我が社は変革期なのか、
色々な打ち合わせが行われています。
変化に適応しようとする部署もあれば、
変化に適応せず、ガラパゴスのまま進もうとする部署もあります。
そのせいなのか、
不健全な業務の投げ合いが多く勃発しています。
そんなわけで、
我が部署もガラパゴスな部署から、
業務を引き取るかどうかを考える必要が出てきました。
組織である以上、仕方ないことです。
そのため、嫌々ながら、
ガラパゴスな部署と打ち合わせをしました。
嫌々ながら。
対談は、
こちらが部長A、課長B、ボクR。
ガラパは部長D、課長E、現場担当者F。
3対3の話し合いです。
部長D「今、こっちでやっとる仕事は、本来は お前らの仕事なんやぞ!」
部長D「ワシらは、お前らの仕事をやってやっとる。っていう認識や。」
部長A「ちなみ、どんな形で仕事やっとるんや?」
課長E「そっちから依頼されて、こっちで引き受けとる仕事ですよ!」
部長A「そうなんか。Rよ、間違いないか?」
ボクR「ええ、そうですね。昔から、そちらに依頼しています。」
部長D「それが、おかしいやろ!」
課長E「何で、こっちがやらんとダメなんや!そっちでやれや!」
担当F「そのせいで、こっちは残業や土曜出勤しとれんぞ!」
ボクR「本当ですか?前に確認した時は こちらの依頼分は、昼頃に終わっとったじゃないですか。残業時間は、純粋な そちらの仕事をしとるでしょ?」
ボクR「それに土曜出勤は毎回、そちらの都合ですし、ボクとしても、本当は金曜日に終わらせてほしいんです。最後の確認はボクがやっとるんで。」
課長B「月何回くらい土曜出勤なん?」
担当F「月1回あるかないかです。」
ボクR「違うやろ!月3、4回あるやろ!」
部長D「土曜は置いといて、残業は何とかならんもんなんか?」
担当F「・・・・・」
課長E「ところで、こっちに依頼しとる仕事は、どういう流れで依頼しとるか分かっとるん?」
ボクR「大まかなところは分かります。細かいところは事務所の女の子に聞かないと分かりません。」
課長E「そもそも、分からん仕事を丸投げして依頼しとるのは おかしいやろ!」
ボクR「確かに 分からないまま仕事を依頼しているのはボクも おかしいと思います。全てを把握していないことについては反省します。」
ボクR「ちなみに、そちらがこちらに依頼している仕事は、Eさんは把握してますよね?」
課長E「うーん・・・ 全部は分からんな・・・」
部長D「仕事を知っとるとか、知らんとかは どうでもいいんや!」
部長D「元々、こっちに依頼してくることが おかしいんやろ!本来、在るべき形じゃないやろ!」
部長A「まず、仕事の内容はどうなんや?こっちで引き取れるもんなんか?」
担当F「どうでしょう・・・」
ボクR「引き取ろうと思えば、全部、引き取れますよ。」
課長B「いきなり、全部は引き取れんやろ。お互い、出来ることからやろうや。」
部長A「そうやな。段階的に引き取れんか?」
部長D「そうや。直ぐじゃなくてもいいんやぞ。」
ボクR「そっちがこっちに依頼しとる仕事と交換なら、直ぐにでも引き取りたいです。」
担当F「うーん・・・」
ボクR「そちらの言う通りで、本来 在るべき形の仕事の方が ボクも良いと思います。何せ、こちらの負担も少なくなりますから。」
部長A「そうなんか?」
ボクR「ええ。そっちが依頼してくる仕事は、緊急対応ばかりなんで、毎日 人員を割いて その業務を優先的に捌いています。」
ボクR「Eさんに聞きたいんやけど、毎日 依頼してきとる仕事は、本当に急いどるものだけなんですか?つーか、急いでない仕事も こっちに流しとるでしょ!裏は取ってありますよ。」
部長D「ちょっと待った。その仕事は、こっちで出来んのか?」
担当F「・・・・・」
課長E「多分、無理やね。」
部長A「そっちからの依頼は毎日あるみたいやけど、こっちからの依頼は毎日あるの?」
ボクR「大体、週2回くらいの筈ッスよ。」
課長B「そもそも、本来の在るべき形の仕事が無理やから、今の形になったんじゃないの?」
部長D「・・・・・」
