名物 とん汁ラーメン | くればのブログ

くればのブログ

上越市を中心に活動する SingerSongWriter 中村賢一

新潟のラーメンは絶品である。
上越のかっぱ寿司のメニューにあるミニラーメンでさえ、
新横浜のラーメン博物館の味といい勝負だと思うほどである。
 
新潟県、それぞれの地域で名物ラーメンがある。
たとえば、燕三条といったらカレーラーメンというように
上越の名物はとん汁ラーメンなのだ。
 
 
上越のひとは、昔からとん汁を好んで食べる。
『とん汁』の原型は、どうも『スキー汁』だと、言われているようだ。
『スキー汁』の具は、

ダイコン、ゴボウ、ネギ、コンニャク、豆腐などであり
レルヒ少佐が上越市の金谷山において

日本で初めてスキー技術を伝えた年、
スキー訓練中に鹿児島県出身の将兵が考案したといわれている。
当時は、肉にうさぎが使われていたようだ。
 
同じような具材を使った『のっぺ』も上越名物のひとつだ。
   話は脱線するが、前回、ブログで紹介した雁木亭では、
  必ず『のっぺ』は発注する。
  お酒によく合うのだ。
  うまい
 
スキーが伝わって100年の歴史の中で
スキー汁から発展したのが、とん汁ラーメンなのだ。
 
 
 
上越から長野に向かう国道18号線沿いに
味噌ラーメンで有名なミサ食道の系列店が3つある。
それぞれの歴史はわからない。
 
道の駅あらい内の、ミサ食道の味噌ラーメンは
一度食べるとクセになる。
気をつけなければいけないのが、普通サイズが、
一般的な大盛サイズだから
おなかが空いているからと言って、大盛を注文すると
大人の男性でも、ちょっとキツイ量かもしれない。
 
同じミサ系列でも、ここの味噌ラーメンが一番、ばらつきがなく
おいしいと、個人的には思う。
 
 
長野まで車で移動する場合、国道18号線をよく利用する。
そして
食事の時間を少しずらして『ニューミサ』に入ることが多い。
『ニューミサ』では、3回に2回の割合で とん汁ラーメンを発注する。
 
今回は長野のアクトスペースで行われる
藤田麻衣子弾き語りコンサート を観るために
ニューミサ経由で
国道18号線を使い、峠を通り抜けた。
 
 
もし、皆さんが国道18号線を通る機会があったのなら
『ニューミサ』の『とん汁ラーメン』を体験してほしい。

 


 
たっぷりの具材の中から麺をほじくり出すように食べるのだが
麺を引っ張り出すのが、結構楽しいのだ。
 
麺は味噌ラーメンとは違う細麺を使ってあり
スープは、一押しの味噌ラーメンがベースになっている。
味噌ラーメンはニンニクがバリバリ使ってあるが
とん汁ラーメンはニンニクの攻撃力は無いから
その点は安心して食べられる。
 
すごくあっさりしたスープで
とろけるほど煮込まれた野菜がなんともおいしい。
スープ一滴も残した事がない。
 
 
 
カウンターの向こうの壁には
何故か使い込まれたフェンダーストラトキャスターが飾ってある。
何かは聞いたことがない。
 
 
おれもフェンダーUSAのストラトを持っている。
しばらく放置するとブリッジが錆びてしまい、2回も交換した。
 


古いストラトを観ると
ついついブリッジに目が行ってしまう。
目の前のストラトはブリッジが錆びていない。
まあ、どうでもいいことなのだが
使いっぱなしでほったらかしているおれがいけないんだろうな
 
 
やっぱり、ニューミサで とん汁ラーメンの選択は間違っていない。
そう思った。
 
食後、軽く体を動かし
19時から行われる 麻衣子ちゃんのコンサートが楽しみで
高揚した気持ちを抑えながら18号線を長野へと向かった。


 

 
 
 


途中、
18号線沿いにある最怖の心霊スポットの横を通過して・・
今回は何も観えなかったし感じなかったけど
何度通っても、ここは嫌な雰囲気なのだ。
心霊スポットに興味のある方は
廃墟『ホテルセリーヌ』で検索すると出てきます。
 
ここは真面目にやばいです。
あまりにも念が強いため、近くをさまよう霊が集まっています。
地縛霊ではなく、そうやって集まってきた霊を観た人は少なくはないと思います。
 
まあ、
通りすぎる時、興味を持たないことが一番ですがね・・
 
 
 
 
後半、多少涼しいお話になってしまいましたが
猛暑続きの昨今なので、ちょっぴりぶっ込んでみました(笑)
 
それでは今回はこの辺で
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。