開催しました*セカンドライフセミナー@伊勢崎名和公民館 | 捨てられない人の『片付けスイッチ』押します。

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「遺すものと遺さないモノ」をテーマに

整理収納アドバイザーと終活カウンセラーの

両方の立場からお話してきました。

 

伊勢崎市名和公民館で

「終活講座(セカンドライフセミナー)」が2週連続講座で開催され

 

1週目は行政書士の先生による「成年後見制度」について。

2週目は生前整理をメインテーマにお話しさせていただきました。

 

参加してくださったかたどうもありがとうございました。

 

ものの整理は心の整理

捨てられない人に寄り添う整理収納アドバイザー

尾高理恵子です

 


 

「遺すものと遺さないモノ」セミナーは

大好きな講座の一つです。

 

私の終活講座では講座を始める前に皆さんに

●一番大切なモノ

●一番欲しいもの

●一番やりたい事

●1年後、3年後、5年後、10年後、20年後、30年後の 

  自分は何をしているか

 

を書いてもらいます。

 

 

 

 

小学生の頃は、○○になりたい!と

考えたり、卒業文集などに書いたりしたものですが

大人になると考える機会が少なくなりますね。

 

終活は、将来のことを考える作業ですから

皆さんに将来を想像してもらいます。

 

最初はみなさん、戸惑いますが、

だんだん、楽しそうな顔つきになっていろいろな

希望が出てきます。

 

楽しい将来があれば

生きているのが楽しくなりますよね。

 

まず、楽しい雰囲気になってから

メインテーマの「整理」のお話に入ります。


 

遺品整理は

亡くなった人のために、遺族がやります。

自分ではできないんです。

 

遺品整理の意義は

・遺された人が亡くなった人を偲ぶ

・メッセージを受け取る

 

遺品整理は遺された人が気持ちを整理して

本当のお別れをする大切な作業です。

 

生前整理は

・遺される人のために、自分がやります。

 

生前整理の意義は

・迷惑がかからないようにはもちろんですが

・生きてきた証を遺す

・モノを通して今の自分を見つめる

 

遺されたものにはメッセージが入っています。

 

なんとなくとってあるもの

使っていないのに捨てられないものは

亡くなった人のマイナスイメージが入ってしまいます。

 

「おばあちゃん、なんでこんなのとっておいたの?」

「何でもとっておくんだからプンプン!」

こんな事思われたら嫌ですよね。

 

使っていたもの

大切にしていたものはプラスのイメージが伝わります。

 

「お母さん、これ大事にしていたよね」

整理する側もほっこりした気持ちになったり、

懐かしむ気持ちになったり。

 

改めて自分の周りを見回すと

沢山のモノに囲まれています。

 

モノたちが遺された人にメッセージを伝えることも考えて

「遺す」「遺さない」の基準を決めましょう。

 

みなさん、

人様にお見せできない写真や

買って失敗したもの

などは早めに処分しておきましょうね。

 

終活というとなんだか終わりに向かう悲しい作業

というイメージがありますが

普段の生活をよくすれば、それが終活につながります。

楽しみながら、笑いながら進めていければいいですね。

 

講座が終わるころには皆さんがすっきりした顔になるのを

見ると、「講座やってよかったな」と嬉しくなります。

 

講座の感想はこちらから

●何をどのように始めたらいいのかわからなくて、この講座に参加しました。

使っていないものから処分していきます。先は長いですが頑張ります。(60代女性)

●夫の遺品が整理できなかった(10年前から)。お話を聞いてすっきりしました。整理できそうです。(70代女性)

●若い人に迷惑を掛けないように、普段の生活を心がけて行くようにしたいと思いました。(80代男性)

●終活をやらなければと、いろいろ考えているものの一歩前に進むことができずにいます。今日参加してよかったです。前に進んでいこうと思います。(70代女性)

 

ご案内*「ものとこころの整理ノート」

日時:平成30年4月12・16日

場所:伊勢崎境総合文化センター

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