3Dプリンターのインパクトはやはり大きいと感じています。
オーストラリアABCのリポートに、3Dプリンターに「バイオインク」を積層させて、
数々臓器を作る動画が出てきます。
英語ですが、見てるだけで内容はかなりわかると思います。
(もしくは英語原稿が付いています。)
ABC Catalyst "ORGAN BIOPRINTING"
http://www.abc.net.au/catalyst/stories/3871078.htm
腎臓、血管、耳たぶ、皮膚、筋肉…
話には聞いていましたが、造られる様子や動いているところを実際に見ると、
見入ってしまいます。
そのうち、これらが実際に体に入るところも動画で簡単に見ることになるのでしょう。
いよいよ、生物と機械の境界がぼやけてきた、とはいえないでしょうか。
私は怖いこととは感じません。
でも、何を食べるか飲むか・何を食べないか飲まないかについて
市井ですったもんだの妖しい議論がしょっちゅう起きていることを考えると、
将来はこうした人造臓器についても日本ではかなりのゴタゴタがあるかも。
いや逆に、医師の診断や処方する薬はほぼ無前提に受け入れられる風土だから、
医師の判断であれば日本人にもスッと入ってくるのかな?
こういう抽象度の高い(=対象領域の外延が広い)技術をどう使うのか?
自分でも考えてみたりはするのですが、
答えが出てくる前に現実が先に行ってしまいます。