これもしばらく前の事、
6月の講師会です。

テーマはグレード試験の課題曲について。

ピアラグレード試験では
全国どこでも自由曲での受験が出来ますが、
ここの会場では受験級の目安になるようにと
何曲か課題曲を設けた上で、自由曲でも課題曲でもいいよっていう風にしています。
(もちろん本部の了解を得ています)

18級から9級までは、2年ぐらい前に設定しました。
今回は8級から5級までを決めようとしています。
8級の目安になるのは  前回のテーマとなった K545と決まりました。
これと同レベルと思われる曲をどんどん挙げていきますが、
完成度や音楽性によって左右される部分がとても大きいのでとても難しいです。
テクニックはさほど必要なくても、表現力が問われる曲もありますし。。。

講師会の様子。
個性豊かな面々。
曲も、そして食べ物やキャラクターも同じものを選ぶことが少ない5人。
そこが私たちの強みです。
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  月一回NHK文化センターで「こんなに素敵なクラシック音楽♪~ピアニストと再発見しましょ」の講座に参加しています。講師はピアニストの田原さえ先生です。
テーマは「調性について」
ヴァイオリニストの飯塚大氏をお招きして、音程についてそしてそれから発展して「調性について」なかなか興味深いお話が聞けました。

今でこそ「ラ」の基準は440㎐と世界共通で決まっているけれど昔々のヨーロッパではそんなことは全く決まっていませんでした。
だってラジオもテレビも録音機器もないんですもの。
いまでは電車で数時間、飛行機でひとっ飛びの所へも何日もかかって旅をしてようやくたどりついていましたから。
たとえばバッハの時代のドイツライプツィヒでは  415Hz、ヴィヴァルディのいたヴェネツィアでは  442Hz、ローマやヴェルサイユでは  392Hzといった具合でした。
Hz数が小さければ音は低く、数が大きければ音は高くなります。
一口に「ラ」と言ってもその高さは様々だったわけで。

でも今回の田原先生の講座は「調」の違いによる音楽の変化や特徴を見るのが目的。
肝心の基準音「ラ」が街によって異なるならば「調」の違いって一体何なんだ?
この街ではハ長調なものがあちらの街では嬰ハ長調に聴こえる?
それなら「調性」による違いなんてそもそも論議できないでしょ?
でもそこには秘密があったんです。
     ***************
オモシロいです。
ちょっと専門的ですが、音程のこと響きのこと調性のことに興味のある方は
これからでも(たぶん)受講できると思いますので NHK文化センター(仙台)さんに問い合わせてみてくださいね。


さて今回の講座でもう一つ私が面白いと思ったのは
「音楽は理系」というのが腑に落ちたということです。

実は5月30日の松岡先生のレッスンのときに
ピアノの上手な子は理系が得意な子が多いという話題になりました。

それは机の上の問題が解けるということではなく
数を体で理解している子だということでした。

つまり、距離や時間を体で感じることができる人
数の量のイメージを感覚でわかる人。
幾つ伸ばす、倍伸ばす、幾つ数える、どれくらい間隔を取る・・
ということに対してセンス(感受性)を持っている人のことです。
それは私自身がピアノを弾いている時も
子供達のピアノを聴いてレッスンしている時も実感のあることでした。


そして今回の講座。
古代ギリシャでは 音楽 は数学の一部門でした。
数学  mathematicsは ギリシャ語の「マテーマ」という言葉から来ています。
「マテーマ」は学んだことという意味から学問、さらには数学を意味するようになりました。

そのマテーマが「数(数えられる)」と「量(数えられない)」を扱う分野に分けられ
さらにはそれが「静止している」か「運動しているか」で分けられた。


静止している数を扱う科目が  数論(算術)
運動している数を扱う科目が  音楽

静止している量を扱う科目が  幾何学
運動している量を扱う科目が  天文学


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(追記:写真の中の私のメモ、間違ってます。「動く数」が音楽です)

この古代ギリシャの学問の分類と、
上記の「数を感覚で捉える」ことはまさにぴったり。
量も長さも時間も紙の上にあるものではなく、体の内と外にあるんですもん。

数学というものは机の上で難しい問題をとくものだとばかり思っていました。
そして自分は「文系」音楽も「文系」だと思っていましたが、
実は動いている数を扱うもの、数を体感するもの、
というのはまさにまさに、ジャストフィットな感覚。

というわけででタイトルの「ピアノは理系」にやっとたどり着きます。



この講座は6月9日でしたが下書きを書きかけてそのまま時間がたってしまいました。
今日やっとアップにこぎつけた次第です。
4月から松岡淳先生をお招きしてマスタークラスを開講しています。
今回で2回目。

講師の勉強のためと、上級の生徒たちによりハイレベルなレッスンを受けて欲しいと願って始めました。

昨日は講師2人と、中学生がレッスンを受けました。
レッスンはいつでも誰でも見学する事が出来ますが、見られたり聴かれたりされたくない方は、プライベートレッスンにしても構いません。

