音楽について #** クリアカット2022 | 偽クレモンのブログ

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ついに私も農耕節食者となった。ま、仕方ないよね。私の会社では国の基準に従って、判明の日を0として、5日間の自宅待機が定められている。がしかし、私ん家は家族が多いので、時間差で次から次へと妖精が判明したら、いつ復帰できるか判ったもんじゃない。せめて自身が発症しなかったら御の字ってところだ。くわばらくわばら桑原和男。

 

いずれにせよ、土日を挟んで来週から在宅勤務だ。昨日、会社からPCを自宅まで持ってきてもらった。が、私の会社PCは会社のサーバに遠隔でアクセスする設定がしてなかったので(基本、出張・在宅勤務がなかったので)、ちょっと面倒なことになった。中枢・機密への外部からのアクセス権だけに、簡単には申込み・設定ができないのであった。なので、これまで溜め込んだ脳内サーバに頼るしかないが、昨今、メモリが経年劣化で不調である。

 

等と不幸な身の上を嘆いていても仕方ない。やれることをやるまでよ。

さて、今朝は’80前後のニューウェーブ・オルタネイティブ勢から取り上げる。まずは1曲目。ザ・パスト・セブン・デイズのレインダンス。

The Past Seven Days - Raindance - YouTube

 

このバンドのこの曲は当時、4ADというレーベルのコンピレアルバムで聴いた。こりゃいい、他の曲も聴きたい、と思って、バンド名義のアルバムを待ちわびたのだが、叶わず。ラジオでも誰も取り上げず。今、web上でもこの曲の他に1曲あがっているだけだ。だからその存在を知っている人も少ないと思う。アイデアの乏しい一発屋だったのやもしれん。

 

続きまして、マーサ&ザ・マフィンズのエコー・ビーチ。

Martha And The Muffins "Echo Beach" - YouTube

 

マフィンズは1977年にデビューしたカナダのバンド。この曲はニューウェーブ系では異例の売上を記録したと、後に知った。確かに、いかにもあの時代のニューウェーブっぽいサウンドながら、整った分かりやすい万人向け(?)の演奏だ。素直なマガジンってところか。にしてもヴォーカルのパンチの効いたルックスがどうしたって気にかかる。およそロックシンガーには見えず、ローラーゲームのジュディ・ソーインスキーを彷彿とする(だれも知らんか・・・)

それはさて置き、彼らのビッグヒットはこれだけだが、地元では根強い人気があるようで、現在も活動しているとかいないとか。2020年のライブの様子があがっている。ヴォーカルはソーインスキーの娘か?

Traxion: Echo Beach (Martha and the Muffins Cover) - January 2020 - YouTube

 

続きまして、グラクソ・ベイビーズのフー・キルド・ブルース・リー。

Glaxo Babies - Who Killed Bruce Lee - YouTube

グラクソベイビーズは1977年に英ブリストルで結成された。かのザ・ポップ・グループと同じ出身地であり、フリーキーなサックスも入っていることで、当時は’両雄’等と言い出す評論家もいたが、どこに耳をつけとんじゃ、全然違うわ!ま、サックスとギターの技量はこちらが上か。でも上手けりゃいいってもんじゃないのは、音楽の摩訶不思議なところである。と、ディスリながらも、この演奏はB級ニューウェーブとしてとてもよろしい。

 

続きまして、ヤング・マーブル・ジャイアンツのウーリッツァー・ジュークボックス

Young Marble Giants- Wurlitzer Jukebox - YouTube

 

ヤング・マーブル・ジャイアンツは1977年頃にウェールズの首府カーディフで結成された、ギター・ベース・ボーカル+リズムBOXという簡素なバンド。音は聴いてもらった通りで、屁みたいなサウンドである。これが良かった。当時、レコーディング技術の向上をいいことに盛り盛りのサウンドが主流になりかけた頃、それを真っ向から抗う省エネアンサンブル。業界や同業者に与えた影響はそこそこあった。渋谷陽一氏も大喜びでサウンドストリートにて数曲オンエアーしていた。さっき’屁みたい’と言ったが、本当に屁なのはヴォーカルだけで、ギターとベースはちゃんとした技量を持っている。実はそこが肝である。

 

最後はワイヤーのmap ref 43 degrees N 110 degrees Wで。では御機嫌よう、また明日。 

map ref 43 degrees N 110 degrees W WIRE 16/18 - YouTube