課長E「・・・・・」
担当F「・・・・・」
部長A「ま、今は変化の最中やから何かあったら、また相談して。」
対談は、何とか無事に終えましたが、
引き取る業務の当事者だったせいか、
はたまた、
対談メンバーで、最も若年者だったせいか、
何故か、集中砲火を浴びまくったような気がします。
しかし、
不可解に感じたのは、
ガラパゴス共の妙な焦りと強気な態度です。
そこで興味本位で、
ガラパ部署の内情に探りを入れてみました。
探りを入れたところ、
ガラパ部署は、瓦解寸前なのだと、直ぐに分かりました。
ガラパ部署の若手中堅社員に話を聞くと、
部長課長級の役職持ちは、
高圧的で攻撃的なので、
若手中堅社員、中間管理職はウンザリしているようでした。
また、
別部署の関係者から話を聞くと、
ガラパ部署の業務に支障が出てきているらしく、
色々な部署が悩んでるようでした。
さらに噂話を聞くと、
ガラパ部長が強気なのは、
後ろ盾になる役員が1人。
後ろ盾になり得る役員が1人。
が、
いるので強く出ているそうな。
その後ろ盾になる役員ですが、
何故、ガラパ部長の肩を持つのかを調べてみました。
しかし、
その話も、簡単に調べることが出来ました。
ガラパ部署も、元々は部ではなく課でした。
ボクが入社した頃は、課の状態でした。
部にする時に、
尽力したのが後ろ盾役員です。
その役員主導の下、部長、課長、係長を集めたり、昇進させたりしました。
部に昇格した時は、
イケイケでパワフルな雰囲気でしたが、
イケイケなのは恩恵を受けた役職持ち達だけで、
現場員や若手中堅社員は、課の時と変わらない待遇のままでした。
その後、
会社の売上も、大幅に増えてきて、
ガラパ部署も、大変な思いをしました。
その忙しい流れのまま、
時は過ぎ、
業務の管理を行わないまま、
今に至ります。
その間にガラパ部長達は、
中間管理職や若手中堅社員を厳しく叱り、
感情的に人を管理するようになります。
そして、
若手中堅社員の退職ラッシュが始まりました。
普通なら、
降格レベルの退職者数でしたが、
役職持ち達には お咎めはありませんでした。
後ろ盾役員が守ってくれました。
厳密には、ガラパ部長達は開き直り、後ろ盾役員のせいにしました。
後ろ盾役員がいる限り、
ガラパ部長達は強気です。
現状、
ガラパ部署は協力会社や派遣会社の人間で、
半分以上、構成されています。
そのため、
社員が定着せず、社員教育が出来ず、
安定した社員を確保することが出来ない状態が続いています。
ガラパ部署は所謂、
生産系の部署なので、
現場力がなければ仕事になりません。
ガラパの内部は、
すでに危ういバランスで保たれているようでした。
会社の変革期以前から、この状態だったようなので、変化に適応するどころではなかったみたいです。
ちなみに、
後ろ盾になる役員は、
あと2年で、
後ろ盾になり得る役員は、
あと1年で完全引退になります。
恐らく、残りの2年は、
厄災を振り撒くものと思われます。
ただ、この調子だと、
2年も経たないうちに
どこかのタイミングで、
ガラパゴス達は弱体化するものと思われます。
調べれば調べるほど、
ガラパ部署は、色々な部署に喧嘩を売っているクレーマーばかりのクレイジーな連中なので、
弱体化のタイミングで一斉攻撃が始まる可能性が高いです。
とりあえず、
それに便乗するか!
もう暫くは我慢です。
そう言えば、
対談の終了後の休憩室。
部長D「どうやR、そっち退屈やろうから、こっちに来いや。」
部長A「ダメや。まだ、こっちでバリバリやってもらわんな。」
部長D「Fと交換ならどうや。」
部長A「そっちの係長2人くらいじゃないと交換できん。」
部長D「R、お前、図面 書いたり、見たり出来るやろ?」
ボクR「えっ、出来ませんよ。」
部長A「出来るやろ。」
部長D「ワシら知っとるんやぞ。」
何よりも恐いのは、
今のガラパゴスな部署に異動になることです。
万が一、
異動になったら、
退職も考えて、身の振りを考えねば・・・

























