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半兵衛のブログ

映画やドラマ好きなので映画やTVドラマのレビュー、ビートルズ関連の曲紹介や、古い洋楽ロック、気になるJポップスのレビューをしています。ペタは見ません、いいねを中心に訪問しています。

インターネット無料動画配信サービス、TVer(ティーバー)で見られる秋ドラマのご紹介です。

 

感想としては、前クールで「VIVANT」という、お金と時間を十分にかけられた作品が登場しませんので作品予告を見る限り何か目玉となる作品が無く、必見作がない物足りないクールの予感です。そして相変わらず漫画原作が多いです。多種多様で斜め先を行く日本の漫画は宝の宝庫です。

 

話が進むと評価も変わりますので、少しずつ編集していきます。

 

最近ドラマや映画を見て感じること

前クールで全話出場の俳優が次のクールにも出ていて、下手したらそれが何クールも続いて一年中の同じ俳優ばかりで辟易しています。最近、映画館に足を運んだ作品は「キングダム3」「沈黙の艦隊」です。そして自宅に帰りTVer(ティーバー)で「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」を見るとまたもや大沢たかおが・・・大沢たかおさんといえば出る作品を選ぶ人で有名なのにこの有様、私はこの状態を俳優のドッペルゲンガー状態と勝手に表現しています。映画はお金を払って見るので、テレビとは別の物を期待しますが、映画もテレビドラマも同じ俳優ばかりで特別感が全く無いんです。その点はアメリカは映画俳優とドラマ俳優が概ね別れています。そんなところに日本の俳優の層の薄さを感じます。もう一つ言わせてもらえば、ドッペルゲンガー状態なのに、どのドラマに出演しても、別人格になれない、同じ演技しかできない俳優も多いです。

 

独断と偏見で数話鑑賞後点数つけています。

100点 歴史的傑作

90点以上 必見

80~89点 かなりお薦め

70~79点 ちょっとお薦め

60~69点 普通


半兵衛のお勧め

  うちの弁護士は手がかかる

蔵前勉(ムロツヨシ)は、人気女優を30年に渡ってサポートしてトップ女優にまで押し上げてきた超敏腕マネージャー。プライベートでのトラブル処理まで完璧なマネジメント力を発揮し、夢だった海外進出が現実になろうとしていた矢先、突然「あなたの仕事は誰がやっても変わらない」と解雇を言い渡され、その言葉に絶望し、生きる意味すら見失ってしまった。 一方、天野杏(平手友梨奈)は、最年少で司法試験に合格した天才肌の新人弁護士。法律の知識こそ誰にも負けないものの、人とのコミュニケーションが苦手な上、猪突猛進な性格が空回りしてしまい、弁護士として全く成果が出せないでいた。蔵前は、杏が落とした書類を届けるが、ひょんなことから杏の弁護士助手(パラリーガル)として働くことになる。

73点→68点

このドラマは30年ひとりの女優を大物にまで育てた敏腕マネージャーが突然解雇され、ひょんなことから、とげとげ弁護士のパラリーガルとして凸凹コンビコンビを組むという話です。 私は、尖った主人公のドラマが好きで、今回は平手友梨奈さんが演じています。「六本木クラス」や「ドラゴン桜」で好演でしたが、一段と良くなっています。ムロツヨシさんはお笑い系に強い俳優で、今回はそれを抑えた演技をしていますが、彼がコーヒーを注文するシーンでの店員さんが、お笑い系ムロツヨシさんの役割を演じていたのでびっくりしました。それともう一つ驚いたのはこの番組のテーマソングがなんとあのローリング・ストーンズです。ストーンズといえば50年前に活躍していたビートルズと同年代のバンドで、ミック・ジャガーは80歳にして今尚現役で活躍中です。彼らはカウンターカルチャーとしてのロック魂の具現者です。川の上流にあるトゲトゲした大きな石は下流に流されれば流されるほど小さく丸くなってゆきます。ストーンズは丸くなるどころか、今でもごっつい大きな石のままです。そしてこの平手さん演じる弁護士がストーンズとダブるのです。楽曲の使用にはすごいお金かかっていると思います。グッドジョブフジテレビ。

 

4話みて:ムロツヨシさん役柄がフランクになって行きましたが良い効果だと思います。とげとげ弁護士は実は世間というものを全く理解せずに、法律の知識だけで弁護士になったものだから、人を見る目の百戦錬磨の元敏腕マネージャーが大人の視線で欠点を補いますが、私にもふと足りないものを気付かさせてくれます。

半兵衛の準おすすめ

 

  おいしい給食 season3

2019年に放送を開始した「おいしい給食」シリーズは、市原演じる“給食を愛する中学教師”甘利田と、ライバル生徒の神野ゴウ(佐藤大志)による給食バトルを軸にした「笑って泣ける学園食育エンターテインメント」。回を重ねるたびに熱烈なファンを増やし続けてきた。あまりに強烈、かつ最後には心に沁みる甘利田のキャラクターは、市原の当たり役となった。しかし、season2でライバルのゴウが中学を卒業! 甘利田自身も函館の学校への異動が決まり、「続編はどうなる?」とファンをヤキモキさせていたが、2023年秋、甘利田は戻って来た。本州を飛び出し、函館の地で。

65点

本当に面白いドラマで、給食好きな教員が主人公のドラマですが、給食だけでシーズン3ですよ!

