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ダブルBからシングルMへ・・3  ゲンゴロウとトキ

ダブルBからシングルMへ・・3  ゲンゴロウとトキ

「トキ」はあまりにも大きい。背のたけ80センチ。羽を広げれば1メートル30センチもある鳥だ。こんな大きな鳥がこの狭い日本に野生で棲むことはできない。

歴史を調べてみるとトキが減り始めたのは江戸時代で、ニホンオオカミ等とともに徐々にその数を減らして行き、明治(まだ農薬を使っていない時期)には絶滅寸前になっていた。

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「ゲンゴロウ」はありふれた虫だった。60年前、東京のどこでもかしこでもゲンゴロウを見ることができた。愛嬌のある虫だったから女性にもそれほど嫌われず、水たまりにはゲンゴロウが泳いでいる姿があった。

そのゲンゴロウが東京で静かに絶滅した。誰も気がつかず、「保護運動」は盛り上がっていない。なぜ、東京に住んでいる人がトキの保護運動をするのだろうか? そう聞くと答えは決まっている。「トキを保護しようとしているのではない。自然を守る象徴として運動している。」

でも、その人はコンクリートジャングルに住み、エアコンの中で過ごし、コンビニが500メートル以内にないと文句を言う。もちろんゲンゴロウの絶滅や舗装で根絶やしになったミミズなど関心はない。

命の尊さ、自然との共生・・・東京のゲンゴロウの絶滅・・・まさに現代日本人のダブルBだ。く考え、現実を見、人生を考え、シングルMに戻りたい。

中部大学武田邦彦
(平成23年11月5日)

(小学館から「生物多様性のウソ」という書籍を今年、出しています。私は自分の心の中にあるダブルBが子供たちを被曝させたのではないかと強く思います。)

子や孫を持つ日本人は「モンスター」になろう!!

子や孫を持つ日本人は「モンスター」になろう!!

横浜市の公共施設が販売していた干し椎茸から実に2770ベクレル(1キロあたり)という高いセシウムが検出された。今までも汚染されているのではないかと何回も指摘されていたが、横浜市は市長が「放射線は大したことはない」と言い続け「被曝しても大丈夫」というパンフレットを税金で作っていて測定が遅れた。

給食の担当者は「カロリー」を示すのではなく、「ベクレル」を示さなければならないと私は言ってきたが、原発事故以来、食事の提供者のもっとも重要なことは汚染を測定することだ。青酸カリの1000倍以上の毒物が含まれているのだから。

それでも、横浜市は「すみません」と言い、「健康に影響はない」と言い訳をしている。これで市民を守る自治体なのか? 被曝した子供は横浜市が謝ると被曝が減るのか?? 

例によって横浜市は「子供は椎茸だけしか食べない」と仮定して計算しているが、すでに横浜市の給食の牛肉からかなりの放射性物質が出ているし、空間線量率も高い。

この事件の持つ意味は大きい。自治体が自分の責任で「大したことはない」と言い続けてきたのだ。そして横浜市の場合、市長がその先頭に立ってきた。なんと言っても市長だ。それなりの判断があったはずだから、市長の辞職は当然だろう。

それとも市長は干し椎茸を食べた子供たちの体内に入ってセシウムを回収して欲しい。もちろん、そんなことはできない。できないということは今まで市長が言ってきたことはまったく無責任だったことが判る。

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子供たち、孫たちを被曝から守ろうとすると、横浜市長に「モンスター」と呼ばれるが、喜んで呼ばれよう。被曝から子供を守ろうとする人をモンスター呼ばわりする人など、日本人ではない。その人たちからモンスターと言われるのは名誉なことだ。

かつて、私は大手の週刊誌に「1年1ミリシーベルト男」と名指しされたが、名誉なことだ。1年1ミリは法律であり、国際的な約束であり、あの東電すら従業員に1年1ミリを守らせるためにお客さん(国民)に多くの人件費を負担させていたのだ。

幼稚園長、小学校校長、教育委員会、文科省大臣に大いに「モンスター」と呼ばれようじゃないか。彼らはやがて責任をとって横浜市長とともに辞めて行くだろう。

中部大学武田邦彦
(平成23年11月5日)

保険の「最低保証利率」のワナ

「最低でも2%、保証されているはずですけど……。違うんですか!?」

 「一般の方のイメージとは違うはずです。2%の場合でも、30年後に解約した場合、それまでに払ったお金より払い戻されるお金の方が少ないですから」

 「積立利率変動型」というタイプの「終身保険」に加入されているお客様との面談時に、よくあるやり取りです。

 人は例外なく死ぬので、終身保険は「いつか必ず保険金の支払いが発生する」ことになる保険です。

 そこで、お客様に今日や明日にでも万が一のことがあった場合に保険金を支払うためのお金とは別に、将来の保険金支払いに備えるためのお金も積み立てていく仕組みになっています。

 冒頭の会話は、その「積み立て部分の利率」として、最低2%を保証している商品についてのものです。積立利率変動型の終身保険は、「最低ラインは決めておいて、金利が高くなれば、積立利率も高くしましょう」ということなので、低金利が続く時代に対応した工夫が評価できる保険だと思います。

 ただ、私が知る限り、その「最低保証利率」について、正しく理解されているお客様はほとんどいらっしゃいません。定期預金の利率のように認識されている方が多いのです。明らかな誤解です。「保険料の一部が一定の利率で運用される」のです。保険なので、今日・明日の万が一に備えるために必要なお金は、積み立て部分には回りません。

 さらに、営業担当者・代理店・保険会社の収益になるお金もあります。あいにく保険会社は、保険料の内訳を明らかにしていないので、収益部分を把握する方法はありません。それでも、ヒント(?)はあります。提案書や保険証券には、契約後の経過年数に応じて、解約時に払い戻しされる「解約返戻金」の額が表記されています。注目して頂きたいのは1年後の金額です。ゼロに近いことが多いのです。