ゲーム音楽 FINAL FANTASY Ⅸ 白鳥英美子 「 Melodies Of Life 」 | 半兵衛のブログ

半兵衛のブログ

映画やドラマ好きなので映画やTVドラマのレビュー、ビートルズ関連の曲紹介や、古い洋楽ロック、気になるJポップスのレビューをしています。ペタは見ません、いいねを中心に訪問しています。

Melodies Of Life(メロディーズ・オブ・ライフ)は2000年7月に発売された「ファイナルファンタジーⅨ」プレイステーション1の主題歌として発表されました。

 

作曲はいつもの 植松伸夫さん、作詞はゲームクリエーターの シオミこと伊藤裕之さん。 歌は日本語版及び英語版で白鳥英美子さんが歌い、英語版の歌詞をアレクサンダー・0・スミスさんが手がけました。

 

ファイナルファンタジーを代表するような名曲で、聴けば聴くほど味が出てきます。

 

 

 

 

 

 

--------------------------------------------------------------------------------------

Melodies Of Life

 

                           作詞 シオミ 作曲 植松伸夫 唄 白鳥英美子 

 

宛てもなく彷徨っていた 

手がかりもなく探しつづけた 

あなたがくれた想い出を 

心を癒す詩にして 

 

約束もすることもなく 

交わす言葉を決めたりもせず 

抱きしめそして確かめた 

日々は二度と帰らぬ 

 

記憶の中の手を振るあなたは 

わたしの名を呼ぶことが出来るの 

 

あふれるその涙を 

輝く勇気にかえて 

いのちはつづく 

夜を越え 

疑うことのない明日へとつづく 

 

飛ぶ鳥の向こうの空へ 

いくつの記憶預けただろう 

儚い希望も夢も 

届かぬ場所に忘れて 

 

めぐり逢うのは偶然と言えるの 

別れる時が必ず来るのに 

 

消えゆく運命でも 

君が生きている限り 

いのちはつづく 

永遠に 

その力の限りどこまでも

 

わたしが死のうとも

君が生きている限り

いのちはつづく

永遠に

その力の限り どこまでもつづく

 

--------------------------------------------------------------------------------------

 


◆感想

前回の「アイズ・オン・ミー」でもそうですが、ユーチューブではコメントのその殆どが英語でのコメントばかりです。どれほど世界でファイナルファンタジーが愛されているかがわかります。いくつかコメントを拾ってみます。

  • 私は8歳のときにこのゲームをプレイしましたが、今は21歳(※4年前の投稿)です。ゲーム、ストーリー、そしてキャラクターを忘れるとが出来ません。 Ravenrose Straussさん
  • 今までプレイした中で最高のRPGゲーム。HD PCのリメイクを待っています。Marcelo Becherさん
  • この曲を聞くたびに子供時代が本当に恋しくなる。 Right Wingさん
  • 悲しいことに子供たちは最近このようなゲーム、暖かくて、深い物語、素晴らしいサウンドトラック、ファンタジーに溢れていません。大抵の子供たちは今、西部の血まみれの筋金入りのアドレナリンゲームが好きです。 Squall Doanさん
  • 彼女は歌詞のあらゆる言葉に命を吹き込みます。今ではほとんどの歌手はルーティンのように彼らの歌を歌うだけです - 魂なしで。 Dhanang Wibowoさん
  • 彼女の声は本当に美しいです、いつも私の魂に届きます。私は自分の人生がビデオゲームなしで、具体的には、ファイナルファンタジーなしではどうなるのかわかりません。これらの傑作を高く評価することができる人が大勢いることを嬉しく思います。 sodapop jamさん
  • 白鳥恵美子の声は、天使の声をイメージしたものです。それはとてもなだめるような...私の涙を制御することはできません。とても美しい... Tommy Nguyenさん

子供の頃このゲームやった人々がもう一度この曲を聞くと、ゲームをして純粋に感動した子供の頃を郷愁のように感じられるようです。アニメもそうですが、世界中の多くの人々の人生に多く関わってきた日本のゲームは本当に素晴らしいと思います。

 

◆歌詞の意味

花の一生は短いです。しかし、植物はタネを残し、遺伝子を受け継いた種が新たに生命を誕生させます。毎年同じように花を咲かせてくれますが、それは決して去年見た花ではありません。

 

人間の一生も本人は長く生きることは出来ませんが、残された遺伝子を受け継いだ者が命をつないで生きます。道端で一生懸命に咲いている花のように、人間の一生も限りがあるからこそ、悔いのないように必死に生きるのだとおもいます。「消えゆく運命でも、君が生きている限り、いのちはつづく、永遠に、その力の限りどこまでも」

 

「Melodies Of Life」はそんな何度も繰り返される人々の人生の旋律を冒険にかけて、タイトルにしたのかもしれませんね。

 

英語バージョン

 

 

 

 

 ニンテンドースイッチなどでも移植されて、現代でも普通に遊ぶことができます。

前回紹介したⅧは、ゲームソースコードの消失やフェイ・ウォンの「eyes on me 」の版権の問題や様々な理由でリメイクが発売される予定がありません。私はもう一度プレイステーション1でプレイしてみようかと思っています。