実は知られていないのですが、日本の給食制度は味や見た目栄養バランスなど優れており、配膳から後片付けまで生徒自ら行い社会性を育てるなど、教育的な意味も含めて本当に素晴らしく、世界中で取り入れる動きがあるほどなのです。しかし、日本に住んでいればそれが当たり前なので良さをわかっていない場合があります。ただ単に給食を食べるというドラマなのですが、コメディタッチで、ライバルが登場したり見飽きない設定です。市原隼人さんといえば硬派な役ばかりですが、ONE PIECEのサンジのようなオンとオフの大げさな違いがわかりやすくて面白いです。

 

  トクメイ! 警視庁特別会計係

緊縮財政を強いられた警察組織は、かねて警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる“経費削減”テストを行うことを決めた。そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一円(橋本環奈)だったが、そこで待ち受けていたのは無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たち。「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導く新しい警察エンターテインメント!

65点

見事エンタメしている作品で、妥協がない経費削減を迫る会計係(橋本環奈)と昭和の古い感で動く刑事(沢村一樹)との対立が面白いです。刑事グループが身を粉にして事件を解決しようとするのに、環奈ちゃんがあまり努力もせず事件の手がかりを見つけてしまうので今のところ環奈ちゃん優勢です!環奈ちゃんの演技は原作があるわけではないので、清々しいほど、おもいっきり橋本環奈です。これが痛快でこのドラマの肝です。最近のインタビューで、「漫画の実写化」について俳優なのに見るものの立場で「やめてほしいと思うことがる」と素直すぎる発言をしましたが、炎上することもなく、納得させてしまうのは環奈ちゃんパワーですね!

 

  セクシー田中さん

田中京子(木南晴夏)は、仕事は完璧だが地味なアラフォーOL。社内では変人扱いされる浮いた存在だ。しかし派遣OL・倉橋朱里(生見愛瑠)は、田中さんの雰囲気が変わったことが気になり…。エキゾチックなベリーダンサー・Saliの正体が自分だと朱里にバレたのではないかと焦る田中さん。2人の運命が大きく動き始める———!!

66点→75点

原作:芦原妃名子さんによる漫画。小学館姉系プチコミック連載中

職場では高能力で凛としてるけど、実は陰気な虐げらげ系主人公を木南 晴夏さんが演じています。「トクサツガガガ」に出演したキャラとちょっとダブリますね。そして、明るくて可愛くて社交的な悩める派遣社員を生見愛瑠(ぬくみめる)さんが演じています。彼女は今の自分に対して危機感を感じていて、ヒラリー・クリントンの演説に希望を見出しています。1話では自分に足り何かを持っている田中さんのベリーダンスに興味をそそられ、力をもらったと告白をしますが、田中さんからは意外な言葉が返ってきました。原作は読んだことが有りませんが、この二人の今後の展開と行方が気になりますね。 木南晴夏さんといえば、どうしても「勇者ヨシヒコ」の演技が脳裏に焼き付いていて、本人もそのイメージからの脱却を望んでいると思いますが、私の中では初主役ですので新しいイメージを植え付けてほしいですね。生見愛瑠さんは前クール「日曜の夜ぐらいは」で好演してました。

 

  パリピ孔明

三国時代、病に倒れた天才軍師・諸葛孔明は「次の人生は、平和な世界に生まれ変わりたいものだ」と願いながら病没した。次に目を開けると、そこは2023年のハロウィーンの渋谷だった。見知らぬ酔っ払いに連れて行かれたライブハウスで月見英子の歌声に魅了された孔明は、自分が転生したことを知り、自分を保護し、心を満たしてくれた英子の恩義に報いるべく、軍師(マネージャー)になることを申し出る。そして、英子をスーパースターにするべく、その知略で数々の奇跡を起こしていく。

63点→60点

原作は、原作:四葉夕卜、漫画:小川亮で、週刊ヤングマガジンに連載中。

現在、同じく漫画が原作であるNetflixの「ONE PIECE」が世界中で大ヒットしていますが、私のブログでも散々語らせていただきましたが、キャストが原作に似ていてさらに、衣装がコスプレ大会にならない事が大切だという事があらためて証明されました。ロッテントマトで視聴者から千人を超えるレビューがあり95%の人が満足と回答しています。

 この作品はアニメが放送され大ヒットしたばかりで、アニメの出来がすこぶる良いです。孔明が英子の歌声を聞き大変感動したので、英子の軍師になるという設定のドラマですが、大きな違和感を感じている部分は、厳しい言い方ですが、上白石萌歌さんの歌には英子の魅力が足りていないと思います。まだ始まったばかりなので成長に期待です。それらとは逆に、間違いなくさすがと言えるのは、バーのオーナー役の森山未來さんです。風貌や人格までドンピシャに作り上げています。実際の三国志好きがこうじて、セリフを自分で足しているそうで作品愛が伝わってきます。オタクが重要視するのは作品愛です。その他は、アーチストの登場シーンがMPV風でかなり凝っていて、主人公よりも目立っています。

 