昨日は、設定時間の関係もあり私だけがずっと見学しました。

そうそう!昨日の朝東京から戻って来たのですが、
松岡先生と同じ新幹線だったみたいです。
先生は「はやて」に私は「こまち」に乗ってました
7時36分発の新幹線に乗って来て
11時からレッスン。お互いハードスケジュールだったのでした。


 
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(写真掲載は本人と保護者の許可を得ています)


曲はバッハインヴェンションの6番と、ハチャトウリャンのエチュード。

5月始めに選曲をして、
昨日まで3回しか教室のレッスンできませんでしたが、
2曲とも暗譜して臨む事が出来ました。
特に子どもの場合、暗譜して受講するか否かで全然違うと思います。

2台ピアノで先生が実際に弾きながら教えて下さいます。
インヴェンションはシンコペーションの面白さを生かして。
後打ちのパートを生き生きと弾く事。
フレージングとアーティキュレーション、ちゃんとわかって弾こう。
32分音符に続く16分音符を強くしない。 
ベースと次のフレーズくっつけて弾かない  などなど。

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ハチャトウリャンは目から鱗の拍子感。
2小節目、4小節目・・・で和音が変わりますが
拍子感は1,2, 1,2 と続いて行く。
そう考えたらとても分かりやすくなりました。
和音が変わることにとらわれ過ぎて、何拍子かわからない演奏になってました。

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私自身とても勉強になりました。
指導者としての責任・・という捉え方ではなく今回は私も大いに質問し、
分からないところは教えて頂きました。
一緒に学ぶ事が出来ていい1日でした。

3人のレッスンを聴いて私が一番勉強になったかも・・と
思ったけど、すぐにそんなことはない・・と打ち消しました。
実際弾いた人にかないません。
弾く事が一番ですよね。
松岡先生にタッチを教えて頂いているのを見て、
私もあとでやってみましたが見るとするとでは大違い。
いつか実際に弾いて教えて頂こうと思います。

 先週金曜日、深沢亮子先生のピアノリサイタルを聴くために上京しました。
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私たちの世代の憧れのピアニストといえば一番始めに来るのが深沢亮子先生
若い頃から全国各地でリサイタルをされ、
NHKの「ピアノのおけいこ」の講師も。

木造ドームのこけら落としのリサイタルを深沢先生にお引き受け頂いたご縁で
そのあとも何度かリサイタルをして頂きました。

現在も若々しく、精力的に演奏活動を続けていらっしゃいます。
今回はモーツァルトとシューベルトのプログラム。

17才でウィーンに留学された先生ならではの
モーツァルト。そしてシューベルト。
モーツァルトは
 ディアベリ変奏曲、ニ短調の幻想曲、そしてK331,トルコ行進曲付き。
 何度聴いても深沢先生とわかる音色です。
 先生の凜とした音が大好きです。
シューベルトは「幻想」ソナタ。大曲です。
 パワフルな深沢ワールド。
次回も必ず聴きに来ようと思いました。

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さて、上京する何日か前。
フェイスブックで米津真浩さんがランチタイムコンサートにご出演のことをアップされていて・・・
昨年3月ドルシネアクヮルテットと共にドームで演奏して下さって以来のご縁です。
なんというラッキー! 
夜開催の深沢先生のリサイタルの前に聴きに行けるじゃありませんか。
会場はカワイ表参道パウゼ。
予約もしないで出かけて行ったら完売!
キャンセル待ちの3番目でなんとか入場できて ほっ!
こちらはショパン。
そしてドゥーセとゴドフスキーのショパンパラフレーズ。
ノリのいいスーパーテクニックを揺るぎない音色の美しさ。

また仙台でも演奏して下さいね(^^)って お話ししてきました。
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こちらは表参道のおしゃれなカフェで頂いたランチです。うふふ
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水曜日、久々の講師会でした。
講師みんなの写真を撮ろうと思っていたのに、すっかり忘れてしまい叫び

テーマはモーツァルトのピアノソナタk545.
これです。
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ジャンケンで負けた2人が演奏します。
私も当たっちゃいました

それから各自弾きにくかった所を出し合いました。
このソナタは、初心者向けですが、
ピアノの基本的なテクニックが網羅されているので、久しぶりに弾くと弾きにくい所がはっきりわかります。

そこはきっと子ども達も弾けないところ。
この曲はスケールやアルペジオが多いので、
基本がしっかりできてないと、後半でヨレヨレになってしまいます。
それを回避するための練習方法や、
再現部に入るためのちょっとしたコツなど、
みんなで指導法の知恵を出し合いました。

その後、サマーセミナーや発表会のタイムスケジュールを確認しました。

次回は6月10日、グレードの課題曲候補を絞ります。
今度は写真撮りますね