サイモン&ガーファンクル 「 The Boxer 」 | 半兵衛のブログ

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映画やドラマ好きなので映画やTVドラマのレビュー、ビートルズ関連の曲紹介や、古い洋楽ロック、気になるJポップスのレビューをしています。ペタは見ません、いいねを中心に訪問しています。

プログレばかり特集していると、ブログ読者がいなくなってしまうので、仕切り直しに、サイモン&ガーファンクルをお届けします。
有名どころの曲はいくつかありますが半兵衛のセレクトはボクサーです


Simon & Garfunkelはポール・サイモンとアート・ガーファンクルのユダヤ系アメリカ人のデュオ1964年から1970年まで活動しました。(その後何度か再結成しています)

ボクサー - The Boxer 1969年にシングル発売され、1970年に発売されたアルバム「明日に架ける橋」に収録されました。
アルバム「明日に架ける橋」は5作品目のスタジオ作品で、は全米・全英・日本のヒットチャートで、1位になり日本でも人気のあるアーチストです。
また、本アルバムはグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞しております。

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The Boxer
       作詞・作曲:ポール・サイモン

僕は本当に貧乏な少年さ
身の上話はめったにした事がなかったんだけどね
反発心なんか使い果たしてしまったよ
ポケット一杯の不平不満へのね
ほら、こんな約束にしたって
すべては嘘や冗談で
結局、人は都合のいいことだけ聞いて
そうでないのは無視するんだから

故郷を捨て家族から離れた頃
僕はもう少年じゃなかったけれど
見知らぬ人々の中
シーンとした静けさ漂う鉄道の駅で、怖くて走り、
地べたに寝ころがり、
ボロボロの服を着た人達が行くような
貧民街を探していた
彼らだけが知るその場所を求めて

肉体労働で金を求めるしかなくて
仕事をいろいろ探しに街に出てみたけれど
職にはありつけなくて
七番街の娼婦からだけ「遊ばない?」って誘われただけ
告白するけど
そうさ、最高に寂しい時には
あそこで、慰めてもらったのさ

やがて冬着を広げていると
家に帰りたくなった
家に帰りたい
ニューヨークの冬のように
キツイところなんてない
僕を呼んでいる、家に帰れと

空き地に立つ一人のボクサー
戦士という職業だ
彼は過去の思い出を引きずっている
彼をダウンさせた 全てのグラブを覚えている
泣き叫ぶまで、痛めつけられた彼は
怒りと、恥ずかしさの中で
「僕は帰る,僕は帰るぞ!」と叫んだ
でもそのボクサーはまだここにいる

訳:半兵衛
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Simon & Garfunkel - The Boxer



Simon & Garfunkel - The Boxer (live 2009)


ボクサーというタイトルですが、ニューヨークに一人旅立って行った少年は、ろくに職業にもありつけず、都会に失望し、もう、何もかもやめて、家に逃げ帰りたいと思っているのですが、その事をリングに立つことに例え、まだ、逃げだせずに戦っている姿をボクサーに例えたのだと思います。

たぶん誰でも仕事や家事がつらい時があると思いますが、そんな時はこの曲を思い出してみてください!あなたは人生というリングに立つボクサーなのです・・・・