「キングスマン」
2015年イギリス公開のアクション映画。
日本も2015年公開。

KINGSMAN / キングスマン(初回限定版) [Blu-ray]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- ¥5,122
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【あらすじ】
ロンドンの高級テーラー店“キングスマン"の実体は、
どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった!
17年前に父を亡くし、無職のままロンドンで母と暮らすエグジー。
彼の前にある日、高級テーラー「キングスマン」の仕立て職人であるハリーが現れる。
だがその裏の顔は秘密裏に活動する国際諜報機関「キングスマン」のエリートスパイ。
かつて同僚だったエグジーの父に命を救われたハリーは、エグジーを「キングスマン」の新人候補としてスカウトする。
エグジーがライバルたちと新スパイの座をかけた熾烈な競争を繰り広げる一方、ハリーは世界規模の人類抹殺計画を企てるIT富豪ヴァレンタインの行方を追っていたが・・・。
評価:85点
序盤からアクション全開ですが、これがスタイリッシュでカッコいい![]()
掴みだけでなく、全編にわたってテンションの高いアクションシーンが続きます。
登場するのも個性的なキャラクターに実力のある役者さんがセットされていて味わい深さを出してくれています。
監督が「キック・アス」と同じと聞いて納得。
ハマる人は確実にハマる、そんな映画です。
ただちょっとストーリーが盛り込みすぎな感じはあります。
そこが惜しかったです。
ここからネタバレあり![]()
007みたいな、革靴とか傘とか文房具が武器になる、という小道具は
スパイ映画である以上はしっかり押さえてくれます。
こういう小物が、この手の映画のカッコよさの決め手じゃないかと。
一方、敵の計画は結構ぶっ飛んでます。
けど、ほんの少しリアリティを感じさせるギリギリのラインかな、と。
このボス敵、ITで財を成してカリスマがあってプレゼンでひきつける……どう考えても、モデルはリンゴの会社のあの方かと(笑)
ヴィジュアルとかキャラのノリ的には、隣のお姉さんとセットで
「TIGER&BUNNY」のジェイクたちを勝手に連想しちゃいました。
で、この作品が通常のスパイ映画と一味違うとしたら、
まず主人公の「成長」じゃないでしょうか。
主演はコリン・ファースでクレジットされているようだけど、
事実上の主人公はエグジーですね。
前半は彼が一人前のスパイになるための成長ストーリー、
後半はハリーを失ったエグジーが一人前のスパイとして難関に挑む。
この転換点でハリーが「本当に死んだ」ってのが意外とありそうでない。
最後の最後に、なんだかんだあって本当は助かってました、という展開を予想していたのですが……。
ハリーが出てこなかったのは寂しくはあるものの、なんでもかんでもハッピーにしない脚本はご都合主義な印象を残さず見終わった後もスッキリできました。
本当に主人公が一人前の「キングスマン」として、この後も続けていくんだという「成長」した結果に繋がっていくというか。
まあ、続編作るなんて話になったら上に書いた通りにするでしょうけど。それは仕方ない(笑)
もう1つ見どころはアクションシーンでしっかりグロ表現やっていくところですね。
グロが好きってわけじゃないですけど、銃を撃って相手に当たったら血が出る、そんな当たり前のことをきちんとやってます。
最後の最後、庶民を捨てて避難した「選ばれし人たち」が次々に頭ふっとんでくのは、シュールとしか言いようがないです。
さすがにポップな感じの表現にしてますけどね。でも謎の爽快感。
訓練生の同期生とか「キングスマン」の他のメンバーとか、他にも個性的なキャラクターがいっぱい。
なので、全編を120分と少しで収めてしまうのがもったいなく感じました。
ボリューム的には1クール22~3話のドラマにしてほしいくらい。
まあ、レーティングに確実に引っかかるので映画しかありえないですけどね。
ハリー・ハートを演じるのは「英国王のスピーチ」で有名なコリン・ファース。スマートなスーツ姿も渋くて素敵
だし、キレッキレのアクションはさすが
敵のヴァレンタイン役はサミュエル・L・ジャクソン。これもよかった
サミュエルに仕えてる美人殺人マシーンのガゼル役は、現役ダンサーさんとのこと。
エグジー役のタロン・エドガーンは、これからに期待がかかるキュート
な若手俳優さんです。