監督 ジョン・タートルトーブ
出演 ニコラス・ケイジ
ジェイ・バルチェル
お勧め度★★★★☆ 星3.5 誰が見ても楽しめます!
ニコラス・ケイジによる持ち込み企画で、アニメファンタジアの中の「魔法使いの弟子」をベースにしています。
製作スタッフも「ナショナル・トレジャー」のスタッフが再集結!
<ストーリー>
時を超えて繰り広げられてきた、“善”vs “悪”をめぐる魔法大戦争──。
善なる魔法使いマーリンの弟子で、第777代目の魔法使いの最高指導者であるバルサザールは、今は亡き偉大なるマーリンの後継者を探すため、一千年近くも世界中を旅してきた。そして現代のニューヨークで、ついにその“選ばれし者”を発見する。だが、世界の運命を担うはずの“彼”は、悪と戦うどころかケンカひとつしたことのない、気弱な物理オタクの大学生・デイヴだった…。
ありえない事態に混乱するデイヴの意志など完璧に無視して、バルサザールは彼を自分の弟子にし、魔法の技と美学を叩き込もうとする。すでにこのとき、人形の形の“魔法の監獄”に封じ込められていた史上最悪の魔法使いたちが、次々と甦ろうとしていた。それを阻止するためには、マーリンの再来であるデイヴに秘められた“謎の力”が覚醒しなければならない。
だが問題は、デイヴは魔法使いとしてあまりにも初心者で、おまけに自分が<魔法使いの弟子>であるという自覚が、致命的なまでに不足していたのである…。<公式ホームページより>
<感想>注意ネタばれ含む
とにかくどこにでも転がっていそうな設定で、ハリーポッターと差別化を図るためでしょうか?
主人公は全く使命感の無い物理オタクです。
この設定だけで、話を広げているような感じです。
そしてストーリーは本当に骨格だけあってあとは、アクションシーンやファンタジーシーンと笑いのシーンを詰め込んだ感じです。
しかしさすがお金がかかっているだけあり、ニューヨークを舞台にした多くのシーンは見飽きさせません。
魔法使いのカーチェイスにどんな意味があるのかわかりませんが、ついつい見入ってしまいます。
金属製のガーゴイルに乗り街を飛び回ったり、
中華街のお祭りのドラゴンと戦ったり・・・・・
戦闘シーンでは、かめはめ波の応酬が繰り広げられます。
なんといっても一番印象に残るのは、
魔法を覚えたての弟子が研究室を魔法で掃除しようとして、ほうきやモップにどんどん魔法をかけて掃除をさせるシーンです。
さすがにファンタジアのオマージュ作品なので、この場面は特に力が入っています。
まるでアニメファンタジアが実写になって飛び出したようです。
大人の私が見てもワクワクするような夢があるので、子供が見たらきっともっと印象に残るのではないかと思います。
このシーンだけでも見る価値があるかも知れませんね。

あああ、またお前か!! 敵役というといつもこの人だな・・・と
うまいけど・・・いい加減うざい!
スパイダーマン2でDrオクトパスを演じた強烈なおじさんです。
あまりにも個性的なので、スパイダーマン2からやってきたのかと思いました。
ディズニー映画は、親子で見れる映画なので、
無難なストーリーや設定や映像が特徴で、はずれがありませんが、特に飛びぬけていいものもない!まるでトヨタ自動車のようですねw
この作品に関しては、私は最後まで楽しく鑑賞出来ました^^