いはらクリニック院長の井原です。
今日は、当院のHPに書いてあるけど、なんだかよく分からない?
って方が多いであろう
フットケア
について少しお話をさせていただきますね。
非常に聞き慣れない”フットケア”とはいったいどんな時にかかればいいのか?
当然、フットと言ってるくらいですから、足の具合の悪い時ですね。
具体的に言いますと・・・
・巻き爪(爪の周りが赤く腫れる陥入爪や爪周囲炎も含む)
・タコ(漢字で書くと胼胝)やウオノメ
・足白癬および爪白癬 (白癬=水虫です)
・下肢静脈瘤(当院では診断と保存的治療のみでして、手術は行っていませんが、手術が必要な方は専門施設へ御紹介いたします。)
今回はその中でも巻き爪の治療についてお話を。
巻き爪は若い人から御高齢の方まで、幅広い方がお悩みの疾患ですが、
案外、何科を受診したらいいか分からないですよね。
皮膚科?整形外科?外科?・・・・
以前は積極的に外科的治療が行われていましたが、近年では、外科的治療後の
再発や爪の変形が問題視され、爪の矯正術がメインとなってきています。
爪の状態により残念ながら抜爪が必要になる患者さんもいらっしゃいますが、
極力避けたいというのが私の治療方針です。
爪の矯正は、歯の矯正をイメージしていただくと分かりやすいと思いますが、
同じようにワイヤーで巻き爪を矯正するのが現在の主流です。
当院では、形状記憶のワイヤーを使った方法と、ドイツで開発されたVHOという方法の
2通りの方法を導入しています(おそらく、西濃では初だと思います!)
(軽症の方にはコットンパッキングという方法も用いています。)
形状記憶ワイヤー
VHO
大変申し訳ないことに、巻き爪のワイヤーを用いたこれらの方法は、健康保険が使えないため自費診療となってしまいます。
ご興味のある方は、当院までお電話でお問い合わせいただければ、おおよその費用をお伝えいたします。
これらの治療をご希望の方は、一度当院を受診してください。ご説明させていただきます!
今日はこのあたりで・・・