みなさん、LT(Lightning Talks)というプレゼンテーションテクニックをご存知ですか?
「稲妻トーク」という訳通り、5分間で言いたいことを伝える技法です。
IT関連や外資系企業ではよく使われているそうです。(私はバリバリの日本企業出身なので、知りませんでした)
テーマやツールは自由なので、要は普通にパワーポイントを使ったプレゼンと同じですが、このLTには一つ大きな「掟」があります。
「5分超えたらプレゼンは『打・ち・切・り』」
さすがIT,外資系。グダグダはバッサリ切り捨てる。
かつて私が勤務していた日本企業のメーカーでも学習塾でも、もちろんプレゼンはありました。一応時間制限はあるのですが、途中でグダグダ(笑)。
「話すの嫌やわ、ネタないで」とか言いながら、本番で時間が余って困る人はいなかったですね。皆さん延長していました。「まあそんなかたいこといいなや。もうちょっとで終わるねんから、しゃべらしてえや」とゴリ押しの粘り勝ち。
でもまあ、話を引き締めて短くまとめるこのLTのテクニックは大事。
授業でもそうですが、講師の長い話に満足しているのは、往々にして話している当の本人だけ。よかれと思って授業を延長しても、肝心の生徒の満足度は期待するほど上がりません。
これ、ものすごくがっかりする瞬間。講師の独りよがりですが、新人の頃はそれがわからず失敗しました。
私は職業柄、話を長く引き伸ばして生徒をグリップするトークは慣れているのですが、この逆は苦手。
だから「5分間」に凝縮することは、私にとって訓練です。
困ったことに無意識に盛り込みたくなるのです。話を長くするよりも短くするほうが難しい。5分で完結させるにはテーマを絞り込み、ロジカルな思考でないと間違いなく失敗します。
話を盛り込みすぎないことですね。そして短くてもしっかり落としどころを決めて準備しないと、最後までたどり着かないですね。
ご縁あって、先月からこの勉強会に参加しています。
参加される方のほとんどは現役のビジネスマンや経営者のみなさん。
よい刺激をいただいています。
このテクニックを来月からの自身の講座説明会で使ってみたいと思っています。
私、今週はプレゼンがあります。現在準備中です。
ちなみにテーマは、
「大人が中学英語を学びなおす『本当』の理由」
「大人に英語を教えて驚いたこと」です。
資料作ってみて「あ、そういうことだったのか」と1年たってやっとわかったこともあります。
パワーポイントで資料制作中。動画など色々盛り込みたくなるのをぐっとこらえて、初回はシンプルに行きます(笑)。さてどうなるか。
=中学英語からの学びなおし講座=
大人の学びなおし英語塾(英文法)/ 大阪
http://www.clearcolors-japan.com/