ジョン・レノン  クリップルド・インサイド  | 半兵衛のブログ

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映画やドラマ好きなので映画やTVドラマのレビュー、ビートルズ関連の曲紹介や、古い洋楽ロック、気になるJポップスのレビューをしています。ペタは見ません、いいねを中心に訪問しています。

◆Crippled Inside John Lennon

1971年に発表されたアルバム「イマジン」の中の一曲

ジョージがセンス抜群のドブロギターを弾いています。さすが元ビートルズのリードギター担当! ジョンの曲との相性もばっちりですね^^

「教会へ行ったり 讃美歌を歌ったりはできる だが
どうにも隠せないものがひとつある それは
心に障害を持ったその時だ」byジョン・レノン

なんだか、勘違いしている人が多いのですが、教会に行ってお祈りし、讃美歌を歌えば自分は立派なクリスチャンであり善なる人だと・・・

私がクリスチャンでまず思い浮かべるのは、神の愛の実践者マザーテレサです。まぁマザーテレサは大げさとしても、イメージとしてあります。

良くスポーツなどの競技前に、十字架のペンダントに手をやり・・・
「神の為に頑張ります・・どうか勝たせてください・・・アーメン」
しかし神様は平等ですので頑張っている人にはみんな勝たせてあげたいのです・・・
いくら神様に祈っても無理です・・・・無駄です。

「神様宝くじがあたりますように・・・・」
無理です・無駄です
神様は貧乏人にお金をあげたいはずです・・・
それでも、貧乏人は宝くじが買えないので当たらないのです・・・
無理です。

戦争の戦闘中に自分の無事を祈り十字を切ります
しかし、あなたが勝つことは相手が死ぬこと
相手も、神様に祈っているかもしれません
神様は平等ですし誰にも死んで欲しくないと思っていると信じたい
だから無駄です。

神様を自分の都合のいいように使うのはやめましょう。

話がそれましたが、外見や行動を通じて自分の内面を隠したり偽ったりするほど本当の自分を見失って行きます。そしていつしかその偽ってきた行動に魂が支配されるのです。

演歌にもありますね「ぼろは着てても心は錦・・・どんな花よりきれいだぜ」

他人を偽ることはできますが、絶対に偽れない人がいます。
それは自分自身です。


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Crippled Inside
             作詞・作曲:ジョン・レノン

靴を磨いたり 服を着たりはできる
髪に櫛を入れたり クールなスタイルもできる
笑顔の裏に素顔を隠したりもできる だが
どうにも隠せないものがひとつある それは
心に障害を持ったその時だ

仮面をかぶったり 白粉を塗ったりはできる
自分を人間だと思い込むこともできる
カラーネクタイを締めたりもできる だが
どうにも隠せないものがひとつある それは
心に障害を持ったその時だ

ところで今 きみは ネコが九死に一生を得るという
九つの命を持っていることを知っている
だがきみには たった一つだけ
そして犬の人生は退屈だ
ねぇ 庭をちょっと見てごらんよ

教会へ行ったり 讃美歌を歌ったりはできる
肌の色で おれを判断することもできる
死ぬまで嘘をつき通すこともできる だが
どうにも隠せないものがひとつある それは
心に障害を持ったその時だ


訳:半兵衛(三木卓さんの訳詞を参考にしました)

※Crippled"という言葉は、直訳すると「身体的な障害を持った」という意味ですが、この曲の場合は、心理的な意味合いが強く含まれていて、"Crippled Inside"は、心が傷ついていたり、内面的な問題を抱えていることを表現しています。又、片輪は日本語では、身体障害者を指す言葉ですので、今の時代にはそぐわないので変更しました。
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