~長い一週間~ | くればのブログ

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上越市を中心に活動する SingerSongWriter 中村賢一

2020年6月19日(金) 父が永眠した。
 
たくさんの歯車で構成されている未来の
ひとつの歯車が無くなると
それを補おうとして、新しい歯車がかみ合ってくるんだな。
 
そんなことを思った。
 
ひとりの人間の死は、
絡んでいたすべての歯車の動き(人生)を変える。
 
たとえば
父が亡くなり、運転して実家に向かったクルマ一台が
周りのクルマの場所や速度を変える。
おれがそこにいたからこそ、起こらなかった事故もあったかもしれない。
また、その逆だってありうる。
 
そうやって、全ての未来は連鎖的に変わっていく。
 
たったひとりの死は
すべてのひとに影響をあたえることになる。
 


 
 
 
 
実家の仏壇の周りを片付けた。
 
考えてみれば、ここを片付けた記憶がない。
親父が聞いていたカセットテープやら
何かの賞状だとか。。
いろんなものが出てきた。
 
うちの妹が
『おにいちゃん、こんなものが出てきたよ!』
と、
渡してきたのは
二十歳の頃に書きまくった
作曲ノートだった。
 


なんとも。。驚いたよ。
ぎっしりと、曲や、
思いついて書きなぐった詩が、そこにあった。
 


ぱらぱらとめくったノートから
ひらひらと、
手作りの当時のコンサートチケットが落ちてきた。
懐かしいな。。。
1983年か、
まだカラオケも無い時代で
うたをうたう手段は
アカペラか、ギターやピアノの弾き語りしかない時代だ。
 


チケットなんか、全部手書きのてづくり
当然、ライブハウスなんかは田舎には無いから
公民館なんかを使ったんだよな。。
 
うう。。なぜだか涙で視界が歪んできたよ。
あの頃
文字にして残しておいて良かった・・
 
 
地元の祭りで演奏していた写真まで出てきた。
歴史が掘り出されて
あのころの事を思い出してしまった。

 


 
親父の死が無ければ、
こうやって再会することもなかったものばかりなのだ。