塾講師の先生方のブログの更新ペースが夏が近づくにつれ、ご多忙ゆえスローになっています。季節を感じますね。
これは生徒指導、教室運営をご自身の使命として正しく理解なさっているということです。私が大人の生徒や保護者なら、そういう塾やスクールを選びます。
大学受験の大手予備校の講師は人気を得るためにカリスマ性が求められますが、本来、教える仕事は「先生ではなく生徒が主役」ですから。
さて、月曜に開講している中学英語からの学びなおし講座も、明日は祝日なのでお休み。一週空きます。この間を利用して今後のプランニング作業に専念しています。
まだまだ仕掛中のことばかりですが、お伝えできることから。
この10月から、初心者向けTOEIC対策講座をスタートします。
到達目標は「他スクールのTOEIC突破クラスを受講できるまでの実力を養成して送り出す」
「え？そこまででいいんですか？その先の対策もすれば良いのに」と思われた方もいるかも。
はい、私の役目はここまで。TOEIC講師は英会話講師ほどではありませんが、世間にはたくさんいらっしゃいますから。何千人？何万人？何十万人？わからないほどですね。
私は中学英語の学びなおしを教えたいのです。TOEIC指導はできても、大人に中学英語の「学びなおしレベルまで」教えることができる講師はまだまだ少ないからです。
・・・と今までそう思っていたのですが、学びなおし講座の生徒さんたちのTOEICスコアを見てこの考えが変わりました。「仕事で英語を使いたいと思っている生徒さんをこのまま送り出すと、また挫折するだろう」と思ったのです。
現時点での彼女たちの平均スコアは、990点満点中300点前後。実力を測定する基準のリーディングに関しては、495点満点中150点未満。
言うまでもなくこのスコアではビジネスでは話になりません。履歴書にも書けません。
ご存知の方も多いと思いますが、現在、英会話スクールなどのTOEIC対策講座は最低でも500点突破からが多いです。残念ながらリーディング100点台では、一番下のクラスに入っても苦労します。
もちろんどの講師もプロですので、どこのスクールであっても授業は満足するはずです。でも生徒の実力が追いついていなければ、どんな素晴らしい解説であっても「わかった気分」になっておしまい。通学しているだけでスコアアップできるほど、TOEICは甘くありません。
ということで、現在は新講座のテキスト選定をしているところです。よさそうなものを次々購入しては問題を解く毎日。私の家の中はTOEIC対策本だらけ（笑）。
教材を分析する力は、私自身が講師として生き残れるかどうかの分岐点。苦労して得た知識は決して無駄にはならないはず。立ち読みでも選定は可能ですが、傾向分析をきっちりするには購入して実際に解かないとね。
書籍は初心者向けですので、購入したら一日で一冊解ききるようにしています。自宅だとメールの返信、教材作成などの作業を優先させてしまうので、断ち切るためにお気に入りのカフェで。
毎日「千本ノック」しています！必ず時間を決めて解き終えてから帰宅。今の私、紀伊國屋梅田店のTOEIC本を全部制覇しそうな勢いです（笑）。
カフェでアイスカフェオーレを飲みながら、ふと過去の自分を思い出しました。TOEIC475→710点を3ヶ月で達成した時の頃。
ですが、1つ当時と違うことがあります。あのときは「時間をはかって『同じ問題集』を何度も解いていた」ことですね。TOEICスコアアップをしたい方、このやり方はすでにトライしていますか？
＝中学英語からの学びなおし講座＝
大人の学びなおし英語塾（英文法）/ 大阪
http://www.clearcolors-japan.com/