  コタツがない家

深堀万里江(小池栄子)は、起業したウェディングプランナー。バリバリ働く一方で、家では廃業寸前の漫画家でニート暮らしの夫・悠作(吉岡秀隆)と、アイドル・オーディションに落ちて挫折した高校生の息子・順基(作間龍斗)のヘリクツに振り回され、苦労する毎日。 そんな中、2年前に熟年離婚をした父・達男(小林薫)が山中で警察に保護される。その晩は深堀家に泊まる達男だったが、衝撃の事実を口にして…。

68点

アクションも無ければ特撮や大冒険もない。本当に普通の家庭の話という感じなのだけれど、小津安二郎に代表される昔ながらの古き良き日本のドラマだと思う。まだ1話しか見ていませんが、ぐぐっと惹きつけられる会話劇です。役者さんもいかにも舞台強い系の感じがします。ウエディングプランナーに設定したのは、理想と現実のギャップをわかりやすくしたのだろうと思います。コタツがない家というのはきっと、コタツのような狭い所に何も考えずに一つに集まり、安らげる場所が無い比喩だとしたら。今後の展開はバラバラに散っていくのでしょうか?気になりますね。 北村一輝さんには言いたい「波よ聞いてくれ!」はもう終わってますよ。

 

  下剋上球児

鈴木が演じる主人公の南雲脩司(なぐも・しゅうじ)は、三重県立越山(えつざん)高校に赴任して3年目の社会科教員。大学まで野球一筋でやってきたものの、怪我をきっかけに引退。大学中退後はスポーツトレーナーとして働いていたが、教師になる夢を捨てきれず、32歳で大学へ再入学し教師になった。教員生活を送る中、地元の大地主の孫が入学したことを機に、廃部寸前の弱小野球部の顧問を担当することになり、日常が一変する。プライベートでは2児の父であり、妻と共働きで義父と同居しており、家庭のことも積極的にこなす一面もある。

65点→70点

TBSで日曜日そして鈴木亮平更に野球!とくれば、絶対に人気になる要素満載です。人気にならないのなら何やってるんだTBSって事になりますね。高校野球の名作ドラマといえば「ルーキーズ」ですが、それを越えることができるでしょうか? まだ一話での感想ですが、良い点は、高校生役の人達がフレッシュで誰も名前も顔も知りません。ルーキーズは良いドラマでしたが、高校生役を中年に手が届きそうな俳優が演じていました。 2話目で、大人の事情も深く関わって来ており、どうやら単なる高校生の青春ドラマではない感じです。何故大人の事情をを青春ドラマに入れるのか不思議でしたが、原作はノンフィクション作品だったようです。それがわかると作品の見方が変わりました。

 

  一番好きな花

学習塾講師、潮ゆくえ(多部未華子)は幼い頃から二人組を作ることが苦手だったと感じている34歳。しかし、ゆくえには学生時代から気を許せる赤田鼓太郎(仲野太賀)という唯一無二の男友達がいる。出版社勤務の春木椿(松下洸平)は、結婚を間近に控えた36歳。子供の頃から二人組になれなかった椿だが、妻というパートナーを得ようとしていた。美容院で働く26歳の美容師深雪夜々(今田美桜)。1対1で人と向き合うことに怖さを感じている。27歳の佐藤紅葉(神尾楓珠)は、コンビニで働きながらイラストレーターを夢見ていた。紅葉は小さい時から1対1で自分に向き合ってくれる人がいないという思いを抱えている。ある日、紅葉はとある住宅を訪ねる。家から出てきたのは椿。紅葉が訪ねた人はすでに引っ越していて、そこには純恋と暮らすはずだった椿が住んでいたのだ。そこに、ゆくえと夜々も訪れ、年齢も性別も過ごしてきた環境も異なる4人の男女が顔を合わせ・・・

68点→65点

二人であることの意味を考えさせられる良作ドラマです。1人が孤独であるならば、孤独から逃れる最小の単位が二人。しかしその相手が異性なら?何故二人になろうとする?二人ならどうなる?大勢の中のひとり状態などなど、実は討論会のような内容なのですが、うまくドラマとして成立しています。結局作者は何を伝えようとしているのか?最後まで完走しそうです。脚本は「silent」の生方美久さん。

 

  黄昏優作

中年になって脇役として売れ始めた役者、北見優作(北村有起哉)の物語です。役者あるあるで、夢見るも当然のように売れない時代があり、結婚生活は貧困生活。自分の生活力の無さが原因で離婚して、今では独り者の主人公。ある日成長した息子とあった時、「実は芝居をしている」と打ち明けられる。その作品は偶然にも優作が過去に演じた作品であり同じ役。別れた妻が役者になることに反対しないのか?心配する。

65点

原作は「深夜食堂」などの安倍夜郎の短編断片漫画

この紹介記事の頭で、堂々とドラマ批判している私ですが、役者さんの苦労などを知ってしまうと、なんて私は偉そうな人間なのだろうと、そんな気持ちにさせてくれる良作品。

 

  フェルマーの料理

“お前の数学的才能は料理のためにある” 夢破れた天才数学少年が謎に包まれた料理界のカリスマとともに数学的思考で料理という難題に向かって立ち上がる!才能同士がぶつかり合う料理の頂点の世界で描く若きプロフェッショナルたちの真剣勝負ガチンコエンターテインメント!

