雨・・・・・ | 山P戦闘日誌

山P戦闘日誌

自転車に燃える23歳
イナーメ信濃山形に所属

予報通りですが,今日は朝から雨.

バスク地方は雨が多いそう.起きて窓を開けるとかなり寒い!
なんと17℃. 

10時にはレッグウォーマーに長袖ジャージを着て練習に出発.

雨を避けていたら今週はトレーニングできないので・・・・・・・


出発してすぐに,こちらでの生活を教えてくださっている日本人のToruさんに写真を撮ってもらう.

ソペラナジャージ姿の写真を撮ってもらうのは初めて.
奥さんと一緒に道路沿いで待っていてくださいました.ありがとうございます.


これは奥さん目線
そしてToruさんから


止まって少しお話してから出発.




一昨日のレースの出発地点まで走って,そのままさらに先まで.


アップダウンだらけの道を走り3.5hでAlgortaに帰還.もっと走る予定だったけれど,事前に設定したルートが高速道路で使えず.迂回路が見つけられなかったので,ぐるっと海沿いの山を登って帰った.雨で寒かったので疲れた・・・・・

今日は途中でパワータップの電池が切れる.はぁ.心拍計を持ってきていないので,明日からしばらくスピードとケイデンスと時間のみ.頑張ろ.



帰ってからは自転車の整備と勉強.
こちらは道路が汚い?のかすごく汚れる.

ジャバジャバ水を使って洗いたいけど,そんな設備もないので水を付けたウエスで拭く.
チェーンは大家さんが持ってるボート用のクリーナー.潤滑油もボート用を借りる.
ピカピカになりました.命を預けている自転車だし,しっかり手入れしないと.



そういえば,レースの内容以外の話.

さすがは本場といった感じ.
バスクのレースでは全てのレースでチームカーが集団の後ろを走ってます.
給水やメカトラなんかは手を上げて集団の後ろに下がれば,チームカーがバイクの審判に無線で呼ばれて飛んでくる仕組み.国内ではUCIレースでしかこれはしてない.

給水はチームカー以外にも登りの頂上なんかにスタッフが待機してるチームもあり,それ以外にもレース好き?のおっさんが凄い量のボトルを用意して立っていて,手を上げれば普通にもらうことができる.すごいなー.
水だけでなく頂上付近には応援してる人の人数も多い.ちびっこも飛び跳ねて応援してくれる.


自分が追走で2人になったときはたくさんの人が
「!#$+*}‘+  Chino!!」
 ↑何言ってるか不明
と.中国人に見えるようです. 仕方ないか,オレもヨーロッパの人は見分け付かないし.




話しは戻って,あと驚いたのはゼッケン.

image
これですが,日本の実業団レースのように毎回違う番号にせず,シーズンを通して同じ番号を使うらしい.なので返却の必要もないし,次のレースもこのゼッケンをつけて走る.結構丈夫なビニルみたいな素材なので破れることもなさそう.なんて合理的!

Jエリートは選手数も多いし,出ている選手もかなり入れ替わるので難しいとは思うけれど.
プロツアーは出ている選手もほとんど固定なわけだし,導入すればいいのにと感じた.



レース自体もアマチュアレースながら来年プロチームとの契約をすでに取っている選手やスペインのナショナルチャンピオンなど,強烈なメンバーが揃うすごいレースですが,こうした運営もかなり整っていてストレスなく競技だけに集中できる環境が整っています.

バスク素敵.


明日はトレーニング後にマッサージを受けて,レースに必要なジェルやキャップなんかを探しに町に出てみます.