亀裂
が入った恋人同士は、なんて脆いものなのだろう。
あの事件以来、私は自分の中の【女】に気付いてしまっていた。
項垂れた彼を見て
『私ならそんな顔させない』
と、加害者のくせに恋心に火を点けてしまったのだ。
『傍にいるだけでいい』と考えていた私はどこへやら
完全に龍をロックオンしていた![]()
そうなればあとは攻めるだけ。
私は亀裂
が入った2人の関係に託つけて、更に龍にくっつきまくった。
イヤラシイことに、龍の相談役に徹して。
自分で考えられる恋の駆け引きや、優しさというものを全て龍に使った。
約1ヶ月後、かすみと龍は私の思惑通り別れた![]()
そしてその日の夕方、私の家の電話
が鳴った。
電話の相手は龍だった。
龍「もしもし…ハル?」
私「うん。どうしたの?」
龍「うん…あのな…今、彼女と別れてきた」
私「そうなんだ…」
龍「で…俺と付き合ってください」
きっとこの時、私は違う意味で笑っていただろう。
私は人生で初めて自分の望む場所を守り、奪った。
この日から龍と私の8年間が始まった…。
☆ここまでが第一章というところです。
…なんだか私、もぅ中学生っぽくないですね
当時のこと書いてて怖いです(
)
高校生から彼氏を奪うとかね…。
後日談としては…当時かすみの友達なども敵に回したそうです(笑)
そりゃそうだ
色々かいつまんで書いているので、具体的じゃなくてすいません…。
この時は龍もイイ人なんですけどね~( ̄▽ ̄;)
というか、イイ人だと思ってたんですけどね…。
次回からガラッと変わります
どうぞお楽しみに

最近ダルダルで、日記も家事もサボり気味の私

旦那も疲れが取れない…って言いながら出勤して行ったよ

こりゃ冷房のせいかな

さて
昨日は私の母と夕飯食べに行ってしまったので、夕飯紹介は一昨日のものだよ

こちら


めかじきの柔らか焼き

大根とにんじんのゴママヨサラダ

なめこ汁

だよ


品数が少なくて焦ったけど
意外や意外に旦那は満足
してたみたい
もともと、おかず<ご飯(お米)の人だから、ご飯が沢山あれば嬉しいみたい

だからいつもうちのお米は減りが早いんだ


今回のめかじきもサラダも旦那が好きな味で

旦那「ご飯足りないかも~
」って美味しそうに食べてくれたよ


めかじきもっと多めに買えばよかった

けど、美味しそうに食べてくれるのって本当に嬉しいね


旦那はお味噌汁が大好き
で毎日のように出してるんだけど、毎回「美味しい~
」って言ってくれるんだ
たまに味噌を入れすぎることもあるけど

食べてくれる人がいるから頑張れるよ

そんな感じで今日も1日頑張ろうね




3人でいることに慣れていた私は、かすみが入ってくることを極端に嫌った![]()
龍の彼女であり、司とも知り合い。
同年代の3人と1人中学生の私。
なんだか自分の居場所がなくなってしまう気がして嫌だった。
実際は龍も司も変わりなく接してくれたのだが…。
そんな私の態度にかすみは気付いていたようだった。
初め優しかったかすみは、だんだんと私と目を合わせなくなり、最終的に常に2人にくっついている私の存在が気に入らなくなった。
考えてみれば当たり前だ。
自分の彼氏にくっついている女を許す人がどこにいるだろう。
それが中学生だろうと女には変わらない。
…いや、きっとかすみは龍に対する私の気持ちに気付いたのだろう。
だが私は「関係ない」と頑なにくっついて離れなかった。
なんとも最低な「妹」だ。
そしてそれは突然訪れた。
かすみ「いい加減にしてよっっ
」
かすみの怒鳴り声が響いた。
龍「だから
何だってんだよっ
」
かすみに続いて龍の声も響く。
かすみ「なんでいつもいつもあの子がいるの
おかしいじゃない
あの子は一体何なのよ
」
少し離れた場所にいる司と私は、一瞬で会話の流れを理解できた。
…かすみが言う「あの子」とは私のことだろう。
龍「別に何でもねーよ
前にも話しただろ
」
あぁ…ついに爆発したか…とノンビリ考える自分がいる。
龍の言葉を聞いたかすみは、振り返ったかと思うと、司の元へ走ってきて声を殺して泣き始めた。
司「…ハル、タバコを龍に渡してきて」
いつもより低めな声で私にそう言うと、司の顔からさっきまでの優しい笑みが消えた。
それの意味することは
【しばらく席を外して戻ってくるな】
中学生の私だってそれくらいは分かる。
私は今かすみと同じ空間にいちゃいけない。
被害者はかすみなのだ。
私は龍の元へ走った。
龍は苦しそうな悲しそうな顔をしてしゃがみ込み、右手で額の髪をくしゃっと握っていた。
私「…タバコ。司から。」
龍は何も言わずに受けとる。
何を言うべきなのかも分からず、戻ることもできず、私は龍から少し離れた場所へ座った。
…どれくらい経っただろう。
夏の日差しで肌が痛い![]()
司も龍も動こうとしない。
私『きっとかすみさんは、まだ泣いているんだろうな…』
ボンヤリとそう考えていた。
かすみさんは何も悪くない。
私が龍を独占したくてくっついていたから。
だからって離れるとしたら、司もきっといなくなる…。
そんなの嫌だ。
2人は私の恩人。離れたくない…。
グルグルと自分勝手な考えが渦巻いて止まらない。
司は今も泣いているかすみをなだめているのだろう。
しばらくして、今までふさいでいた龍がゆっくり立ち上がり、私のすぐ隣にドサッと座った。
龍「何でこうなるんだよ…。俺、何か悪いことしたかな…」
小さな声で呟くと、龍は今まで見たことがないくらい小さく項垂れた。
その横顔を見つめながら、私は自分の中の【女】を改めて感じていた…。

