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半兵衛のブログ

映画やドラマ好きなので映画やTVドラマのレビュー、ビートルズ関連の曲紹介や、古い洋楽ロック、気になるJポップスのレビューをしています。ペタは見ません、いいねを中心に訪問しています。

 

テレビドラマ「私の家政婦ナギサさん」の主題歌で、聞き馴染んだ歌なのですが、聞けば聞くほど心に響く素晴らしい曲です。

 

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裸の心                     作詞・作曲:あいみょん

        

 

いったいこのままいつまで

1人でいるつもりだろう

だんだん自分を憎んだり

誰かを羨んだり

 

いつかいつかと

言い聞かせながら

今日まで沢山愛してきた

そして今も

 

この恋が実りますように

少しだけ少しだけ

そう思わせて

今 私 恋をしている

裸の心 抱えて

 

バイバイ愛しの思い出と

私の夢見がちな憧れ

優しくなれたよ 少しね

強くもなれたみたい

 

どんな未来も

受け止めてきたの

今まで沢山夜を越えた

そして今も

 

この恋の行く先なんて

分からない 分からない

ただ想いを

今 私 伝えに行くから

裸の心 受け止めて

 

恋なんて しなきゃ良かったと

あの時も、あの夜も 思っていたの

今私、また恋をしている 

裸の心震わせて

 

この恋が実りますように

少しだけ少しだけ

そう思わせて

今 私 恋をしている

裸の心 抱えて

 

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私の家政婦ナギサさんは2020年開始のドラマですが、2017年に作った曲で、大事に大事にシングルにできるように、したためていたようです。

 

「この曲を書いた当時の心境を思い出そうとしたんですけど……全然思い出せなくて(笑)。でも、人間ないものねだりをする生き物じゃないですか? 私もそうで、いつも自分が置かれてる立場と正反対のことを書く癖があると思っていて。これを書いたときも私は別に〈この恋が実りますように〉と思っていたわけではないんです。でも、それも結局ないものねだりっていうか、自分を一人に置き換えて物語を書くっていうのは、作詞をする上での癖が出てるのかなって。もちろん、所々当時のリアルも描かれていると思うので、リアルと妄想の間を行き来して曲を書くっていうのも癖なんだと思います。当時はメジャーデビューした少し後で、結構乱れてたっていうか(笑)、「一人になりたい」っていうのは思ってましたね。

あと今回のレコーディングで初めて歌を録り直したんです。一回レコーディングしたんですけど、「何か違う」ってなって、「納得行くようにもう一回録り直そう」って。いろいろ試行錯誤したんですけど、ハンドマイクで、ひざまずきながら歌いました。レコーディングになると、どうしてもきれいに歌おうとしちゃって、デモのときの荒々しさとか素朴な感じが消えちゃうんですよね。でもこの曲はもっと感情的に、ザラザラした感じで歌いたくて、一発録りみたいな気持ちで歌ったんです。」 あいみょん

 

この歌詞で想像される人物像は、いつまでも結婚できない女性。何度も何度も恋をしているけれど、その恋が実らない女性。何度も失敗したけれど、その失敗が自分の成長だと思っている女性。今度も懲りずに恋をしたけれど、それでも、自分の良いところも悪いところもさらけ出した、何も偽ることの無い、無防備な、いつもの「裸の心」で 。

 

裸の心の意味を考えてみたのですが、裸=①すべてを包み隠さずさらけ出す。という意味なのか、それとも、②一番無防備の状態の心の例えなのか?、考えてみたのですが、私の出した結論は、両方だと思います。つまり、全てを包み隠さつさらけ出し、無防備な状態の心。

 

相手はきっと悪いところを受け入れてはくれません。きっと、「わがまま女」だとか、「嫉妬深い」・「理想が高い女」だとか、いろいろ思うでしょう。なにせ、嘘偽りのない心を相手にぶちまけるわけですから。こんな「裸の心」を受け止めてくれる男性は少ないはずです。

 

何故、人は恋をするのでしょう?

きっと子孫を残すための本能の一部だと思います。子牛が生まれてすぐ立つように、きっと人間の本能なのだと思います。つまり、神様がつくった設計図なのです。

 

しかし、人間の恋愛というものは厄介で、最初は、お互い良いところだけを見せようとします。

そして、結婚して初めて相手の悪いところを発見し、離婚に発展するのです。

しかし、この歌詞の主人公は最初から、全てをさらけ出しています。きっと、嘘のつけないタイプのバカ正直な女性かと思います。

 

この曲は、自分のいいところをアピールして相手に見てもらうのではなく、飾ることのない自分そのものを受け入れて欲しいと切に願う歌で、わがままを含めて、受け入れることを要求するのです。

 

恋をする女性の立場で、飾ることのない人間の本心をストレートに表現している素晴らしい歌かと思います。  あいみょんのヴォーカルがまた、飾ることのない素直なヴォーカルで、好感が持てます。そして、歌の魅力を強力に引き出しています。

 

男の私ですが、自分の胸に手を当てると、思い当たるところが多くあります。 きっと多くの人達の心に響くナンバーかと思います。

 

 

皆さん元気ですかぁ!

