おはようございますくもり



今日は今から旦那の高校時代からのお友達の家家へ行ってくるよパー



声をかけてくれたお友達は男性なんだけど結婚ベルされていて、二児のパパさん音譜


お嫁さんもお友達で、このお二人はかなり長いお付き合いの末に結婚されたんだってラブラブ!



他にも何人か来るみたいなんだけど、みんな未婚で彼女さんを連れてくるらしいあせる


みなさん初対面だから、かなり緊張だよ長音記号1ショック!あせる




実はかなりの人見知りの私…ガーン


全員年上だしむっ仲良くできるかなぁ…ダウン




そんなわけで今日も【過去恋】はお休みです汗


最近更新がバラバラですいませんダウン



とにかく楽しんで頑張ってくるよかおグー


いってきます!!

地元の駅に着いた時、駅の入り口に両親が迎えに来ていた。

駅から家まで歩いて3分の場所だというのに…。


母は私の姿を見ると「帰ってきた…良かった…」と泣きだした。

父は母をなだめながら私に帰ろうと微笑んだ。


今になれば、ものすごく親不孝で心配をかけたと思うことができるものの、当時の私には親に対して謝罪の気持ちなどほとんどなかった。

両親は事情を知らないから仕方がないけれど、泣きたいのはこっちだよ…!と怒りの感情さえあった。


父親の言う通り、両親は家に着いてからも私を咎めることはなく、むしろお腹は空いていないかなど気を使ってくれた。


私はこの時のことを思うと今でも涙が出るほろり

母を泣かせてしまったのはこの時が初めてだったし、目の当たりにしたのも初めてだった。


自分が自分の子供に同じことをされたとしたら、きっと両親のように振る舞うことはできないと思う。

私なら怒って問い詰めてしまうかもしれない。

きっと言いたいことがたくさんあっただろう…。

でも言わずに私を許して受け止めてくれた。


そんな両親の優しさが見えない私は、帰ってすぐに自分の部屋へ閉じこもった。

謝罪の気持ちはほとんどなかったが、両親に心配や迷惑をかけたのは自覚している。

気まずくていてもたってもいられず閉じこもるしかなかった。

そしてそのまま眠りについた。



次の日、いつものように学校へ向かった。

両親の顔を見るのが嫌だったので少し早めに家を出る。

もちろん会話なんてない。


龍からの連絡もなかった。

私から連絡することもなく、その日一日何もなかったかのように普通に笑って過ごす。


学校の友達は「昨日どうしたの?」と心配そうに聞いてくれたが、「サボってみた」と笑って返すだけだった。

友達も事情を知っていたので察してくれたのか、それ以上詮索することはなかった。



学校から帰っても両親はいつも通りだった。

きっと一日心配で仕方がなかっただろうに…。

またいなくなるんじゃないのか、ちゃんと学校へ行っているだろうかと。

でもやっぱり何も聞かずにいてくれる。

そんな両親に少しずつ罪悪感が生まれ始めてきたが、素直に謝ることが出来ずに気まずいままだった。


この時は一日がとても長く感じた。

龍のことで随時頭を占領されてはいたが、それよりも両親と過ごす家での時間がとても苦痛で仕方がない。

それは自分がしてしまったことを悪いと自覚しているからなのだが、とにかくその嫌な感情すべてに蓋をしたかった。


自分は悪いことなどしていない、今を全力で生きているだけなんだと正当化したかった。

この時私は16歳、思春期のど真ん中で早く大人になりたいと喚き散らす子供だったのだ。

やっていることは子供なのに…ガーン



夕飯の時以外は自分の部屋にこもったまま携帯電話とにらめっこしていた。

龍から連絡がくるのを待つか、それとも自分から電話するか…。

その時はなぜか気持ちがすっきりしていて、別れに対して寂しさも悲しさも感じなくなっていた。


昨夜からの龍の態度や言葉に幻滅したのか…それとも自分が行動したことで満足したのか分からないが、不思議と「これで終わりなんだな」と受け入れる体制が整っている。