64点

原作:小林有吾 講談社「月刊少年マガジン」連載

漫画の実写化ですが、私は原作全く読んでいません。似たような設定で、数学者「アルキメデスの大戦」

や「天地明察」など、数学得意な人が主人公のドラマ多いですね!どのように料理が数学とか変わってくるのか楽しみです。小芝風花さん今期私が見たドラマ3本連続出場の見事なドッペルゲンガーですが、別人格完璧に作っていて流石です。高橋文哉さん仮面ライダー俳優は成功するというジンクスがありますね。

 

  今日からヒットマン

食品メーカーの敏腕営業マン・稲葉十吉(相葉雅紀)は、妻・美沙子(本仮屋ユイカ)、息子・百太(木村優来)と、幸せな生活を送っていた。そんな彼はある休日、部下である山本照久(深澤辰哉)の失敗の尻拭いを上司の遠藤保(勝村政信)から押し付けられ、しぶしぶ怒っている相手先に向かう。営業部のエースらしく、無事にピンチを切り抜けた十吉だが、帰り道に、突然目の前に飛び出してきた人を車で轢いてしまう。それは、非合法組織《コンビニ》所属の殺し屋・二丁と銃撃戦を繰り広げた悪しき組織の構成員だった。二丁自身も深手を負っていた.

62点

原作は「漫画ゴラク」に掲載されていたむとうひろしさんの作品

放送開始が遅かったので話題に乗り遅れた感が有ります。低予算のチープな作品感があり、素材が良いだけにもっと本格手につくってくれたらヒットするんだろうと思います。軽い気持ちで見るなら十分楽しい作品です。シン・ゴジラが現代社会に本物のゴジラが現れたらどうなる?的な作品で、こちらは普通のサラリーマンが殺し屋になってしまったらどうする?のイフの面白さです。

大丈夫か?日本のドラマ

 

◆以下の作品のタイトルとサブタイトル、エロとか不倫とか年の差生活とか・・・エロビデオのタイトルみたい。

 

・くすぶり女とすん止め女        妻は夫の所有物?        
・けむたい姉とずるい妹        私の元カレは、妹の旦那        
・インターフォンが鳴るとき        夫が5人の女と不倫!?サレ妻の復讐劇        
・秘密を持った少年たち        エロティックサスペンス        
・初事情まであと1時間        初体験まであと1時間        
・猫カレ -少年を飼う-        鉄の女が16歳美少年と暮らす!?        
・18歳、新妻 不倫します  こんなお前、愛せるの俺しかいない

・不倫ちゃん  不倫こそが、私の性感帯だ

・帰ってきたらいっぱいして。 #1 TL漫画はエッチみが命

 

戦線離脱

 

◆気になるドラマ

きのう何食べた? season2 S1見てないのでS1見てから

 

◆見るのやめてしまった作品

・すべて忘れてしまうから 展開が遅すぎて脱落

・ブラックファミリア 60点 ただ単に好みに合わない:ごめんなさい。

・推しが上司になりまして 60点 ラブコメ好きなら全然有り。

・ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~ 60点 我慢しきれず脱落。

・天狗の台所 きれいな作品ですが、こちらも展開がなく脱落。

・ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~ 50点 税金取り立て人がこんな態度では嫌悪感しかない。「シッコウ」の直後なのも減点

・時をかける恋人たち 55点 緊張感がまったくないタイムトラベルもの。

・マイホームヒーロー 55点 ディズニープラス加入で追いつきましたが、本人が起こした殺人という事実を第三者が処理しているような印象で、まったく主人公に思い入れ出来ません。木村多江さんの演技は事故レベル。演技が下手とかじゃなく監督がどのように彼女を見せようとしているのかが問題。推理小説作家がどうやって完全犯罪にするのか?興味はその一点のみです。

 

半兵衛の反省:展開が遅かったり山がなかったりする作品を嫌う傾向と相変わらずラブコメに耐性がない。一方アニメの影響か、キャラがたった作品に惹かれやすい傾向有り。

 

 

シーズン終了間際での感想

 

●うちの弁護士は手がかかる 最初はストーンズを起用していることも有り、法政界に風穴を開けてくれるような作品を期待していましたが、結局は世間知らずの弁護士が良きパートナーに恵まれて成長してゆく物語で、面白かったけど凡作でした。

●おいしい給食 season3 もともと低予算のB級作ですが、最後まで飽きさせない展開は良いと思いました。

●トクメイ! 警視庁特別会計係 経費削減という珍しい題材と組織の巨悪退治というありふれた話をうまく組み合わせました。最後まで飽きずに見れたのは環奈ちゃんの威力と沢村一樹さんの好演でしょうか?沢村さんはドラマ出過ぎで見飽きていたのですが、今期一番のはまり役でした。

●セクシー田中さん 回を重ねるごとに惹きつけられる作品。笙野は偏見の塊のような存在で、最初はめちゃくちゃ嫌な印象でしたが、田中さんの影響を受けて、それがなくなると、純粋でいい人であったことがわかります。この作品で一番学んだ事は「第一印象では何もわからない」ということでしょうか、その物語の語り部としてのメルルはいい仕事したと思います。今期の中では一番記憶に残る作品になりそうです。※最終回見て感じたのは、自分を変える力は何か? 単純ですが、自分のやりたいことを自覚して、自分に自信を持ち努力し続ける事。

