Classu♢Beauty Space
おとなの遠足 VOL.2 〜蔵見学〜
今回は関西から2名の醸せ師さんと生徒さんをお連れし、5名で参加させていただきました。
まずはじめは、お二人が、どうしても
「三洲三河みりんの角谷文次郎商店」へ
行きたいの。
って言われたので、
私は以前も伺ったことがあるのですが、
お願いしてみたら、快く引き受けていただけて、
実現しました。
みりんは、
もち米、米麹、米焼酎で作られます。
角谷さんのみりんは、
もち米やお米は地元の物ではありませんが、
しっかり吟味され、産地もラベルに書かれています。
地元の物では甘みが足りなかったりと、
拘りがあるようです。
米麹、米焼酎、全てを自家製造でみりんまで作られているとは、驚きでした。
(以前も聞いただろうけど、やはり知識が足りなかった^^;)
この蒸しあがったもち米で作った甘酒をいただきました。
なぜこの三河地方が醸造が栄えたのか、
江戸時代には酒蔵が栄え、
そのかす、酒粕から手軽にすし飯ができたり、
焼酎を仕込んだりと、
粕の活用で、その当時から、
新しい文化が生まれ、栄えていったのでしょう。
家康のお膝元、岡崎付近の豆味噌から広がる醸造の発展が、
これからの私のお伝えしたい教室の新しい内容にも繋がります。
そしてみりんを作る思い。
米一升にみりん一升。
それから、作られる工程を見学させていただきました。
写真の可能なところだけですが。
この大きな升の中にもち米が蒸しあがります。
冷却していきます。
もち米が冷めたら、
米麹と合わせ、
お水の代わりに3ヶ月間、米焼酎に漬け込みます。
その間にゆっくりゆっくり糖化がはじまり、
甘い焼酎が出来上がるのですね。
それから絞りにはいります。
まだまだ焼酎の香りが強いです。
商品になって売られる「こぼれ梅」です。
小さなお子様をお持ちのお客様からの要望で
作られるようになった、
有機栽培のもち米やお米を使ってみりんを作られていました。
私は有機本格みりんのほうが、
美味しかったです。
そして、こちらはみりんに漬けた梅の梅酒。
最後に記念写真。
ふっくらお腹が気になりましたが、
5月に出産予定だとか。
楽しみですね〜
今回も感じました。
飲んで美味しいって感じる調味料を使うこと。
が、
身体に良い調味料選びと習い、学び、
本みりん、や、みりん風調味料を手離しました。
身体を考えたら、まずは、調味料選びから、
お伝えしていかないといけないですね。