未確認飛行物体 | くればのブログ

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上越市を中心に活動する SingerSongWriter 中村賢一

昔の話である。
 
おれは一度だけ、
『未確認飛行物体』というものを見た事がある。
 
☆☆☆
 
 
 
伊那谷の夏は短い。
お盆が終わると、静かに秋の気配が近づいてくる。
 
それは
花火大会が終わり、
『灯ろう流し』で
夏を締めくくっている時のできごとである。
 
 
 
たくさんのロウソクの明かりが
様々な角度に揺れる灯ろう
 
天竜川に流れていく それを
ただぼんやりと眺めていた。
 
 
『何にも無かった夏だった』
何もなかったことが、普通でではない年齢なのに だ!
 
人が集まるところは得意ではないし
気を使うのは面倒だ。
 
『またパチンコに没頭して夏が終わっちまったな・・』
と、

思い返していた時である。
 

 
水の流れる音の合間に


『ビュンッ』  と、
風を切る音が聞こえた。
 
 
『なんだ?』
と、考える間もなく
 
その音の犯人は おれの周りをジグザグに
直線的に


しかも あり得ない速さで飛び回った。
 
クリアな青色?とも緑色? 
とも判別のつかない光を放ち
 
残像も残さず
超高速で細かく屈折した後、
200mくらい先にある二条橋のたもとまで瞬間に移動し
水面にぶつかるかと思うほど垂直落下したあと、
強烈な速度で空に向かって消えていった・・
 
 
『え?』
 
『何?』
 
『何なの?』
 
 
おそらく、『ビュンッ』と聞こえてから消えるまで
2秒?くらい・・か・
 
 
『常識』 という 
ものさし で
見たものを判断している おれ には
 
それが何だかわかるはずがない。
 
もし
異星人がいたとしたら
人間を基準とした大きさを想像するし、
宇宙船だって、飛行機の大きさを想像する。
 
大体、あんな速度で移動する物体は知らない。
 
大きさにすれば、20cmくらい
と推測される。
 
 
色気のあることは何もなかった夏だったが
 
夏の終わりに不思議な体験をした。
 
 
川に目を戻すと
変わらず、水面にオレンジ色を映した灯ろうが
ゆれている・・それだけ
 
 
 
~~~~
 
TeNQ(テンキュー)
『宇宙兄弟』連載10周年とのコラボ企画を観て 
遠い昔の 夏の日 を思い出した。
 
あれは、やはりUFOだったのかな?
 

 
 
TeNQには
宇宙兄弟のストーリーに大きく関係している
エディとブライアンの人形が置いてある。
 
ファンにはたまらない展示である。
 
 


 

 


 
 
まあ
それにしても
宇宙は謎めいている。
 
どこまで続いて、何がいて
何があるのか・・
 
それは
おそらく
地球上の人類が存在している間に
解明されることは無いだろうな・・
そんな気がする。
 


 
未知の世界っていうのは ね、
 
謎だらけっていうのは ね、
 
やっぱ 面白いね!
 
知らない方がドキドキしたりするし・・・ネ!!
 
 

 


 
 
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。