●パリピ孔明 一番は歌姫に魅力がない事、次に10万いいね作品がアニメでは渋谷決戦でしたが、こちらはどこかの駐車場に数十人集めただけ・・これは低予算が理由で作品を決定的にだめ作にしてしまった罪の部分。原作ファンは恐らく一番の山場を期待していた部分のまさかの展開にがっかり。

●コタツがない家 家族の内輪もめ作品は現実の自分の家がそうだったからトラウマなので、避けるべきジャンルでしたが、見ると意外と面白かったです。三人のダメ男を甘やかすある意味愛情深いだめ女、万里江を小池栄子さんが好演しています。日本の役者さんはこの手の会話劇は本当に上手ですね。

●下剋上球児 何故純粋なスポーツ物にせず、無免許教師という大人の事情を無理やりねじ込んだのか理解に苦しみます。調べると現実の話を元にしていたようです。作り物作品として見ていたので変な先入観があったようです。

●一番好きな花 最初は理屈っぽい会話劇に参加してやろうと意気込んで見ていましたが、最後まで大きな展開もなくのらりくらりと完走しそうで、脱落気味です。

●たそがれ優作 超B級作品ですが、何故か友達を見ているような安心感がある作品でした。

●フェルマーの料理 志尊淳さんは今まで下っ端やホストなどヘラヘラした役が多かったのですが、びしっと引き締まった演技をしていたので印象が変わりました。ドラマ自体はぴりぴり感が伝わったのですが、凡人の私には最後まで料理に数学が必要な理由がわかりませんでした。仲村トオルさんの演技が素晴らしかった。

●今日からヒットマン 主人公の相葉雅紀さんは音楽番組の司会でもちょっと見ましたが、いつも考え事していて集中できていなようなピリッとした何かが抜け落ちている感じですが、逆にそれだから普通のサラリーマン役を上手に演じられたのかも知れません。個人的にはコンビニ習志野と船橋が出てきますが、ほぼ地元といえる地域で、こんなところが舞台になる不思議がありますが、それらしいところは出てきませんでしたので、舞台はどこでも良かった感じです。

 

 

『ONE PIECE(ワンピース)』は、Netflixによって制作され、2023年8月31日より配信された実写ドラマ。

 

原  作 : ONE PIECE 尾田栄一郎

製作総指揮 : 尾田栄一郎他

制  作 : トゥモロー・スタジオ 集英社

制作費 : 一話あたり1800万ドル(約26億円)

出演者 : イニャキ・ゴドイ 新田真剣佑 エミリー・ラッド他

話  数 : 全8話

 

おすすめ度 : ★★★★★ 92点 ハリウッドが漫画の実写化に初めて大成功!

お子様おすすめ度 : ★★★★★星5つ!100点 お子さんに是非見てもらいたい。

ロッテントマト指数 評論家85% オーディエンス95% (2024年8月時点)

<ストーリー>

かつてこの世の全てを手に入れた男、〝海賊王〟ゴールド・ロジャー。彼が遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、幾多の海賊達が覇権を賭けて争う「大海賊時代」が到来した。
東の海(イーストブルー)」のフーシャ村に住む少年モンキー・D・ルフィは、村に滞在していた海賊〝赤髪のシャンクス〟と親しくなり、海賊への憧れを募らせる。ある日ルフィは「ゴムゴムの実」という悪魔の実を食べ、一生泳げない体になる代わりに、全身が伸び縮みするゴム人間となった。それからしばらくして、ルフィはシャンクスを貶める山賊たちから怒りを買い、海に投げ込まれてしまう。溺れかけ、巨大魚に食われそうになったルフィを、シャンクスは片腕を犠牲にして助け出した。ルフィは、村を去る間際のシャンクスからトレードマークの麦わら帽子を託され、将来立派な海賊になって再会することを約束する。 <漫画版のウィキペディアより>

 

そもそもワンピースとは

 

集英社の「週刊少年ジャンプ」より掲載され1997年7月より26年続く、尾田栄一郎さんによる漫画。

2023年8月現在単行本106巻され、国内累計発行部数は4億1000万部。「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」でギネス世界記録認定。 海外での翻訳版も1億部突破という、名実ともに日本を代表する漫画。

 

 

漫画と相性の悪いハリウッド

 

かつて何度か漫画がハリウッドで映画化されましたが、がっかり作品のオンパレードでした。特に引き合いに出されるのが今回の「ONE PIECE」と同じ少年ジャンプ連載の「ドラゴンボール」で、原作が見る影もなくなってしまいました。

 

何故相性が悪いのか、まずは主人公が日本人から生活習慣が全く違うアメリカ人に代わりますのでこの時点で改変されてします。次に原作に対するリスペクトが足りず、自分たちの都合の良いようにあれこれいじられます。「ドラゴンボール」では、原作を読んだことがない監督によって不幸にも映画化されてしまいました。そして最近はジェンダーレスや人種平等化のいわゆるポリコレの波により、人種や性別が変更されてしまいます。(例:バイオハザードのウィスカーや人魚姫の主人公など)。

