Towards the world. 世界へ向けて | 移りゆく光と色彩の音色

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V系ロックバンド Claude Monet 公式ブログ

広がる世界 繋がる絆

Written by SHINGO @Claude Monet


3.11 世界中からこの国へ向けて、多くの祈りの言葉が届いた。

震災から4年。どんなに月日が経過しても、被災者の心に深く刻まれた傷は簡単に癒えるものじゃない。
あの時の悲しみを乗り越えるには、まだまだ多くの時間が必要だと思う。

オレ自身大きな災害を経験した事はないし、直接的な被害を受けた事もないから
被害者の方々の気持ちと完全にリンクする事は出来ないけれど、甚大な被害をもたらした
東日本大震災において被害を受けた方々に対し、謹んで追悼の意を表したいと思う。

決して軽率な発言ではないという事を前提に、今 被災者の方々の為に自分たちが出来る事は
何だろう って、真剣に考えるんだ。

義援金の寄付や現地でのボランティア、どんなに小さな事でも復興の為に出来る事は何かあるはず。
オレ自身がやれる範囲で出来るオレなりの支援の形・・・
そう考えていたら、Facebookに1通のメッセージが来た。

そこには
「You are not alone. We pray for Japan.」(あなたは一人じゃない。私達は日本の為に祈ります)
と記されていた。

見知らぬ人からの突然のメッセージ。それは日本からはるか11000km離れた
遠い異国の地から発信された祈りの言葉だった。

報道で「近隣他国から支援の声が寄せられ~」という記事を目にする事は度々あったけど、
実際に日本の為に祈りを捧げてくれる人が今こうしてここにいるって事を受けて、
胸にこみ上げてくる熱いものを感じたね。

途方も無く遠い距離だけど、すぐ近くに感じる距離。
日本の為に祈ってくれる人が世界中にいる。世界はまだ終わらないなって。

世界に目を向ける事は大事だと改めて実感したかな。
だからオレは9月11日、アメリカへ向けて想いを発信しようと思う。
同時多発テロ事件に巻き込まれた罪のない人々に対して、
今も癒えぬ悲しみを背負っている人に対して、
それでも前へ進もうと、力強く生きている人々に対して、
祈りの言葉を述べたいと思うんだ。

この国に対して、祈ってくれたように。


遠く離れた異国の地から発信された一つの想い。
その言葉がどこかの誰かに届いて、その想いが生きる勇気を持つちょっとしたきっかけになってもらえたら。
1%にも満たない事かもしれないけど、声をあげて輪を広げていく事で大きな力になると信じているんだ。


その言葉を曲と共に届ける事が出来たら。


今オレに出来る事を。少しづつ、確実な方法で。

SNG


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