今がチャンスなのだが、自分から電話をするのはなんだか癪だ。

でも放っておけば龍は自然消滅を企んでいるかもしれない。


そんなことを考えつつ、仕事に行っているだろう龍の休憩時間まで待つことにした。

休憩時間は多少の誤差はあるものの、だいたい深夜1時くらいと決まっている。

きっと今夜電話が来る…。

やはりドキドキと緊張したが、覚悟はできていた。



ピリリリリ携帯

ピリリリリ携帯



予想通り1時に龍からの着信。

私はいつものように平常心で携帯の通話ボタンを押した。

ペタしてね

この着信が誰からなのかは見ないでも分かる。

当然私の親からだった。



しばらく動けなくなった後、我に返って携帯を取った。


私「はい、もしもし…」


父「もしもし、今どこにいるんだ」



電話の相手は父親だった。

声はとても冷静で低く、絶対零度の怒りが伝わってくる。


もともと父親は以前にも書いたように体育会系だが、声を張り上げて怒るようなことはなく、冷静に淡々と話をするタイプの人間だった。

感情を露わにしてくれればこちらも勢いがつくけれど、冷静な人間に感情をぶつけても意味がない。

だから私は父親がとても怖かった。


その父親が怒っている。

当然の話だ。娘が学校をサボり、勝手にいなくなったんだから。



私「今…龍と一緒にいる」


私は正直に話した。

そして今は帰れないことも伝えた。


父「帰ってきなさい」


私「龍と話したいことがあるの。それが終わるまでは帰らない」


父「それは今そこまでして話すことなのか?」


私「私にとっては大事なことだよ」



父も母も龍を嫌っている。それは当り前のことだし、仕方がないと諦めている。

でもだからこそ「今龍と話しあいたいんだ」とまともに両親に言っても龍の所へは行かせてくれないだろう。

両親にとっては当り前の判断で、気持ちだって痛いくらいに分かっているつもりだ。

でも私にとっては今がとても大切なんだ…。


学校へ行って龍の仕事が終わるのを待って…なんてしていたらもぅ遅い。


父は私の性格も分かっているので、私の言葉を聞いて少し黙ってしまった。

三人兄妹(姉と弟)の真ん中の私は一番おとなしくて頑固者だ。

何を言っても揺らがないことに気付いたのだろう。



父「そこに龍はいるんだな、かわってくれ」


私は少し躊躇いがちに龍へ携帯を突き出した。

龍は煙草を吸い始めていたが、携帯を見ると「俺?」とばかりに首をかしげて受け取った。


龍「もしもし」


私はベッドに腰かけたまま足元に目線を落とす。

父のことは怖かったが、まだ何も解決していないうちに帰るのは嫌だった。


龍はずっと「はい…はい…」と繰り返し、父の話を聞いている。

そのうち龍が少し話をし始めた。


龍「ええ、それは分かってます。俺も何度も帰れって言ったんですけどね」


「はい、帰らせます。大丈夫です」


私はこの言葉を聞いて目を丸くした。

…誰がいつ帰れって言ったって?


龍は携帯を私に押し付けた。


私「もしもし」


父「とにかく帰ってきなさい。何があったとは聞かないから。待ってるよ」


電話越しに聞く父の声は最初の低い声とはうって変わって優しい穏やかな声だった。


電話を切って龍を見た。

龍は吸いかけのタバコをまた銜えている。


この人は本当に嘘つきで調子の良いことばかりだ。



その後すぐにホテルを出て駅へ向かった。

ホテルで途中になった別れ話はそのままだ。


駅の改札に着いて切符を買う。

龍は少し離れた所で黙って待っていたが、戻ってきた私に向かって笑いながらこう言った。


龍「なぁ、お前、何の為にここに来たの?」


私「…さぁ」


涙も何も出てこない。話をしに来たのに何一つちゃんと話せなかった。


それだけ返事をすると、私は改札を抜けて龍から見えないホームまで走った。

ペタしてね