 

今回は気合いが入っている

 

「ドラゴンボール」をほぼ丸投げした鳥山明さんとは異なり、「ONE PIECE」では尾田栄一郎さん自身が製作総指揮者の一人として参加し、キャスティングからストーリーまであらゆる側面に関与しました。口頭約束で、尾田先生本人が納得してGOサインを出さない限り発表できないそうです。ですから、ただ単に作品への熱意にあふれる第三者が制作したものではなく、尾田さん自身がキャストの協力を得て制作したような作品と言えるでしょう。そして、制作費に関しては、1話あたり26億円という額で全8話、これはNetflix史上最高の予算とされています。よく例に挙げられますが、映画「シン・ゴジラ」の制作費は約10億円程度と言われています。 このような素晴らしい作品が、一月あたり1600円で見放題で提供されるのは、ファンにとって感謝しかないですね。

 

感想など

 

感想としては、原作に忠実で改編はありますが改悪は無く、キャスティングやセット、CGもほぼ完璧、そして何よりも、漫画を読んだ時に感じるワクワク感がありました。 これ以上望むことはできない最高レベルの作品だと思います。

 

気になった点

①ゾロに代表されるソードアクションは、「るろうに剣心」と比べて迫力に欠ける印象を受けました。

②ゾロの幼少期のシモツキ村のエピソードの舞台は日本ではないようですが、「キル・ビル」のように、キャストや演出が”間違った日本”ぽい雰囲気を醸し出していました。ただし、この作品では日本の漢字は使われていますが、物語の舞台は異世界であり、日本そのものが登場しないため、違和感を感じる必要はないかもしれません。

③関連するシーンで、先生が「くいなは事故で亡くなった」とゾロに伝えるシーンで、カメラがすぐにゾロのアップになるのですが、ゾロはその情報を聞く前から涙を流しているという、タイミングのズレが致命的なミスとしてありました。(※2024年10月の時点では再編集・修正されていました)総じて、ゾロの幼少期のシーンは予想外に低品質でした。又ゾロが落とされた井戸のスケール感がおかしい、井戸の直径は2m弱なのに中が広すぎる。

④ルフィーは毒を自ら毒の入ったスープを食べてしまい、気づいたときにはゴビーに抱きかかえられていましたので、執事がキャプテンクローだった事には気がついていいないにもかかわらず、怒り狂っていた。

⑤アメリカなどでの肥満防止規制の影響からか、ルフィのトレードマークである大食いシーンが登場しませんでした。またポリコレもちらほら有り、のじこが黒人だったりします。

 

優れている点

①ナミのオレンジ色の髪や、ゾロのグリーンの髪など、実写化においては不自然な色を変更することが一般的ですが、この作品ではオレンジやグリーンのままで、違和感を感じませんでした。漫画と実写が完璧に融合していることを証明していると思います。

②キャスティングに関しても、一目見れば誰かすぐに分かる「これ、誰?」という状態になることが一切ありませんでした。これも高く評価すべきポイントだと思います。中には漫画以上の存在感を放つ俳優もチラホラいますね。サンジの育ての親(ゼフ)やガープ中将、ゴールド・ロジャー、コビィなどがその一例です。

③原作は非常に長大なドラマであり、ストーリーの改編は避けられませんが、この作品では緻密に考えられ物語が自然につながっています。重要なシーンには適切に時間が割かれており、原作を大切にしながらも、ストーリーの継続性が保たれています。原作重視のファンにとっては気になる部分もあるかもしれませんが、それに代わる提案があるならば、期待したいと思います。

 

余談になりますが、今シーズンでは登場しない、海軍大将の青キジ(松田優作)、黄猿(田中邦衛)、赤犬(菅原文太)、藤虎(勝新太郎)四人のモデルになった俳優は故人となっていますので、キャストが気になりますね。青キジは松田優作さんの息子で決まりでしょうか?白ひげのモデルはハルク・ホーガン、エネルのモデルはエミネムなのでここは本人に登場してほしいですね。

 

長い間待った甲斐があった「ONE PIECE」ですが、期待以上の出来で大人から子供まで楽しめる作品でした。この作品がNetflixとして成功して、シーズン2以降も制作されること願い、心待ちしたいと思います。本当に感謝です。

 

ps:9月8日のニュースにて、制作を担当したトゥモロー・スタジオはすでにシーズン2の脚本を完成させており、「ゴーサインを待つのみ、早ければ来年にもシーズン2が放送される可能性があると確信している」と発表が有りました。

 

 

 

 

インターネット無料動画配信サービス、TVer(ティーバー)で見られる夏ドラマのご紹介です。

※全話配信中のドラマもあります。

 

今回は、大量にあるドラマから時間の都合上、恋愛ものだけ除いて鑑賞し、お気に入りの作品だけをご紹介する感じになってしまいました。

 

感想としては、いい作品が多い実りあるクールだと思います。

大きな変化として「VIVANT」のように、ちゃんとお金と時間をかけて作られたドラマが誕生したことです。(噂では、1話1億円相当かけたようです) 日本のアニメが世界中で躍進している今、アニメと実写ドラマとのレベル差が少しだけ縮んだ気がします。

 

