6年になり、算数の先生が問題をA-Eにレベル分けしてくれるようになりました。(全てではありません)
長女的には、ABはできる、Cができたら差がつく、DEはチャレンジ、という感じで、テスト方略にも役立ったと思われます。
ただ、「先生がBにしたのにできない!」と癇癪を起こすようになったのには閉口しました
ある程度頑張ってできなかったらまだたくさんやることがあるんだし、解説みたら?それで次できるようになったらいいんじゃない?と、声をかけるのですが、B なのにできないなんて!と思い込んでいるらしく、足をダンダン踏み鳴らしながら粘るのです。
同じ空間に足をダンダン踏みならし続けている人がいると、こちらも段々…ね。
AだろうとDだろうとできないものはできないんだから、次いきなさい!イライラしながらやったって何にもいいことないって知ってるでしょ?時間の使い方を考えなさい!!
と、先日も書いた「時間の使い方を考えなさい」が出てきます。
後期になってからは、少し考えたようで、算数の宿題を最後のお楽しみに取っておくようになりました。
算数苦手な母には理解できない心境ですが、他にやることを全て終わらせて、残り時間は算数をじっくりやることで落ち着いてできたのかな…?
難しい問題を粘って粘ってできた時の笑顔をみると、ここまで来られてよかったな〜、とまだ受験前なのにじ〜んとしていました
今思うと、西村先生の本にあるアタフタさんだったのが、スロー学習の片鱗が見えた、ような気がします。
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『勉強のしかたが
・「やっつけ」になっている
・終わらせることが目的のように・・・
・とにかく急いで解いている
というようになっていると感じられたら、「アタフタさん」になっている可能性があります。』
長女はまさにアタフタさんでした。本には、家庭学習サイクルの見直しや「ちゃくちゃくさん」の勉強法などがあり、長女とのバトルに疲弊していた時などに読んでいました。あっちの方を目指せばいいんだ、と気づきがありました。
塾では、算数が好きなお友達が休み時間も問題を解き続けているのを見て真似してみたら、「自分でやってから先生の解説聞くと、やってない時よりよく分かる!」となり、休み時間も算数を楽しんでいたようです。シンジラレナイ。
好きになる→もっと算数をやる→できるようになる→もっと好きになる→…
この上ない好循環でした。
こうしてみると、算数が好きになったのは本人の努力もありますが、半分は、運良く神先生に出会い、そして、クラスに憧れの算数好きのお友達がいたからな気がします。
先生にもお友達にも感謝感謝です。
…次女はどうなることやら。