相手に関心を持つのではなく、
相手の関心に関心を持つと、
人間関係がスムーズになります。
実は、これが話の聞き方のコツです。
相手に関心を持つと、相手の良いところと、悪いところのジャッジが始まります。
相手の興味があることは、ざっくり言うと
相手が『成長したい部分』です。
ので、
そこに関心や興味を示して、回答を出してあげることが、相手が向上するきっかけとなります。
相手自身に関心を持つと、相手を変えようとしたくなります。
これは人であれば誰でもそうなります。
今、相手の関心ごとは
不満を誰かにぶつける事かもしれないし
悲しみかもしれないし
喜びかもしれなし
趣味の話かもしれません。
それに関心を持っている場合
相手の関心に関心を持つと、
ダメ出しではなく
『それ、すごく成長したいんだね!』
になります。
例えば
『私の彼氏が、また浮気してね…』
という相談を受けたとき、相手に関心を持つと、
『だからあなたはダメなんだよ!』
『だからあんな人、やめておけって言ったじゃない!』
と言なります。
でも、今、相手が関心を持っていることは、彼氏の浮気です。
私たちが、相手に関心するのをやめて、相手の『浮気された』という、関心ごとに興味を持ったらどうでしょう?
そうすると、会話は
『そっか、寂しかったね』
『悲しかったね』
『ツラかったね』
『今、落ち込んでいるよね』
『じゃあ、これからどうやったら幸せになるだろう?』
『うん、もっといい人を見つけたいね』
あるいは、
『今の彼氏と、やり直したいんだね』
『そしたら、どうしたらいいだろうね~』
こうしたい、ああしたいが沢山でてきます。
それを、最初から
『そういう人と付き合うとこがダメなんだよ!』
と言うと、
ただでさえ落ち込んでいるのに、さらにダメ出しされると
もうその人は何も話せなくなります。
そして相手の成長も止まります。
例えば
『仕事で残業しないで、早く帰ってバーゲンに行きたいなぁ~』
と、誰かが愚痴を漏らすとします。
残業しないでバーゲン?
はぁ?
仕事、ナメてるのか?
甘いよ!
皆、そうは思っているけど頑張って仕事してるんだよ
と、言いたくなりますが、
これは相手の興味に関心を持っているのではなく、相手そのものに関心を持っています。
でも相手の興味に関心を持つと
相手の関心は『バーゲンに行きたい』になるので
『バーゲン行きたいんだ!』
『何買いたい?』
『あそこのブランドの商品は最高だよね!』
『早く仕事終わらせてバーゲンに行くにはどうしたらいいだろう?』
『どうやったら、バーゲンでバンバン買い物出来るだろう?』
『お給料を増やさなきゃね!』
『じゃ、仕事、頑張ろうか!』
になります。
相手の関心ごとが、私たちの一番の興味になれば、人は心を開きます。
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