8月31日にはネットフリックスでいよいよワンピースが配信されます。


独断と偏見で点数つけています。

100点 歴史的傑作

90点 必見

80点 かなりお薦め

70点 ちょっとお薦め

50~60 普通

 

半兵衛のおすすめドラマ

  VIVANT

大手商社に務める社員乃木憂助(堺雅人)はGFLという砂漠の国バルカ共和国の会社にエネルギープラントの契約金を振込ましたが、何かの陰謀で10倍の金額を振り込んでしまい、責任を果たすため直接バルカ共和国に向かいますが、先方は全部下請けに振り込んでしまったと言います。堺雅人は友人のCIAの力を借りて、振込先であるアル=ザイール(テロリスト)に向かいますが、タクシーの運転手に騙され砂漠のど真ん中で放置されてしまい、なんとか町に向かおうとしますが、途中で力尽きてしまいます。

90点 日本ドラマの転換点?

ヴィヴァンは大ヒットテレビドラマ「半沢直樹」のディレクター福澤克雄さんが原作のオリジナルドラマ。

 

最近しょぼい日曜劇場でしたが、お金と時間をかけた本格的なドラマです。モンゴルロケに2ヶ月半かけ一話あたり1億円相当かかっていると言われており、とうとう本気出したTBSという感じでしょうか。 キャストも主役級を惜しみなく投入しています。 阿部寛さんはジャックバウワーばりの役で登場。 翔んで埼玉の二階堂ふみさんは、現地の日本人医師の役で事件に巻き込まれます。 主役の堺雅人さんは、半沢直樹がそのまま登場するような感じです。


ヴィヴァンとは何か?CIAと日本の警察の動き、テロ組織の正体?、巻き込まれた堺雅人さんや二階堂ふみさんの行方、今後の展開が気になりますね。

 

 

半兵衛の準おすすめドラマ

  ばらかもん

都会生まれ、都会育ちの半田清舟(杉野遥亮)は、高名な書道家・半田清明(遠藤憲一)を父に持ち、新進気鋭の書道家としてもてはやされてきた。だが、ある賞を受賞した祝いの席で、清舟は美術館の館長で書道界の重鎮・八神龍之介(田中泯)から「実につまらない字だ」と批判されたことに激高。マネージャー・川藤鷹生(中尾明慶)の制止を振り切って館長につかみかかる。清明は、そんな清舟に「お前は書道家の前に、人間として欠けている部分がある」と告げ、長崎県・五島列島で生活して頭を冷やせと命じる。

78点

原作はヨシノサツキさんの漫画でシリーズ累計1000万部を越えた作品

「ばらかもん」とは舞台となる長崎県五島列島の方言で「元気者」の意味

私は比較的都会の人間なので、同じ日本という国に住んでいて、都会と現地とのライフスタイルの違いに驚かされます。私はマンションぐらしなのですが、お隣さんにどんな人が住んでいるのかわかりません。それほど、他人に無関心なのです。

しかし、私の子供の頃は、夕方になると近所の人たちが道路の脇で七輪でサンマを焼いていました。あたり一面が煙とサンマの匂いだらけになりました。醤油が切れれば隣のうちに瓶を持って行って分けてもらったり、下着で買い物する人とか、当たり前のように外で授乳している人とか、そんな、忘却の彼方に確かにあった光景が今でもその島にあるようです。このドラマは、失われた日本人の心を呼び戻すタイムマシンなのだと思います。

 

  ハヤブサ消防団

 三馬太郎(中村倫也)は、崖っぷちのミステリ作家。5年前に“明智小五郎賞”を受賞し、勤めていた会社を辞めて作家業に専念したのはよかったが、その後は新作を出すたびに初版の部数を削られ、ネットの評価も散々。担当編集者・中山田洋(山本耕史)に励まされながらも、筆の進まない日々が続いていた。  ある日、太郎は山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を確認するためだったが、太郎はハヤブサの豊かな自然に心をつかまれ、この地に移住することを決意する。

75点

原作は「半沢直樹」、「下町ロケット」の池井戸潤さんのミステリー小説。

「ばらかもん」と共通するのはど田舎が舞台なのですが、こちらは横溝正史っぽいミステリーです。

演技派揃いの役者さんで固めていて、どっぷりとはまれるミステリーです。

 

  この素晴らしき世界

浜岡妙子(若村麻由美)は、印刷会社に勤務する夫の陽一(マキタスポーツ)、社会人一年目の息子あきら(中川大輔)と暮らす主婦。『ラビットマート』でパートとして働く妙子は、同じくパートの真由美(猫背椿)と夫や息子の愚痴を言い合いながら毎日を過ごしていた。新人パートの育田詩乃(平祐奈)に手を焼く妙子と真由美の話題は、夫との離婚について。離婚を真剣に考えている真由美はそのためには300万円は必要だと妙子に教えた。

70点

失踪した女優の代役として、平凡な主婦が活躍するというシンデレラストーリー♡

私は、このドラマがお気に入りです。サクセスストーリーというと金銭的な成功者というのが定番ですが、この作品の場合はお金にはあまりこだわりません。毎日のルーチンを繰り返しいつの間にか年老いていく、どこにでもいる主婦が主人公で、そんな彼女が大女優の代役(影武者)に挑戦するというわくわくするストーリーで、正体がバレやしないか?ドキドキ要素もあります。同じように年を重ねて生きてきた、中高年におすすめです。 この愛すべき主人公を若村麻由美さんがみごとに演じています。

 

  トリリオンゲーム

ハッタリと野心と類まれなるコミュニケーション能力が武器のハル(目黒蓮)と気弱なパソコンオタクのガク(佐野勇斗)、正反対の二人がゼロから起業し、ハッタリと予測不能な作戦で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いでこの世のすべてを手に入れようと成り上がるエンターテイメント!