 

「今日俺」が、マイブームですが、映画版、「今日から俺は!!!」の最後に使われた曲が、ツッパリハイスクールロックンロールです。

 

その原曲です。

当時はコミックソングだと思っていました。でも、ビジュアルがかっこいいですね!

 

そしてコロナウィルス在宅自粛編

なかなか、センスがある歌詞になりました。

 

 

男の勲章のほんま編

やっぱり、本物は違いますね!!

 

 

今日から俺は!!劇場版 は、2020年7月17日に公開されました。

 

監督:福田雄一

原作:西森博之

制作:日テレ系

上映時間:1時間54分

出演:賀来賢人 / 伊藤健太郎 他

おすすめ度: ★★★★☆ 子供から大人まで楽しめる作品

                  スッキリした気分で劇場をあとにできます!

<ストーリー>

1980年代の軟葉高校。転校を機につっぱりデビューした2年生の三橋貴志と同じ日に転校してきたトゲトゲ頭の伊藤真司は、コンビを組んで次々とやってくる強敵を返り討ちにしていく毎日を送っていた。3年になったある日、かつて壮絶な戦いを繰り広げた不良の巣窟・開久高校の一角を隣町の北根壊高校が間借りすることになった。極悪高校で名の通った北根壊の番長・柳鋭次と大嶽重弘は、智司と相良という「頭」を失った開久の生徒たち相手に妙な商売を始める。一方その頃、怪しいスケバン・涼子が今井に近づこうとしていた。

 

 

 

◆福田監督絶好調!

最近目の離せない監督といえば、福田雄一監督!

作品の安定感が増してきました。山田洋次監督の寅さん亡き日本映画。その笑いと人情の部分を福田監督が背負っているといっても過言ではありません。

 

◆早くも興行収入20億円突破

7月17日に公開された作品ですが、7月27日には動員161万人、興行収入20億円突破!

 

◆北根壊編

原作でも人気の高い北根壊編

 

◆感想

もう、ドラマが面白すぎたので、映画でそれを上回ることができないと、最初から決めつけて見に行きましたが、本当によくできた隙の無い作品で、今日俺ファンは、ロスを埋めるに有り余るほどの力を見せてくれることうけあいです。

 

 映画が始まってすぐの人物紹介のシーンからつかみバッチリです!二人の生徒が噂話をしているところに、登場人物が一人、二人とありえないけど自然な感じで現れてくるのですが、最初からすごい!と、唸ってしまいました。 

 

◆柳楽優弥

今回の敵は、悪(ワル)で残酷なナイフ使いの「柳 鋭次」の役を、柳楽優弥​​​​​​さんが​をやっているのですが、悪ければ悪いほど主人公たちが引き立ちますね!

 

柳楽優弥さんはその点すごく上手に演じていました。自分のやっていることが一ミリも間違っていないと確信しているようなワルの演技が、抜群で、目力(めじから)がすごいです!

 

実は柳楽優弥さんは、三橋が立ち読みしている店の店員として、アオイホノオの出演時まんま姿で、オタク談義を繰り広げた役で一度、今日俺に出演していて、今回が2度めの出演です。

 

 

 

もうひとりのワル大嶽重弘役の栄信さんは、初めて拝見する役者さんです。セリフが棒読みっぽいのですが、恐らく役作りのため、わざと滑舌悪くしているのだとしたら、ハマっていると言えます。

 

今回の笑いの部分の主人公の二人のインタビュー ※監督が一番好きなキャラ今井

 

◆ツッパリがかっこいい

しかし、80年代のツッパリが何故、現代の子供から、お年寄りまで受けるのか??謎です。私は当時現役時代ですのでツッパリを身近に知っていますが、少しもかっこいいと思ったことがありません。今の若い子に聞いてみると、ツッパリが「かっこいい」というので本当に不思議です。

 

私が思うに、今のようにギシギシにいい子を求められる環境で育った子どもたちからしたら、学校という社会に反抗して、何も束縛されず自由に生き様を貫いている姿が眩しく見えるのでしょうか??

 

そして、昨日喧嘩した敵は今日の友という、少年漫画の王道ストーリーも、ツッパリをかっこよくみせていると思います。

 

◆福田監督にお願い

是非、「この素晴らしき世界に祝福を!」を「勇者ヨシヒコ」風に実写化してください。

アクア役は声優(雨宮天)さん、そのままでお願いします。

 

◆久々の映画館

コロナはじまってから、初めての映画館だったのですが、コロナ対策はバッチでした。

一つおきのシートしか座れないし、手を乗せる肘掛けも毎回消毒していますし、飲食中意外はマスク着用、そして、換気もバッチリでした。