Time誌の表紙にみる栄養学の潮流 | 科学のために科学を科学的に笑うべし

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論理はわが友 されど笑いはさらなる友

バターといえば、かつてはコレステロールの元として、
あるいは肥満につながる脂質として、摂取を控えるべき食品の代表でした。
しかし最近は、糖質制限やトランス脂肪酸問題の影響か、
バターの地位は回復の傾向にあるような気がしています。

栄養学は大きな転換期にさしかかっているのでしょう。
遂にTime誌の表紙(2014年6月23日号 Vol.183 No.24)にバターが登場して、
バターを食べようなどということになっています。
   Time "eat butter"
などで画像検索してみてください。
場合によっては、30年前にTime誌自身、卵とバターは控えよと表紙で
主張したことと皮肉な対比を見せている画像もみつかるかもしれません。


科学とは仮説、今後も常識がひっくり返されることは色々と起きるでしょう。

しかし、バターが悪者であるかのように教育された世代が、
洗脳から抜け出すことができるでしょうか。
人造バター(あんまりな命名なのでマーガリンと改名しました)が
スーパーの棚から追いやられたり、宣伝が消えたり、
宣伝文句で健康志向をほのめかす文句が消えたりすることは今後もないでしょう。
少なくともしばらくの間は。
お金が絡んでいる限り、売る側はありとあらゆる理由をこじつけて、
無知な消費者にものを売りつけようとするはずです。