古くて新しい商店街 沼垂 | くればのブログ

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上越市を中心に活動する SingerSongWriter 中村賢一

歴史は今、つくられる
 
~古くて新しい商店街 沼垂(ぬったり)~
 
 

 


玄関ドアを開けた瞬間、
わずかに 秋の風を感じた。
 
残りわずかな命を知り、
一生懸命に空に向かって歌っていたセミ達から
秋の音楽家達に バトンが渡されるこの時期
 
迎える季節の始まりは いつも 朝
からだで感じる。
 
にぎやかだった夏が終わり、秋の音を耳にするようになると
なんだか、空しくなる。
どこかに、ぶらりと出かけたくなる。
 
 
 
新潟行き「特急しらゆき」 の 始発に間に合うように家を出た。


 

 


新潟のステキを発信するガイドブック
『おむすび便』2個目 (新潟日報発行)
 
今回は
このガイドブックを片手に出かけたのである。
 


 
沼垂(ぬったり) ?
記事にあった地名なのだが、
聞いたことがない。
今回、新潟市に出向く用事ができたので、
ついでに立ち寄ることにした。
 
 
 
 
特急しらゆきは、
柿崎~柏崎間 海沿いを走る。
 
だから、
いつも 進行方向に向かって左側の席に座る。
車窓から眺める日本海は 透明感がある。
 
海と空の境目が無いからだ・・
おれの好きな風景のひとつ。。。
 


 
 
 
本来の所用を済ませてから
沼垂(ぬったり)への散策に出かけたのは、
ちょうど、太陽は一番高いところにある時間帯だった。

 


 

 


夏の終わりとはいえ、暑い。
 
新潟駅からは
遠くもなく、近くもない距離を
軽く汗ばみながらのんびりと歩いた。
 
 
そこだけ雰囲気が違うため
すぐに場所がわかった。
赤茶けた屋根 ・・ 
古そうな長屋が遠くまで伸びている。
 
『沼垂テラス商店街』である。
 
不思議な感覚だ・・
なんだろう?
 
歴史のある地で感じるものとはだいぶ違う。
 

 


それもそのはず、
商店の方たちと話をして その理由がわかった。
 
なんと、見た目は強烈に古いのだが
3年ほど前に、今の商店街の姿ができたそうだ。
 
 
入口のドアは、どこも建付けが悪く
中に入るのに 少々ちゅうちょしてしまうくらいだ。
 
街灯に使われている電灯の傘は、均一なかたちをしていない。
そしてはその形状からしても あきらかに平成のモノではない。
 
 
後で調べてわかったことだが
沼垂町は江戸時代、
日本一長い信濃川と阿賀野川が河口で一緒になるあたりに位置する湊町だったそうだ。
度重なる水害により何度も街ごと引っ越しをして今の場所にようやく定住したとのこと。

 
実は
今、目の前に存在する
沼垂テラス商店街の姿は
数年前から住人により、つくられたもの
 
コンセプトは、
『昭和のレトロな雰囲気が残る、どこか懐かしさを感じる街』
『緑豊かで多くの猫がいる街』
『煙突から出る白い蒸気』
 

 

 

 

 

 


沼垂商店街 は、
温かな人情味あふれる人たちが、自分たちでつくった 街だったのだ。
 

 

 

 

 

 

 

 


商店街のやさしい人たちに癒された。
 
心が和んだ。
 
 
商品はすべて手作り品
 
 
まっすぐに前を向いた
エネルギーに満ちた人たちと会話をすると、
自分までプラスのエネルギーがもらえる。
 
 


 
 
太陽がだいぶ 西の空に傾きかけた・・
 
電車の時間まで
居酒屋で時間をつぶすことにした。
 
・・実は、ここにきてからずっと気になっていたお店がある。
 
『厨酒場 わかつき』
 

 

 


中に入ると、
気さくな大将と、笑顔の女将さんがいた。
 
仲の良い夫婦、二人で経営している素敵な酒場!
 

 

 


 

ここで旅の疲れを癒せば
素敵な仲間と出会えそうである。 
(ルイーダの酒場 は、こんな感じだろうな・・ 笑)
 
大将と歴代のプロレスの会話に盛り上がり、
楽しい時間があっという間に過ぎて行った。
 
 
 

 

 


メディアから逃げ出したくなる時は、よくある。
 

 


そんな時は 沼垂にくればいい・・
 


そう思った。。。 またここにこよう。
 
 
 
 
 

 

 


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



※ 写真に写っている方たちからは

       許可を頂いて写真をUPしています。