No.35 男性の嫉妬や恨みの怖さを知った出来事 | パートから社長になった坂本玖実子の「雨のち晴れ」ブログ

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株式会社クラスモア 代表取締役 坂本玖実子 公式ブログ


超セレブなお客さまに「きみにすべてを任せるよ」
と言っていただき、

家一軒分のインテリア提案をつくる日々が始まりました。

このお宅は2階建てで、
地下にはビリヤード室やバーもある大豪邸です。

今まで使っていた家具・インテリア類は処分して、

すべて新調されるとのことでした。

 

ご主人好みの大きなダイニングテーブルに合わせて
提案したシャンデリアも

ご夫妻はとても気に入ってくださいました。

ただ、かなり重量があるので、天井の構造が関係してきます。




そこで、建物を設計した先生に挨拶を兼ねて、
設計事務所に伺いました。

名刺交換をして
家具やシャンデリアの写真を見せながら
説明し始めたところ、

設計の先生は突然おっしゃいました。

 

「俺は、こんなデザインは大嫌いだ!」

 

にらみつけるような表情でした。

 


「こんな照明をつけるというのなら、あんたが家の中の

照明計画を配置から照度計算まですべてやり直せ!

俺はいっさい知らん!!」

 

腕を組んでプイッと横を向いてしまいました。

 

ショックを受け私は震えが止まらなくなりました。

 

『どうして? どうして? 
何でこんなに怒るんだろう・・・

お客さまが好んでくださっているものを何故、
嫌いなんていうんだろう。

建物の雰囲気とも合っているのに・・・』

 

『どうしよう・・・
こんな大邸宅の照明計画なんて私はできない』

『このことを知ったお客さまに不快な思いをさせてしまう。
そんなことになったらどうしよう』

 

混乱し涙を抑えて設計事務所を後にしました。

 

 

最終的には、設計の先生が照明計画をすべて
担当されたのですが、

この先生にはその後も泣かされました。


後で思ったことですが、

当初予定していたアメリカのインテリア会社は
この先生のご紹介だったのかもしれません。
当然紹介フィーが入るでしょう。

そう考えれば、この出来事も府に落ちます。


女ばかりの家庭で育った私は、
男性の怒鳴り声が必要以上に怖いです。
そして、専業主婦歴が長く、世間知らずだったこともあり、
男性というものは女性の頑張りを応援してれくるものだと
思っていました。

もちろん、応援してくれる素晴らしい男性もいますが、

成功とやっかみはワンセットであるということを学ぶ
最初の経験になったように思います。

・・・・明日も読んでくださいね


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