70点

1兆ドル稼ぐという話ですが、これがハリウッド映画のような潤沢な予算せ制作されれば、リアリティーも増して面白いのだと思いますが、日本のチープな予算でどのように実現させることができるのか?楽しみですね。今田美玲さんが今までどこかの妹役から、大企業の社長役を演じています。主役は最近波に乗ってる目黒蓮さん。どっしりした演技というよりも勢いで押し切る演技という感じでしょうか?

 

  シッコウ!!~犬と私と執行官~

今作の主演、伊藤沙莉が演じるのは、ひょんなことから【執行補助者】となる女性・吉野ひかり(よしの・ひかり)。大らかで明るく、親しみやすい性格のひかりは、それまで勤めていた信用組合を辞め、一念発起して上京。憧れだったペット関連の仕事に就くことに…。しかしその会社はある日【執行】をうけ、倒産してしまいます。
 突然職を失ったひかりでしたが、その【執行】を行った張本人である【執行官】の小原樹(織田裕二)から“ある能力”を買われ、【執行補助者】として新たな道を歩み始めることになるのです。その“ある能力”とは「犬にものすごく好かれる」こと。犬だけは大の苦手だという小原はひかりの能力に目をつけ、2人は誰も想像し得なかった凸凹バディを結成することに…。

70点

お仕事ドラマで、今回のお仕事は”執行官”です。

シッコウの現場は、さながら闇金の取り立て屋との違いがわからないほどで、バックに国がついた取り立て屋という感じです。その執行官を織田裕二が演じ、一般市民の目線として、伊藤沙莉さんが登場します。普通なら、一話から、執行官としての職務を正当化してガンガン見ているものに訴えかけそうなところ、織田裕二は3話目まで、一切そのことを打ち明けず淡々と仕事をこなしてゆきます。見ている人はだんだん執行官に同情的になって来ます。そこで、自分の仕事に関してのプライドについて、初めて打ち明けます。

ヒロインは美人でなくても全然大丈夫を証明する作品でもあります。伊藤沙莉さんの演技力あってこそですね!

 


その他

 

  転職の魔王様

転職希望者、1000万人とも言われるこの時代。「この会社で、この仕事で、本当にいいのだろうか」 転職とは・・・自分の人生の”優先順位”を考え直す機会。「仕事」に向き合い、「人生」に向き合う、すべての人に届けます。

「波よ聞いてくれ」で、天才的な演技力を披露した小芝風花さんの最新作。

あれ以来、小芝風花さんの虜になりました。今作では残念ながらあの衝撃はありません。

今作は「シッコウ」と同じジャンルというべき仕事ドラマで、人生の重要な自分の仕事を見つけるドラマです。小芝さんは社畜化されて人生を諦めかけたヒロインを演じています。主役は転職エージェントの大魔王と呼ばれる人物を成田凌さんが演じています。

私のような中年よりも、人生これからの若い人に見てもらいたいドラマです。

 

  量産型リコ-もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-

本作で描く小向璃子は、大学時代に友人と立ち上げたスタートアップ企業「ドリームクレイジー」の社長。ドリクレと共にスタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」を通じてユニコーン企業を目指していく。
 

前作の続編ですが、全く同じ出演者が全く違うシチュエーションで登場する物語で、リコが今回は社長に!矢島模型店だけは変わらずですが、店員の女の子は同じグループのメンバーに交代しています。

プラモデルを組み立てるだけのドラマではなく、今回も、テーマである「スタートアップ企業」とリンクしているのが素晴らしいです。例えば、上手くコミュニケーションが取れない社員さんのとの回では、お城プラモデルを作ります。作っているうちに、このお城をどうやったら攻め落とすことができるのか?や、武田信玄の名台詞「人は石垣、人は城」など、プラモデルを組み立てながら攻略の糸口を掴んでいきます。25分足らずのドラマで気軽に見れ、愛着が湧くドラマです。

 

他の視聴中作品

 

  CODE-願いの代償-

日本離れした作風で、調べたら台湾のドラマのリメイク。坂口健太郎さんはこういったシリアスな作品のほうがいいですね。前作の「Dr.チョコレート」は、ひどかった。

  警部補ダイマジン

漫画が原作で、監督は三池崇史さん。ドラマ自体はけっこう面白いです。

  最高の教師 1年後、私は生徒に■された

けっこうきついドラマです。その中でも、飛び抜けてうまい演技の女子高生がいて、調べたら芦田愛菜さんでした。笑える。私にとっての芦田愛菜ちゃんは、マザーとか、パシフィック・リムなどの天才子役で記憶がとまってました。主役を食っちゃわないか心配です。