5文型を導入して感じたこと【副詞と形容詞を事前に理解しておくとわかりやすくなる!】 | 中学英語やり直し英文法教室 オンライン 大阪 東京 Clear Colors

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本日2回目の投稿です。

中学英語からの学びなおし講座、5文型を導入しました。
今日は文法を教えている立場からの記事ですが、文型に苦戦している生徒さんにとっても参考になれば幸いです。



文型は内容柄、どうしても講義形式になること、文法用語のコトバ攻めになるため、講師の解説力がいまいちだと、生徒さんにとってはしんどい。

皮肉なことに講師が熱くしゃべればしゃべるほど、生徒さんはますます「ドン引き」。

大人でも子どもでも文型に対して感じていることは、
「これを習ったところで何の役にたつのかわからない。不定詞も動名詞も知っているし、文型なんか知らなくても英文書けるし、英会話もできるのに」

そうですよね。私も英語初心者の頃はそう思っていましたから、これはよくわかります。

英文を書くとき、話すときには、語順を組み立てる作業が必要です。「この動詞の後にはこの品詞が来る」とかね。簡単に言えば、この知識を論理的に学ぶのが文型です。

これを知っていると知らないでは大きな差が出ます。文型がわかれば参考書に書かれている意味がわかるので、講師に頼らずこの先ご自分でどんどん理解することができます。もう挫折しなくなるのです。

・・・というように、講師はつたなくてもいいからご自身のコトバで「なぜ必要なのか」生徒さんにわかるように導入目的を伝える必要があるのではないかと。なにせ必要だとわかれば、生徒は本気で聞きますから。


さて、今日はこれまで生徒さんたちに文型を教えて感じたことを。

生徒さんが苦手なのは「修飾語」「補語」の見分け方ではないかと思いますね。(実は「目的語」は簡単なものであれば、それほど苦戦しません)

要は品詞の理解が不足しているのです。なので教える側は文型を導入するまでに、第1文型の修飾語句に関連する「副詞」、第2文型の補語に関連する「形容詞」を導入しておくべきですね。授業展開がスムーズです。

英会話では形容詞を重視するため、英会話経験のある生徒は初心者でもわりと形容詞の知識はあるのですが、「副詞」の知識はほぼありません。

「副詞」は主役にはなれないけど守備範囲が広い品詞なので、事前に教えておかないと、第1文型の修飾語句の解説の時点で大クラッシュします。

講師の立場では正直さっと行きたい第1文型で失敗すると、全体にとてつもなく重たい授業になります。

そして「形容詞」があやふやだと、第2文型で「補語」を導入するときに生徒はさらに混乱します。「補語」の概念がもうひとつつかみきれていないことが理由ですが、ここをあなどることなかれ。

では文型の話は今日はここまで。学びなおしの授業では次回(7/28)も文型を導入しますので、続きはまた授業後に・・・。


これは文型の授業ではないのですが、enoughの使い方で質問が出ました。この単語、発音は「イナフ」と呼びます。副詞としての使い方、形容詞としての使い方、生徒さんにとっては混乱するのです。

ほらね、やはり「副詞」と「形容詞」の理解は大事なのです。



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