。

 

Part 3とPart 4に入りましょう。

 

最初にディレクションが流れますが、そんなものに耳を立ててはいけません。

(初めて受験される方は問題集等でディレクションを確認されることをおすすめします。)

 

ではディレクションが流れているあいだに何をするのか。

 

速攻で3つの設問と選択肢を読みましょう。

問題も理解した、選択肢も大体頭に入っている状態で会話が始まるのを待つのです。

 

会話が始まりました。

会話を聞きながら、質問に答えていきます。

質問と選択肢を理解しているのですから、会話を聞きながら、問題を解いていくことが可能になるのです。

 

会話が終わると、丁寧なことに質問と選択肢が読み上げられます。

ディレクションと同様にこんなものを悠長に聞いていてはいけません。

 

次の問題と選択肢を読むのです。

何を注意深く聞けばよいのかが事前にわかっているのは大きなアドバンテージです。

 

それだけではありません。Part 3とPart 4ではTOEICを攻略しているの喜びを実感できます。これは楽しいですよ。

それではTOEIC攻略法実践編に入りましょうか。

 

Part 1の写真描写とPart 2の会話ですが、問題を見て、戻るということができません。

ですから、洋画を観て鍛えた耳が活きてきます。

 

「えっ、じゃあ受験テクニックはないの?」という言葉が聞こえてきそうですが、ご安心くだされ、秘伝の術がございます。

 

問題を聴きながら、解答用紙に「X」や「?」を小さく書いていくのです。

 

一度聞いたらもどれないことを逆手にとって、聴きながら、可能性を吟味していくのです。

 

もちろん「○」がわかるに越したことはないのですが、例え「○」がわからなくても、大丈夫。

あなたは高確率で正解にたどり着くことができるのです。

 

それから…問題用紙にかいた「X」や「?」はどうするの?

リーディングのときのでも消しましょうか。